グリーンレーザー墨出し器とは?レッドレーザーと何が違うのか

工具に関する豆知識
タジマレーザー墨出し器
工具のプロ  サルトくん
サルトくん 岩槻店
 

通常レーザー墨出し器といえば、以前は赤色の機種が多かったですが、
数年前から「緑色」のグリーンレーザー墨出し器も販売をしています。

色が違うだけじゃないの…?」と思うかもですが、そんなことありません。
実は色が緑になったことで、より使いやすくなっているのです!

そこで今回は、なぜグリーンレーザーとなったのかをご紹介します。

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レッドレーザー墨出し器にはデメリットが…

レッドレーザーは、明るい日中だとラインが見えないというデメリットがありました

試してみるとわかるのですが、「えーと、あれどこだ…?」と確認することもよくあります。

そこで登場したのがグリーンレーザー。

ラインの色が「緑」だと、屋内外どちらでも見やすいというメリットがあります

なぜグリーンレーザーの方が見やすいの?

なぜグリーンレーザーが見やすいかというと、「波長」が関係しています。

ムズかしいことを省いて説明すると、レッドレーザーの波長は「635〜690nm」、グリーンレーザーは約「530nm」です。
つまりグリーンレーザーの波長の方が、より短いということ。

グリーンレーザーの方は波長が短いため、人間の目で認識しやすいのです。

レッドレーザーの光を強くすることもできない

では、「レッドレーザーの光をもっと強くすればいいだけじゃないの?」と思うかもですが、実はそれができません

通常使用するレーザー墨出し器は「出力:1mw」「クラス:1〜2」と呼ばれるもの。
もしクラス「3〜4」を使う場合、人間に当たる可能性がある場所では使用ができないようなのです

つまり光の出力を強くしすぎると、今度は外で使用できない可能性があります。

これはもう色を変えるしかない!」となり、弱い出力でも人間にとってわかりやすい「グリーン」のレーザー墨出し器が生まれたということです。

「グリーンレーザー墨出し器」も最初は苦労した!?

今や「タジマ」「テクノ販売」をはじめ、さまざまなメーカーがレーザー墨出し器を販売しています。

その中で当時は、赤いレーザーをレンズで波長を変え、強制的に緑へ変更するという方式でした。
この方式を使うとラインが太くなってしまい、「見にくいけど、レッドレーザーを使うか…」というが定石。

しかし最近はそのまま「グリーン」を照射する機構が大半です。
そのため、ただただ見やすいレーザー墨出し器へと成長しました

とくにタジマ(Tajima)の墨出し器は開発が進んでおり、「ブルーグリーン」というラインを出す機種もあります。
ちなみに「ZEROB-TYZ」という機種です。

気になった方は下記にAmazonリンクを貼っておくので、チェックしてくださいね。

タジマ(Tajima) レーザー墨出し器 TYZ縦横&地墨 ゼロブルー ZEROB-TYZ

 

ライン色が「ブルーグリーン」でギラつきません。

もちろん360度回転微調整ツマミもついているので、どの向きでも対応可能。

タジマの墨出し器は業界でも評判で、他にも「GEEZA」や「TERA」などのシリーズがあります。

ライン色 ブルーグリーン
製品重量(kg) 1
整準方式 ジンバル方式
電源 単3型アルカリ乾電池4本
付属品 単3形乾電池×4本、専用キャリーケース、ショルダーベルト

他にオススメしたいレーザー墨出し器といえば、「エイリアンシリーズ」です。

山真製鋸(YAMASHIN)グリーンエイリアンレーザー墨出し器 GA-03BB(1垂直・1水平ライン照射タイプ)


ヤマシンの「エイリアン」シリーズも、レーザー墨出し器を語る上では忘れてはいけません。

デザインと設計をシンプルに画一することで、コスパが良い機種。

とはいっても性能は従来から下がっておらず、別売りの受光器を使うことで屋外でも使用可能に。

ライン色 グリーン
製品重量(kg) 2.02
整準方式 ジンバル方式
電源 アルカリ乾電池
付属品 専用アルミケース、レーザーゴーグル、L型板、テスト用単3アルカリ電池

もし大手メーカーマキタ製がよければ、下記もオススメ。

マキタ(Makita) 充電式屋内・屋外兼用墨出し器 SK20GD


もちろん大手電動工具メーカー「マキタ」からも販売しています。

ダイレクトグリーンレーザーを採用しており、明るい現場でも長距離投射が可能に。

ライン色 グリーン
製品重量(kg) 1.4
整準方式 ジンバル方式
電源 単3アルカリ乾電池8本 or リチウムイオンバッテリ
付属品 受光器・バイス・アルミケース
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まとめ

レーザー墨出し器も進化を重ね、今はグリーンレーザーが主流になってきました。

ちなみにアクトツールでは工具についての記事をたくさん公開しています。
ぜひほかの記事も参考にしてみてください!

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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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