【マキタ】電動工具のバッテリーマスターガイド!

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システム開発課  Yoshida.K
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  マキタ バッテリー

今回は「マキタ製リチウムイオンバッテリー」の種類・互換性について解説します。

リチウムイオンバッテリーとは、受電・放電ができる電池です。
カンタンに言ってしまえば、何度も使用できる電池を指します(^^)

逆に一度しか使用できない電池は「一次電池」と呼ばれ、繰り返し使用できるリチウムイオンバッテリーは「二次電池」と呼ばれます。

リチウムイオンバッテリーは通常の電池よりコストは高めですが、その分「事故放電」が少なく安全面で優れています

しかしマキタのバッテリーは種類も多く「どれがいいんだろう…」と悩んでしまうかもしれません。
そこでまずは、マキタが販売しているバッテリーの種類と特徴を紹介します!

ぜひ参考にしてくださいね。

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リチウムイオン電池とニカド電池の違い

先述のとおり、リチウムイオン電池は繰り返し使用できる電池です

電動工具をはじめ、ノートパソコンやデジカメなどにも使用されています。
軽量・高電圧・大容量とメリットも多く、自己放電が少ないため一度の充電で長く使用することができます。

一方ニカド電池は昔から使われている電池です。
下記のような形状の電池で、一度は見たことがあるかと思います。

大量の電気を供給することが可能な一方自己放電が多く使用前に充電が必要になるデメリットがあります
また以前よく言われていたことですが、電気が残った状態で「継ぎ足し充電」をすると充電容量が減ることも。

以前はニカド電池が電動工具に使われていましたが、現在はリチウムイオンバッテリーが主流な印象です。

マキタの電動工具用バッテリーの種類は?

マキタ製の「リチウムイオンバッテリー」一つあるだけで、さまざまな工具に使用ができます。
たとえばインパクトドライバー・ディスクグラインダー・ネイラーなどです。

種類もたくさんあり、稼働時間やパワーを細かく選べるのも魅力。

容量(Ah)が大きければ、その分長く使用できますまた電圧(V)が高ければ、その分大きい力を出すことが可能です

マキタからは電圧(V)の異なるリチウムイオンバッテリーを多数販売しています。
次章からそれぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね(^^)

7.2V

BL0715 7.2V 1.5Ah | A-61254

容量 1.5Ah
電圧 7.2V
重量 140g

マキタ製バッテリーでは最小クラスの、7.2V。差し込み式になっており、非常にスリムです。

対応工具は少ないですが、ペン型インパクトドライバーなど軽作業に向いた工具に使用できます

主流バッテリーではないので7.2Vは1機種だけですが、DIY作業ならばこちらを検討しても良いでしょう。

10.8V

BL1040B 10.8V 4.0Ah | A-59863

容量 4.0Ah
電圧 10.8V
重量 376g

10.8Vシリーズでもっとも容量の多いBL1040B。コストパフォーマンスも良いのですが、重量は376gとやや重さを感じるかもしれません

ただ、作業時間が長い方にはオススメです

ちなみに10.8Vシリーズからは他にも「BL1020B」「BL1015」が販売されています。

BL1020B 10.8V 2.0Ah | A-73075 

(引用:楽天公式サイト

容量 2.0Ah
電圧 10.8V
重量 215g

BL1015 10.8V 1.5Ah | A-59841

容量 1.5Ah
電圧 10.8V
重量 210g

14.4V

BL1460B 14.4V 6.0Ah | A-60660

容量 6.0Ah
電圧 14.4V
重量 578g

マキタ製14.4Vのバッテリーでもっとも人気な一台です。

ほとんどの14.4V工具にセットで付属しているバッテリーとなります

プロが長時間使用する作業にも使えますが、14.4Vの中でもっとも重いので持ち運びがやや面倒な一面も。
他にも「BL1415N・BL1430B・BL1450」の3機種が販売されています。

