日本の名工「真道勝雄」とは一体誰なのか?
- サルトくん 草加店
2019.09.13 2024.08.22
真道勝雄氏は日本の名工で、両付鋸(ノコギリ)の製作を行なっていた方です。
今回は真道勝雄氏の製作した鋸について、解説していきたいと思います。
レシプロソーなどをはじめとした電動ノコギリも多く販売していますが、手動のノコギリも味があってとても良いものです。
その中でも真道勝雄が製作した鋸は、おしゃれで目を引くものが多いです(^^)
・真道勝雄の両刃鋸(ノコギリ)について
信州長野の高級両刃鋸
真道鋸製作所は、長野県原村大久保でノコギリの製作を行なっていました。
この製作所で作られていた鋸は「高級両刃鋸」と呼ばれ、信州長野の名品としても有名な鋸です。
もともと長野には昭和20年代前半まで製造業者は20社ほどあり、諏訪地方では最大で「2万5,000」もの両付鋸を生産する生産地です。
真道勝雄氏も「真道鋸製作所」の2代目として、兄弟で鋸製造を行なっていました。
ただ、チップソーや電動工具が発展した結果「両付鋸」の需要が急激に落ち込み、最終的には廃業という形に。
今は製作をしておらず、残った鋸はかなり貴重なものになっており、市場にもあまり出回っておりません。
「真道勝雄」製の鋸はここがスゴイ
現在でも真道勝雄が作成した鋸は市場で流通していますが、数は少なく貴重です。
ちなみに実際の切れ味はというと…。
最高なんです!
力を入れずに軽くてサクサク切れるため、ムダな力を入れずに切断できる優れもの。
名工が製作した鋸というは、ここまで違うのものなのかとビックリします。
跡を継ぐ人はおらず、その貴重な鋸は現存するものだけとなっています。
洒落と粋が詰まった浮世絵両付鋸
上記の画像のとおり、真道勝雄氏は一風変わった鋸「浮世絵 両付鋸」の製作をしていました。
ノコギリに絵が描いてある珍しいものですが、浮世絵と言うところに粋を感じます。
まさに江戸の風情と粋な日本人の繊細が凝縮された鋸と言えるでしょう。
作業能力とオシャレさを両立した鋸
先ほど紹介した「浮世絵」が描いてある両付鋸は、上から防錆加工もしてあるとのことです。
また、「歌舞伎」の絵を印刷した鋸もあり、そちらもテフロン加工がしてあるため滑りも良くなっています。
このようにオシャレな外見はもちろん、作業能力も落とさない鋸が「真道勝雄」製の両付鋸です。
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まとめ
非常に珍しい真道勝雄の両付鋸ですが、過去アクトツールへ入荷されたことがあります。
そのため、もしかしたらアクトツールにまた入荷されることもあるかもしれません。
ぜひ「欲しいな…」と思った方は、アクトツールへ問い合わせてみてください。
もしかしたら入荷されていることも…あるかもしれません!
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