大工道具でよく聞く「墨壺」とは?

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墨壺
工具のプロ  サルトくん
サルトくん 川口店
 

建設現場で働いていないと聞き馴染みがない墨壺

今は墨壺に代わるものとして「レーザー墨出し機」などがあります。

とはいっても墨壺はかなり昔からあるもので、現代版の墨壺を利用している方も多いです。

今回は豆知識として、墨壺が生まれた経緯などを見ていきましょう。
記事後半からは、DIYユーザーにオススメの墨壺をご紹介します。

それでは始めましょう(^^)

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墨壺とは?


今はこんなにカッコよくなった墨壺。
昔の墨壺を知っている方は技術の発展だなと感じると思います。

建設現場で真っ直ぐな水平ラインの目印をつける道具ですが、以前は本当に「墨」と「壺」でした。
現在も水平ラインを引く工具としては、「レーザー墨出し機」「チョークライン」などがあります。

しかし昔は当然、レーザー墨出し機のような便利な工具はありません
そのため墨壺を利用して水平ラインを引いていました。

逆に考えれば、墨壺がなければレーザー墨出し機などは発明されていなかったかもしれません。

墨壺の歴史とは?

起源はかなり古く、古代エジプトだと言われています

大きなピラミッドが有名ですが、いまだに残っている建物の一つ。
ここまで長く残っているのですから、設計も完璧に近い状態で建設したはずです。

その中で、エジプト人は「墨壺」と同じ役割をする道具を発明。

それが「墨と糸を使用し、木材を切断するときの切断面に沿って線を描く道具」です。
これが墨壺発明の第一歩でしたが、そのときは現在とは異なり「壺・糸・糸車」は一体化していませんでした

古代中国の時代で今の仕組みと同じに!?

「壺・糸・糸車」一体化したのは、古代中国からだと言われています。

具体的には春秋戦国時代あたりだと言われますが、
この話をもっと具体的に書いてしまうと、4,000年の歴史を書くことになるのでやめておきましょう。

この当時、すべてが一体化した墨壺が作られたと言われます。

日本で最も古い墨壺とは?

実は「法隆寺」で使われた木材に、墨壺を使って引いたと思われる痕跡が残っていたと言われます。

そのため日本にある最も古い墨壺は、正倉院に保管されていたということです。
法隆寺は607年に建設されていますから、その前から墨壺はあったのかと思われます。

昔の墨壺はデザイン性もあり、鶴や亀などが掘られています。

現代の墨壺は?

古いタイプの墨壺は、ほとんど使用している方はいないでしょう。
建設現場でも見たことがありませんでした…。

今は「シンワ測定」や「タジマ」が販売している、プラスチック製の墨壺が利用されています。

シンワ測定(Shinwa Sokutei) ハンディ墨つぼ Jr.Plus 自動巻 ブラック 73282

タジマ(Tajima) パーフェクト墨つぼ 極細糸 糸長さ20m PS-SUMHI

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DIYユーザーにオススメの墨壺とは?

DIYユーザーにオススメの墨壺は「チョークライン」タイプです。

通常墨汁だと、一度線を引くと消すことができません
しかしチョークラインは文字どおり「チョーク」で線を引くので、すぐ消すことが可能。

もちろん墨汁タイプは線がはっきりするので、その点はメリットでしょう。

チョークラインの墨壺としてオススメしたいのが「タジマ(Tajima) ピーライン チョーク・ミニ巻 糸長さ15m PL-CLMT」です。


粉の付き具合がよく、DIYで使用している方も多いですよ(^^)

まとめ

墨壺は歴史ある工具ですが、いまだに残っていることもあり便利です。

建設現場だけではなく、「カレンダーを真っ直ぐ貼りたい!」ときにも役立ちますよ。

ちなみにアクトツールでは、水平ラインを出す工具として「レーザー墨出し器」を販売しています!

お買い得価格で提供しているので、ぜひ下記のボタンからチェックしてみてくださいね(^^)

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