【珍しい工具】エアーコンプレッサーアタッチメントをご紹介!

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システム開発課  Yoshida.K
Yoshida.K 川口店
 

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アクトツール川口店の買取担当吉田です。

今アクトツール川口店で買取させていただいた工具をご紹介いたします。

アクトツールでは毎日、新しい工具から数十年前の工具まで、大量の買取品が持ち込まれます。
中には当然、海外製の工具や珍しいレア工具などが紛れていて、思わぬ掘り出し物が眠っていることもしばしば……。
本日はそんな買取した工具の中から、ちょっと変わった工具を紹介させていただきます。

その名も
『エアーコンプレッサーアタッチメント ACA-1』です。

入社して以来、数えきれないくらい工具を買取ってきましたが、お目にかかるのは初です。
ラベルを見る限り、十中八九アメリカ製でしょう。
左下の方には、『Chicago 20, Illinois』と書いてあります。シカゴ生まれ埼玉育ちです。
製造元は『PORTABLE ELECTRIC TOOLS, INC.』でしょうか。そう書いてあります。

さて、はっきり言って何をするための道具なのか、最初はマジでわかりませんでした(笑)
隣にいた工具に詳しい先輩に見せてみると、一瞬首をかしげましたが、ひらめきました。

『ドリルチャックを持ってこい』

そうです、この本体後ろの突起部分、実はこれが回転するんですね。なるほど。
突起部分にドリルチャックをセットしてドリルを作動させると……。
すごいです。反対側のカプラからエアーが噴き出しました。こいつは目からウロコです。
てっきり名前からして『エアーコンプレッサーに取付けるアタッチメント』なのかと思っていましたが、違うんですね。

こいつ自身がコンプレッサーだったんです。すごい。

(まあラベルをよく見れば上の方に『POWERED BY ANY 1/4″ELECTRIC DRILL』って書いてありますが……。)
(この時は全く気が付かなかったんです。)
構造的には恐らく単純に、本体内部にモーターの回転と連動するピストンが入っている感じだとおもいます。
回してみたら結構すんなりと動作したので、結構丈夫なつくりっぽいです。
仕様なんかも、ラベルをよく見ると書いてありますね。

0-80 PSI RANGE → 0~0.8PMaくらいなので一般的なコンプレッサーと同等の圧力です。結構出ますね。
1/2 CFM – 20PSI – 1500RPM → 回転数1500RPMの時に、0.2MPaくらいの圧力で、1/2CFMくらいの吐出量ということでしょうか?

1/2CFM=約14L/minくらいです。
小型のベビコンタイプで大体100L/min前後なので、1/10くらいです。

最大スペックまで引き出すには、6000RPMで回転するモーターが必要ってことになりますが、耐えられるのか……?
こいつ自身はもうかなり古そうなので、ちょっと心配ですね(笑)

今回のように見たこともない工具が入荷すると、いろいろと深堀していくきっかけになるので、とても勉強になります。
それもたくさんのお客様が買取に持ち込んでくれるが故のことですね。ありがとうございます。

それでは、まだ見ぬ工具を求めて、買取の業務に戻らせていただきます!

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システム開発課  Yoshida.K

システム開発課  Yoshida.K プロフィールはこちら

新卒で入社し、店舗での買取・販売スタッフ経験を経て現在は、アクトツールのマーケティング責任者として活躍中。多くのお客様との接客経験から得た工具に関する知識を活かして、ホームページの監修をメインに行っています。

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