【プロ解説】ハイコーキ(日立工機)のライトまとめ
- サルトくん
2021.05.19 2021.08.05
日立傘下の日立工機からスピンアウトして工機グループに属するハイコーキ。
バッテリーの開発などほかのメーカーの追随を許さない、新技術を徹底的に取り入れる姿勢のメーカー(ブランド)でもあります。
そんなハイコーキ(HiKOKI)の作業用ライトには、さまざまな種類があります。
専ら作業用に利用されることが多いハイコーキのライトですが、キャンプなどのアウトドアにも転用できる優れものが多いです!
一口にライトといえど、正しい使い分けが出来ているかいないかで、今まで以上にさらに便利になりえるアイテムです。
今まで懐中電灯を探していたつもりでも、もしかしたらヘッドライトのほうがあなたの使用目的によりあっているかもしれません。
今回は、どんな種類のライトが販売されているか、それらをどのような場で使えばよいかを一気に紹介していきます。
今後どんな作業用ライトを買うべきか悩んでいる人は必見です!
【ハイコーキ】サーチライト
サーチライトとは、強い光を放ち、スポット的に遠くまで照らすことのできるライトです。
建設現場での暗がり作業や、設備工事の際には最適です。
さらには、キャンプなどのアウトドアや、釣り、夜間の見回りの照明などにも使うことができます。
懐中電灯よりもさらに明かりが強いので、深い霧の中や災害時など、いざというときにも活躍します。
どこか一点を照らすことに特に特化していますが、その場全体をワイドに照らすことも可能です。
コードレスサーチライト 14.4/18V UB18DA(NN)
こちらは14.4/18Vのサーチライトです。
- 遠くまで照らすことのできるスポットモード
- 広く照らすことのできるワイドモード
- その両方を合わせたスポットワイドモード
- 長い時間照射することのできるワイド(ECO)モード
の4種類に切り替え可能。
最大2500mlの大光量で、暗がりでも10m先までしっかり照らします。
手持ちでも、フックを使ってぶら下げても、別売りの三脚に乗せて使うこともできます。
防じん・防まつ仕様なので、アウトドアなどでもホコリや水などの影響が受けにくい設計です。
【ハイコーキ】ワークライト
ワークライトとは、工事現場などの仕事現場で使用されるライトのことをいいます。
作業灯ともいいます。
主に手持ちで使うハンディタイプと、卓上や地面に置いて使う置き型タイプ(投光器)の2種類があります。
ハロゲンライトや蛍光灯などが以前は主流でしたが、最近のモデルはLEDを使用したものが多いです。
元々仕事現場で使うことが想定されているため、防じん性や耐久性の高いものが多く、丈夫なのも魅力です。
広範囲を広く照らす際に特に活躍してくれるライトです。
コードレスワークライト 14.4V/18V UB18DJL
こちらはハンディタイプの14.4V/18Vワークライトです。
明るさを選べてワイドに照射できるワークモードと、スポット照射で遠くまで照らせるトーチモードが搭載されており、シーンに合わせて使い分けが可能です。
ライトの角度は自由自在に変更可能、明るさも強・中・弱の3段階に変更できます。
連続点灯時間はなんとワークライト(弱モード)で約51時間、トーチライトで約43時間。
明るさが長持ちするので、いざというときにも助かります。
コードレスワークライト 14.4V/18V UB18DGL(S)
こちらは置き型の14.4V/18Vワークライトです。
対象物を均一な明るさで見ることができる白色LEDが採用されており、広い範囲を明るく照らしてくれます。
コードレスで使用可能ですが、ACアダプタでも使用できます。
角度も細かく調整可能です。
1台で暗がりの一体を明るく照らしてくれるので、割と人数が多い際の作業時も助かります。
【ハイコーキ】ヘッドライト
ヘッドライトは、頭に装着して使用するタイプのライトです。
両手が空くので、夜間の暗がりでの作業や、特に対象が目の前にある際の細かい作業に向いています。
照射しつつも身軽に動き回れるので、キャンプなどのアウトドアや、登山、夜間の散歩などにも適したライトです。
小さくて軽く、持ち運びも楽なので、災害時などにも携帯しやすいです。
コードレスヘッドライト+アダプタ 120lm UB18DKL(SA)
こちらは小型・軽量タイプのヘッドライトです。
重さは60gしかありません。
リフレクタ(反射板)に表面処理がほどこされ、光が分散することによって目に優しい明るさが採用されています。
光の強さは強(120ルーメン)・中(60ルーメン)・弱(20ルーメン)の3種類から選べ、角度も10段階に調整できます。
一般的に夜間道を歩く場合は、100ルーメン(lm)以上の明るさが必要と言われているので、こちらのヘッドライトは十分にその明るさを満たしています。
防水加工されているので、5分ほど雨にさらされる分には問題なく使用できます。
消し忘れ防止用に、自動電源オフ機能もついていて省エネにも◎です。
【ハイコーキ】トーチライト
トーチライトとは、日本語でいう懐中電灯のことをいいます。
フラッシュライトともいいますが、工具業界では主にトーチライトという名前が採用されています。
従来のタイプは豆電球が使用されているものがほとんどでしたが、最近はLEDが主になっています。
コードレストーチライト 10.8V UB10DAL
こちらは超小型の10.8Vトーチライトです。
約38時間の連続長時間(弱モード)点灯が可能です。
明るさは強・中・弱の3種類から選べ、ビーム経もアジャスタをまわすことによって無段階に調整できます。
夜の外出や点検時、または急な停電の際にも一つあると安心のライトです。
手のひらくらいの大きさなので、携帯にも便利です。
コードレストーチライト 14.4V/18V UB18DEL
こちらは14.4V/18Vのトーチライトです。
ランプのLED化により、連続24時間の長時間点灯が可能です。
その中でも、均一な明るさにより対象物が見やすい白色LEDライトが採用されています。
照射角度は使用用途によって5段階に調節が可能。
長時間の作業用に便利な、肩掛け、吊り下げ用のストラップもついています。
【ハイコーキ】ランタン
ランタンとは、どこかに掛けたり、吊り下げたりして、あたり一帯を照らすライトです。
手にぶら下げて持ち運びもできますが、基本的には置いたり、吊り下げたりして利用します。
どこか一点を照らすよりも、その場全体を均一に明るくするのに優れています。
実際に火をつけて利用するものも販売されていますが、最近はLEDライトのものが多く、エコの面でもLEDのタイプに人気が集まっています。
夜間や暗がりでの作業時にはもちろん、キャンプなどのアウトドアでは大活躍してくれるライトです。
コードレスランタン 14.4V/18V UB18DDL
こちらは14.4V/18Vのコードレスランタンです。
ライトのLED化により、連続12時間(LEDスモールライトを使用の場合は200時間)の点灯が可能です。
フック付き回転ハンドルにより、吊り下げが可能かつ回転させて明かりの方向を替えることもできます。
夜間の暗がりの作業中だけでなく、キャンプなどのアウトドア時には特に便利なライトです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ハイコーキから販売されているさまざまな作業用ライトとその違いをご紹介しました。
作業時にも、アウトドアにも、災害時にも便利なライトは、あるととても頼りになる便利なアイテムです。
ご利用目的や作業に合わせて、ご自身にぴったりのライトを見つけてみてください!