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コラム
COLUMN

そういえば電工ドラムって普段気にかけないよね

工具に関する豆知識
電工ドラム
岩槻店店長 菅谷 佳則
菅谷 佳則所沢店

こんにちは!所沢店の竹内です!

5月は久しぶりにキャンプに行きました!!半年ぶりくらいだったのでテントの収納の仕方を完全に忘

れてました・・・

たまに自然の中で過ごすというのは良いものですね!!

さて今回は「電工ドラム」の話をしようと思います。

コードリールという呼び方もありますが、我々の業界ではドラムで通ってます。

しかし一般的にドラムというと楽器の方を連想する方が多いのではないでしょうか?

また円筒形の物体全体を指す意味もあるので、電工ドラムと言った方が伝わりやすいかもしれません

ね。

でもここではドラムでいかせてもらいます!!

実は私が業者時代、一番売った商品がこのドラムだと思います。

おそらく20万台以上は売っているかと思います。

ホームセンターへ売っていたので、職人さんだけではなく一般の方にも幅広く需要のある道具というこ

とですね。

そんなドラムですが、種類がとても豊富で、オーソドックスなものから色々な付加価値が付いたものま

でたくさんあります。

皆さんはそこまで意識したことは無いんじゃないでしょうか?

そもそもドラムにそこまで興味は無いと思います(笑)

私は一番売っていた道具ということもあり、ちょっぴり勉強してました。

そこで思ったのは「ドラムは意外に奥が深い」ということです。

正直バカにしてました、ドラムのこと・・・

どうせコンセントにぶっ差して電源延長させるだけの代物だろ!と思ってましたが大きな間違いでし

た。

ドラムは正しい知識で正しい使い方をしないと壊れてしまうし、一歩間違えば大きな事故にも繋がりかねません。

私の取引していたホームセンターでは客層が一般ユーザーということもあり、ドラムを間違った使い

方をして壊れて返品というパターンが多々ありました。

一番多く発生していたのがドラムを巻いたまま使用してしまうということ。

ドラムはご存知の通り電線がリールに巻いてあります。

使用する場合、使う長さだけ引き出して使った方が片付けも楽だし邪魔にならないと思ってる方もい

るのではないでしょうか?

本来ドラム(延長コード)には許容電流というものが設定されています。

これは電線(銅線)の太さ(1.25sq、2.0sq、3.5sqなど)によって変わってくるのですが、基本的に

1.25sqの電線の許容電流は15Aです。

100V(電圧)×15A(電流)=1500W(電力) となりますので、この場合は消費電力1500Wのものまで問題

なく電力を供給できるという認識になります。

し・か・し! この数字はドラムの電線を全部引き出して使用することが前提となります。

もし電線を1Mだけ引き出した状態で使用した場合どうなるのか?

この場合、許容電流は4Aに低下します。つまり400W以下の電力しか供給できないことになります。

では、このことによってどういう現象が起きてしまうのか?

極端な例えをすると水道のホースを思い浮かべてみて下さい。

ホースを真っ直ぐに伸ばしていると水はスムーズに出ますが、ホースが巻いてあったり折れてたり

すると水の出が悪くなったりした覚えは無いでしょうか?

電気も水と同じ物質なので電流回路が狭くなると電圧降下(電圧ドロップ)が起きます。

この状態で許容電流以上の電流が流れ続けた場合、電圧がドロップするだけなら良いのですが、銅線が

高熱により焼損し被覆が溶け最悪の場合発火します。

こうなってしまうとドラムは使えなくなってしまうというわけです。

このような事態を防ぐため、ドラムの中には温度センサーという機能が付いている物があります。

これは電線が80度以上に熱を持つと自動的に電力供給をストップするというセンサーが付いていて、

2.0sq以上のドラムにはほとんど標準装備されています。

また建築現場などでは温度センサーや漏電遮断器といった機能が付いたドラムでないと使用できない

現場が多いので、上記のような事故は少ないと思います。

気を付けなくてはならないのは家庭などで使用する場合。

なるべくコストを安く済ませたいので安価なものを購入しがちですが、安価なものは機能を排除して

あるので使い方には十分配慮が必要になってきます。

もう一つ、あまり気にかけられないドラムの特性があります。

それはドラムには屋内型と屋外型があるということ。

屋外型は防雨型ドラムとも呼ばれます。

電気を使う際に気を付けなくてはならないポイントの一つに「水分」があります。

当然、雨の中などで電気を使う作業をする場合は十分な注意が必要になります。

屋内型のドラムを雨の日の屋外や湿気の多い場所で使用すると漏電・感電のリスクが大きくなります。

なので屋外での作業をすることがあるのならば、少しコストは高いですが屋外型ドラムをご用意する

ことをお奨めします。

この他にもドラムには色々な種類やバリエーションがあり、けっこう奥が深いんですがこの辺にして

おきます(笑)

もし皆さんが今後ドラムを使うことがあったら、少しでも参考になれば幸いだと思います。

岩槻店店長 菅谷 佳則

岩槻店店長 菅谷 佳則 プロフィールはこちら

アクトツール岩槻店店長の菅谷です。岩槻店で唯一の眼鏡男子です!
工具買取査定歴は約7年ですが常に初心を忘れず一点一点丁寧かつ迅速な査定を心掛けています。買取相談、見積もりだけでも大歓迎ですので、まずはお気軽にお問合せ下さい。
ちなみに唯一の趣味は5年程やってませんがブラックバス釣りです。

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