アングルドリルの基本操作から選び方まで徹底解説!

工具に関する豆知識電動工具
アングルドリルコーナードリル
工具のプロ  サルトくん
サルトくん
 

アングルドリルは狭い場所でよく使われ、コンクリートなどの構造物に穴をあける電動工具です。

しかし、ドリルという名前が付く工具はたくさんあるので
他のドリルとどう違うの?」「使い方は?と疑問に思う方もいるでしょう。

今回は、アングルドリルの基礎知識からアングルドリルのメリットやデメリットについて解説していきます!

👇お持ちの工具の値段がすぐにわかる!👇

工具買取 LINE査定

アングルドリルの基本情報

マキタ アングルドリル

まずは、アングルドリルの基本を確認しましょう!

呼び方

メーカーによって呼び方が違います。
たとえば、マキタだと「アングルドリル」ですが、ハイコーキだと「コーナドリル」という名前がついています。
用途や特徴はほとんど同じです。

用途

おもに狭い場所でネジの取り付けやビスを打ち込む時、穴をあける時に使われます。
アングルドリルは小型で軽量であるため、大きな工具が使いにくい場面でも活躍します。

穴をあける他の工具として、ハンマードリルや振動ドリルなどがありますが、
比較的大型で狭い場所での作業に向いていません。

狭い場所では、工具を搬入すること自体が難しいケースもあります。
大きな工具を無理に使うと、建物の角などに工具が当たってしまい、
破損や故障につながってしまいます

アングルドリルは比較的パワーは弱いですが、小回りが利くため重宝されているのです。

メリットとデメリット

アングルドリルのメリット、デメリットについて見ていきましょう。

メリット

・薄い
・軽い
・反動が小さい

パワーは強い方ではありませんが、狭いところでは大活躍する存在です。

ドリルチャックの先端から背までの厚みは、ドライバードリルよりも100mm以上も薄いです。
この薄さが狭い隙間にもスッと入ってくれます

重さも1㎏前後なものもあり、女性でも簡単に作業できる重さです。
また、使用時の反動も小さいので、体が機械に振り回されることがありません

デメリット

・開けられる穴が小さい
・力が入れにくい
・持ちにくい

18Vのドライバードリルでは鉄工の13mmまで開けられますが、
アングルドリルだと10mmまでしか開けられません。

1サイズ小さくなりドリルチャックも10mmまでしか取付けできないため、
デメリットと感じる方もいるでしょう。

また、スイッチを押す場所がヘッド部分になるので持つ場所ではスイッチを押せず
少し力が入れにくい場合があります。

形も特殊なこともあり、持ちにくいと感じることもありますが、慣れていけば問題なく使用できるでしょう。

アングルドリルの使用方法

ハウツー

アングルドリルの基本的な使い方は以下の通りです。

1.穴をあける対象物を決める
2.穴をあける材質によってドリルを取り付ける
3.穴をあける

本機にバッテリを差し込む前に、スイッチが切れていることを必ず確認してください。

穴をあける対象物を決める

対象物が何かによって、適したドリルが違います。

たとえば金属用ドリルは木材にも使用できますが、仕上がりが粗くなってしまいます

美しく仕上げたい場合は、対象となる材質に適合したドリルを選定して下さい。

穴をあける材質によってドリルを取り付ける

(引用:マキタ

ドリルを入れていきましょう。
作業中にドリルが外れないように、奥までドリルチャックでしっかり固定してください。

ドリルチャックの3ヵ所の穴のうち1ヵ所の穴にチャックキーを差し込み、左へ回します。
ドリルチャックの先端のツメが開くのでキリを差し込み、チャックキーを回して締め付けてください。

この際、1ヵ所だけをチャックキーで締め付けず、3ヵ所を均等に締め付けてください
取りはずす場合は、ドリルチャックの穴にチャックキーを差し込み、左へ回してゆるめてキリを抜き取ります。

木工用

木工用ドリルでよく使われるのは以下の3つです。

・先ネジタイプ 作業性に優れ、深い貫通穴あけに向いたタイプです。
・三角タイプ 容易に好きな深さの穴を開けることが可能です。浅い穴や止め穴に向いています
・鋭角タイプ 切削抵抗が軽く、ブレにくいため高精度な穴あけが可能です。