BL1415N 14.4V 1.5Ah | A-58235

容量 1.5Ah
電圧 14.4V
重量 300g

BL1430B 14.4V 3.0Ah | A-60698

容量 3.0Ah
電圧 14.4V
重量 544g

BL1450 14.4V 5.0Ah | A-59259

容量 5.0Ah
電圧 14.4V
重量 485g

18V

BL1830B 18V 3.0Ah | A-60442 

容量 3.0Ah
電圧  18V
重量  688 g

こちらは「3.0Ah 18V」のリチウムイオンバッテリーです。

14.4Vのモデルと同じく残容量・故障をランプでお知らせ。

また安全性にも優れており、高温・過放電・過負荷状態になると自動で電気を遮断します

18Vのモデルには「BL1830B」の他に、「1.5Ah(BL1815N)・2.0Ah(BL1820B)・5.0Ah(BL1850B)」があるので下記から紹介します。

BL1815N 18V 1.5Ah | A-60311

容量 1.5Ah
電圧 18V
重量 172g

BL1820B 18V 2.0Ah | A-61715

マキタ(makita)純正品リチウムイオンバッテリー18V2.0AhBL1820B1点

(引用:楽天公式サイト

容量 2.0Ah
電圧 18V
重量 380g

BL1850B 18V 5.0Ah | A-59900

(引用:楽天公式サイト

容量 5.0Ah
電圧 18V
重量 650g

40V max

BL4040 MAX 40V 4.0Ah | A-69939

容量 4.0Ah
電圧 36V(40Vmax)
重量  1kg

こちらは「4.0Ah 通常は36V(MAX:40V)まで使えるバッテリーです。

マキタ独自の技術「スマートシステム」で、バッテリー負荷を減らし、最適な給電・充電が可能

40Vのモデルには「2.5Ah(BL4025)・5.0Ah(BL4050F)」の2種類があります。

BL4025 MAX 40V 2.5Ah | A-69923

容量 2.5Ah
電圧 36V(40Vmax)
重量 715g

BL4050F MAX 40V 5.0Ah | A-72372

(引用:楽天公式サイト

容量 5.0Ah
電圧 36V(40Vmax)
重量 1.3kg

全機種スペック表

下記からは電圧ごとに容量・重量のスペックを表にしたので、参考にしてください(^^)

7.2V

容量 電圧 重量
BL0715 1.5Ah 7.2V 140g

10.8V

容量 電圧 重量
BL1040B 4.0Ah 10.8V 376g
BL1020B 2.0Ah 10.8V 215g
BL1015 1.5Ah 10.8V 210g

14.4V

容量 電圧 重量
BL1415N 1.5Ah 14.4V 300g
BL1430B 3.0Ah 14.4V 544g
BL1450 5.0Ah 14.4V 485g
BL1460B 6.0Ah 14.4V 578g

18V

容量 電圧 重量
BL1815N 1.5Ah 18V 172g
BL1820B 2.0Ah 18V 380g
BL1830B 3.0Ah 18V 688g
BL1850B 5.0Ah 18V 650g

40V max

容量 電圧 重量
BL4025 2.5Ah 36V(40V max) 715g
BL4040 4.0Ah 36V(40V max) 1kg
BL4050F 5.0Ah 36V(40V max) 1.3kg

マキタの電動工具用バッテリーの互換性は?

マキタのリチウムイオンバッテリーは使い勝手が良いのですが、一部工具では使用できません

互換性の有無をチェックするには、

・本体にLXT表記がある機種
・バッテリー接続部分に★マークがある機種
・バッテリー接続部分が黄色の機種

を確認しましょう。
上記ならば「互換バッテリー」の取り付けが可能です。

互換性がない機種を無理に使うと、故障の原因にもなります

使用前に互換性があるかどうかきちんと確認しましょう!

互換バッテリーの安全性は?

マキタ製のリチウムイオンバッテリーは、コストも高めです。

そのため「互換バッテリー」も発売されていますが、当たり外れがあるので注意しましょう

互換バッテリーの例

 

たとえばパワーが必要なインパクトドライバーの場合、互換バッテリーだとパワー不足になりがちです。

また、互換バッテリーを使用して「電動工具」が壊れた場合、つうじょう保証されません

そのため基本的には「純正」のバッテリーがオススメです
ちなみに互換バッテリーを使用し、中身が膨張・爆発したケースもあるようです。

バッテリーアダプタコンバーターの例

ちなみにバッテリーの「変換ケーブル」や「バッテリーアダプタコンバーター」などの商品も販売されています。
ただ配線がムズかしいため、プロ向けです。

互換バッテリーは当たり外れが存在しますが、問題なく使用しているユーザーもいます。
コストを抑えたい方には役立ちますが、安全面・補償面などを考慮した上で検討しましょう。

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【18V vs 40Vmax】マキタの電動工具バッテリー対決!

