アングルドリルの基本操作から選び方まで徹底解説!
- サルトくん
2023.10.04 2023.10.04
アングルドリルは狭い場所でよく使われ、コンクリートなどの構造物に穴をあける電動工具です。
しかし、ドリルという名前が付く工具はたくさんあるので
「他のドリルとどう違うの?」「使い方は?」と疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、アングルドリルの基礎知識からアングルドリルのメリットやデメリットについて解説していきます!
目次
アングルドリルの基本情報
まずは、アングルドリルの基本を確認しましょう!
呼び方
メーカーによって呼び方が違います。
たとえば、マキタだと「アングルドリル」ですが、ハイコーキだと「コーナドリル」という名前がついています。
用途や特徴はほとんど同じです。
用途
おもに狭い場所でネジの取り付けやビスを打ち込む時、穴をあける時に使われます。
アングルドリルは小型で軽量であるため、大きな工具が使いにくい場面でも活躍します。
穴をあける他の工具として、ハンマードリルや振動ドリルなどがありますが、
比較的大型で狭い場所での作業に向いていません。
狭い場所では、工具を搬入すること自体が難しいケースもあります。
大きな工具を無理に使うと、建物の角などに工具が当たってしまい、
破損や故障につながってしまいます。
アングルドリルは比較的パワーは弱いですが、小回りが利くため重宝されているのです。
メリットとデメリット
アングルドリルのメリット、デメリットについて見ていきましょう。
メリット
・薄い
・軽い
・反動が小さい
パワーは強い方ではありませんが、狭いところでは大活躍する存在です。
ドリルチャックの先端から背までの厚みは、ドライバードリルよりも100mm以上も薄いです。
この薄さが狭い隙間にもスッと入ってくれます。
重さも1㎏前後なものもあり、女性でも簡単に作業できる重さです。
また、使用時の反動も小さいので、体が機械に振り回されることがありません。
デメリット
・開けられる穴が小さい
・力が入れにくい
・持ちにくい
18Vのドライバードリルでは鉄工の13mmまで開けられますが、
アングルドリルだと10mmまでしか開けられません。
1サイズ小さくなりドリルチャックも10mmまでしか取付けできないため、
デメリットと感じる方もいるでしょう。
また、スイッチを押す場所がヘッド部分になるので持つ場所ではスイッチを押せず、
少し力が入れにくい場合があります。
形も特殊なこともあり、持ちにくいと感じることもありますが、慣れていけば問題なく使用できるでしょう。
アングルドリルの使用方法
アングルドリルの基本的な使い方は以下の通りです。
1.穴をあける対象物を決める
2.穴をあける材質によってドリルを取り付ける
3.穴をあける
本機にバッテリを差し込む前に、スイッチが切れていることを必ず確認してください。
穴をあける対象物を決める
対象物が何かによって、適したドリルが違います。
たとえば金属用ドリルは木材にも使用できますが、仕上がりが粗くなってしまいます。
美しく仕上げたい場合は、対象となる材質に適合したドリルを選定して下さい。
穴をあける材質によってドリルを取り付ける
(引用:マキタ)
ドリルを入れていきましょう。
作業中にドリルが外れないように、奥までドリルチャックでしっかり固定してください。
ドリルチャックの3ヵ所の穴のうち1ヵ所の穴にチャックキーを差し込み、左へ回します。
ドリルチャックの先端のツメが開くのでキリを差し込み、チャックキーを回して締め付けてください。
この際、1ヵ所だけをチャックキーで締め付けず、3ヵ所を均等に締め付けてください。
取りはずす場合は、ドリルチャックの穴にチャックキーを差し込み、左へ回してゆるめてキリを抜き取ります。
木工用
木工用ドリルでよく使われるのは以下の3つです。
・先ネジタイプ 作業性に優れ、深い貫通穴あけに向いたタイプです。
・三角タイプ 容易に好きな深さの穴を開けることが可能です。浅い穴や止め穴に向いています
・鋭角タイプ 切削抵抗が軽く、ブレにくいため高精度な穴あけが可能です。
鉄工用
鉄工用はHSSという金属切削用に開発された鋼で作られていることが多く、
主に鉄やステンレスなどに穴をあける際に使用します。
穴をあける
スイッチ入れたりやレバーを押し下げて動作させます。
両手でしっかりとコーナードリルを持ち、穴をあけます。
金属に穴をあける場合は、穴をあけたい位置にセンターポンチでくぼみをつくり、
そのくぼみにキリの先をあてがえば、キリの先がすべらず正確な位置に穴あけが可能です。
穴あけ時にはキリに油(マシン油など)を付けて作業してください。
ただし、製品を無理に押しつけて回転数を大幅に低下させることは避けてください。
作業能率が低下するだけでなく、製品の寿命も短くなるので注意しましょう。
アングルドリルの選び方
アングルドリルを選ぶ際にポイントとなるのは以下の3つです。
・サイズ
・使用可能時間
・重さ
それぞれくわしく解説していきます!
サイズで選ぶ
狭い場所での使用を目的にしているためコンパクトな製品が多いですが、サイズはさまざまです。
たとえば、マキタのDA330Dだとヘッドの高さが66mmのため、
狭い場所だけでなく高い場所、パイプが干渉する場所など複雑な環境でも使いやすいでしょう。
また、握りが細く全長298mmのコンパクトボディで持ち運びも便利です。
使用可能な時間で選ぶ
連続してどのくらい作業できるか確認しましょう。
バッテリーの持ちがいいものだと作業できる時間も増えて効率的です。
いちいち充電する手間だという方はAC電源式がおすすめです。
重さで選ぶ
工具にとって重さは重要ポイントです。
少しの重さの違いでも、長時間の作業になると体への負担は大きく変わります。
充電式かAC電源式かどうかでも重さは異なるので、どちらを優先したいか考慮しましょう。
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まとめ
アングルドリルは、コンパクトボディで狭くて作業しにくい場所で活躍する電動工具です。
小回りが利いて本体も軽いため、長時間の作業でも負担なく使えます。
アングルドリルを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
・サイズ
・使用可能時間
・重さ
購入する際は、この記事を参考に選んでみてくださいね!
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