鉄工用

鉄工用はHSSという金属切削用に開発された鋼で作られていることが多く、
主に鉄やステンレスなどに穴をあける際に使用します。

穴をあける

スイッチ入れたりやレバーを押し下げて動作させます。
両手でしっかりとコーナードリルを持ち、穴をあけます。

金属に穴をあける場合は、穴をあけたい位置にセンターポンチでくぼみをつくり、
そのくぼみにキリの先をあてがえば、キリの先がすべらず正確な位置に穴あけが可能です。
穴あけ時にはキリに油(マシン油など)を付けて作業してください。

ただし、製品を無理に押しつけて回転数を大幅に低下させることは避けてください
作業能率が低下するだけでなく、製品の寿命も短くなるので注意しましょう。

アクトツール中古通販 アクトツール中古通販

アングルドリルの選び方

アングルドリルを選ぶ際にポイントとなるのは以下の3つです。

・サイズ
・使用可能時間
・重さ

それぞれくわしく解説していきます!

サイズで選ぶ

狭い場所での使用を目的にしているためコンパクトな製品が多いですが、サイズはさまざまです。

たとえば、マキタのDA330Dだとヘッドの高さが66mmのため、
狭い場所だけでなく高い場所、パイプが干渉する場所など複雑な環境でも使いやすいでしょう

また、握りが細く全長298mmのコンパクトボディで持ち運びも便利です。

使用可能な時間で選ぶ

連続してどのくらい作業できるか確認しましょう。

バッテリーの持ちがいいものだと作業できる時間も増えて効率的です。
いちいち充電する手間だという方はAC電源式がおすすめです。

重さで選ぶ

工具にとって重さは重要ポイントです。
少しの重さの違いでも、長時間の作業になると体への負担は大きく変わります
充電式かAC電源式かどうかでも重さは異なるので、どちらを優先したいか考慮しましょう。

アングルドリルを売るならアクトツール!

アクトツールでは、アングルドリルの買取を強化しています!
アクトツールは全国に18店舗を構える工具販売・買取店です。
お手持ちのアングルドリルが「倉庫で眠ってる…」という方は、ぜひアクトツールの査定を受けてみてください!

なお、買取方法は「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」に対応!
近くにアクトツールの実店舗がない方でも工具を売るのが可能です。
もちろん、買取にかかる各種手数料は完全無料!
買取相場表で、新品・中古の工具買取価格も事前にチェックできます。

アクトツールの買取相場表を見る

さらにもう一つの便利なサービスが「LINE査定」サービスです。

売りたい工具の写真を撮影して送るだけで、簡単に査定額を確認することが出来ますよ!

LINE査定 LINE査定

また、「高性能なアングルドリルを手ごろに手に入れたい!」という場合は、
ぜひアクトツールのオンラインショップをご覧ください!

アクトツールではアングルドリルをはじめ、大手工具メーカーの機種を多数ご用しております。ご興味がある方は、下記のボタンからチェックしてくださいね(^^)

アクトツールオンラインショップで見る

まとめ

アングルドリルは、コンパクトボディで狭くて作業しにくい場所で活躍する電動工具です
小回りが利いて本体も軽いため、長時間の作業でも負担なく使えます

アングルドリルを選ぶ際のポイントは以下の3つです。

・サイズ
・使用可能時間
・重さ

購入する際は、この記事を参考に選んでみてくださいね!

アクトツールは、スマホで工具の写真をとって、アクトツールのLINEに写真を送るだけで査定ができます
以下のボタンから簡単にご利用いただけますので、ぜひお気軽にお試しください!

LINE査定 LINE査定

👇お持ちの工具の値段がすぐにわかる!👇

工具買取 LINE査定
工具のプロ  サルトくん

工具のプロ  サルトくん

アクトツールのイメージキャラクター『サルトくん』
工具買取のお役立ち情報を発信していきます!
中古工具の買取はアクトツール工具買取専門館まで♪

サルトくんの記事一覧はこちら

関連記事