マキタでよく利用される「18V」とマキタ最強の「40V」ですが、一体どちらの方がいいのでしょうか?

もちろんパワーだけを考えれば40Vの圧勝ですが、18Vを購入するメリットも多いです。

ここからは、18V・40Vのメリット・デメリットをそれぞれ見比べていきましょう。

18Vのリチウムイオンバッテリー


✔メリット

  • バッテリー本体が比較的小さくて軽い
  • 40Vmaxと比べて価格が安い
  • 18Vの工具のラインナップが多い
  • DIYや日曜大工向けには十分の容量

 

✔デメリット

  • 40Vと比べるとパワーが小さい
  • 稼働時間が比較的短い
  • 18Vの電動工具と同じモーター出力の場合、発熱が大きくなる

 

18Vは「コスパ」「軽量」の2つが魅力です。
18Vバッテリーとは言ってもDIY・日曜大工なら問題なく使用でき、ラインナップも多くあります。

一方パワーは40Vと比べると弱いです
また同じ出力のモーターの工具を使用する場合、電圧を下げると発熱が大きくなります。

そのため過負荷時に注意が必要です。

40Vmaxのリチウムイオンバッテリー

✔メリット

  • パワーが圧倒的に強い
  • 稼働時間が長い
  • 高負荷時に発熱が低く、モーターの保護停止が起こりにくい

 

✔デメリット

  • バッテリー本体が大きく、重い
  • 価格が高い

 

40Vのバッテリーは、圧倒的なパワーが魅力です

稼働時間も長く、高負荷をかけても発熱しづらいので、モーターの保護停止が起こりにくいです。

18Vのバッテリーと比べると価格は高く、重いのがデメリットになります
職人さんが使用しているイメージが強く、プロにオススメしたいバッテリーです。

マキタバッテリーの寿命は?

マキタのバッテリーは「最長500回程度の充電」が一つの寿命の目安と言われます。

もちろん500回充電したからといって必ず寿命をむかえるわけではありません
大事に使用していれば500回以上の使用も可能でしょう。

そのため1日使用する方でも、1年以上は寿命がもつ計算になります。

寿命を長くする方法

寿命を長くするには、充電しすぎないことです

スマホの充電を100%の状態でさらに充電すると、逆にバッテリー寿命を縮めると言われます。

マキタのバッテリーも同じで、充電が満タンになったら取り外すことが大事です。
充電をしすぎないことが、逆に寿命を長くすることにつながります

買い替え目安

まず、充電しても充電されないバッテリーは買い替えが必須です。

また充電してすぐに電池がなくなる場合も、買い替えの検討をオススメします。

まとめ

マキタのバッテリーは繰り返し使うことができ、一部マキタ製工具と使い回し可能なので利便性も良いです

長い目で見ればお財布にも優しいバッテリーですが、なかなかバッテリー単体で購入する機会も多くないと思います。

また、バッテリーは意外に高い買い物です。たとえば「BL1830」を新品で買うと、Amazonでは15,200円(2022年10月3日)です。

バッテリー一台で1万円以上かかるので、

この値段でバッテリーを買うのはちょっと予算がキビしい…

もう少し安ければ買うのにな…

と悩む方もいると思います。

そんなときはぜひ、アクトツールのオンラインショップをのぞいてみませんか?

中古工具販売店専門店であるアクトツールでは、多くの中古品を販売しています。
未使用品のバッテリーも販売しているので、掘り出し物が見つかることも。

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システム開発課  Yoshida.K プロフィールはこちら

新卒で入社し、店舗での買取・販売スタッフ経験を経て現在は、アクトツールのマーケティング責任者として活躍中。多くのお客様との接客経験から得た工具に関する知識を活かして、ホームページの監修をメインに行っています。

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