ハンドインパクトドライバーで固着したネジも楽々取り外し!
- サルトくん 戸田店
2019.11.30 2024.08.21
打撃力を回転力に変換して作業ができるハンドインパクトドライバー。
部類としては「手工具」で、プラス(マイナス)ドライバーと形状が似ています。
固着したネジの取り外しでかつやくし、コンパクトなので持ち運びも楽々です(^^)
この記事ではハンドインパクトドライバーの特徴と、オススメの機種を3つ紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね。
・ハンドインパクトドライバーの概要
・オススメのハンドインパクトドライバー
ハンドインパクトドライバーとは?
固着したネジを取り外すのに便利なのが、ハンドインパクトドライバーです。
打撃力を回転力に変換させるため、大きな力で固着したネジを回すことができます。
みののように叩いて使用するのが一般的。
ハンドインパクトドライバーの先端を固定して上部から叩きます。
すると回転力が加わり、固着したネジをスムーズに回すことが可能です。
別名、
–ショックドライバー
–打撃ドライバー
–手動インパクトドライバー
と呼ばれています。
ハンドインパクトドライバーと貫通ドライバーの違い
似ている工具で「貫通ドライバー」があります。
貫通ドライバーは回転機構を持っておらず、グリップ上部が叩けるようになっています。
そのためハンドインパクトドライバーよりも力の調整がしやすく、微調整しやすいのが特徴です。
そもそもなぜネジを舐めてしまう(カムアウト)するのか?
「ネジを舐める」というのは、ドライバーでネジを回すときに刃先がネジ頭の外へ逃げることを言います。
このことを「カムアウト現象」と言ったりもします。
ネジ頭には「+(−)」の形状になったくぼみがあり、通常ならその部分に刃先を当ててネジを締めたり緩めたりしますよね。
しかしネジを舐める状態になると、ネジを緩めることができません。
なぜならネジ頭の「+(−)」が崩れてしまうことがあり、回そうにも回せないためです。
すると「さて、どうしようかな全然回らないぞ」となってしまいます。
ネジが緩まないからカムアウト現象が起きる
では、なぜカムアウト現象が起きるのでしょうか?
理由はカンタンで、ネジが緩まないからです。
がんばってドライバーでネジを回転させようとしても、ネジの固着力が強力ならそのネジはドライバーで回りません。
ネジが回らない状態でそれでもがんばって回そうとすると、ドライバーがズレてしまうことがあります。
ズレた拍子にネジを舐めてしまい、ネジの「+(−)」部分が潰れて回せなくなるということです。
回せないネジはハンドインパクトドライバーで回す
ここで頼りになるのがハンドインパクトドライバーです。
カンタンに作りを紹介すると、内部に挿入されている軸部がカム回転機構を介して接しています。
使い方は、刃先を「固着したネジ」に押しつけながらグリップを後ろからハンマーで叩きます。
するとハンドインパクトドライバーの軸部が強制的に回転し、固着したネジを緩めることが可能です。
この威力は絶大で、手では緩めることができなかったネジもカンタンに緩めてくれます。
ハンドインパクトドライバーを使うときのコツ
ハンドインパクトドライバーを使うときは、ちょっとしたコツがあります。
重要なポイントは、緩める方向に回しながらハンマーで叩くことです。左側に緩めるのであれば、ドライバーを左側に緩めつつハンマーで叩きましょう。
理由はカンタンで、緩めるときに若干無効空間があるためです。
無効空間とは打撃力が回転力に変わらない区間を指し、もともと緩める方向に回すことでそのムダを省くことができます。
さらに、ハンマーはなるべく重い方が良いです。
インパクトという言葉だけあって、一瞬で大きな力を与えることが大切です。
プラスチックハンマーだと緩まないので、ご注意ください。
オススメのハンドインパクトドライバー
ベッセル(VESSEL) メガドラ インパクタ 貫通ドライバー +2×100 980
通常のドライバーとしても使えるため、プロから一般ユーザーまで幅広く使われています。
貫通ドライバーにカム回転構造を採用しており、刃先は高精度ブラックポイント加工です。
ハンドルもオイルに強く、耐久性も申し分ありません。
ベッセル(VESSEL) インパクトドライバー 240001
ワンタッチで左右切り替えができ、ハンドルも滑りにくいソフト樹脂対応。
ビットアダプターを取り外すと12.7mmのソケット取り付けも可能です。
アネックス(ANEX) インパクトドライバー ミニタイプ 差込角6.35mm ビット4本組 No.1903-S
シンプルな差し替え式のインパクトドライバーです。
対角6.35mmビットも装着でき、他社製のビット装着にも対応しています。
まとめ
ハンドインパクトドライバーは、潰れたネジを強制的に緩める優れた手工具です。
建設現場ではもちろん、DIYユーザーの方も持っておいても良いかもしれません。
1,000円台から購入できる機種もあるので、ぜひ検討してくださいね(^ ^)
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