【工具屋解説】アクリルカッターの種類・選び方とおすすめ製品
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- サルトくん
2026.03.04 2026.03.04
「アクリルカッターの選び方が知りたい」
「おすすめのアクリルカッターを買いたい」
今回は上記に回答する記事です。
アクリルカッターは名前のとおり、アクリルを切断することに特化した工具です。
刃先が独特な形状をしているのが特徴で、写真立ての作成などDIYでも活躍します。
そこで本記事では、アクリルカッターの概要から選び方を紹介します!
記事後半ではおすすめのアクリルカッターや基本的な使い方についても説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね(^^)
目次
アクリル板のカットに特化した工具「アクリルカッター」
アクリルカッターとは、
・アクリル板
・塩ビ板
・ABS
・ポリカーボネート
などの硬いプラスチック板を切断する際に使用する工具で、別名プラスチックカッター。
溝を掘ることもできるため、写真立ての作成でもよく利用されています。
もちろん建設現場などでも使用されます。
現場でアクリルを加工する場合、ヒビ割れや切り口の粗さがどうしても心配事としてあげられます。
そんな時に便利なのがアクリルカッター。
刃の硬度が高く、フック状になっているのが特徴です。
この刃がフック状になっているのがカッターナイフとの大きな違いで、通常は直線的な刃になっていることがほとんど。
切断方法も特殊で、フック状の刃先で素材に切れ込みを入れ、手で割るような形で切断します。
そのため「切る」というよりかは「切り割る」という表現が正しいでしょう。
なお、カッターナイフなど一般的な刃物の場合「アクリル板」を切断するのは容易ではありません。
アクリル板は柔らかく、かつ硬質な素材であるため一般的な刃物だとそのまま切断できないためです。
そのためアクリル板の加工をする際は「アクリルカッター」を使用するのが一般的となっています。
用途別!アクリルカッターの主な種類とそれぞれの特徴
アクリルカッターには、下記4つのタイプがあります。
-大型カッタータイプ
-小型カッタータイプ
-円切カッタータイプ
-電動タイプ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
厚みや硬度があるプラスチックの切断に適した「大型カッタータイプ」
大型カッタータイプは本体が大きく、力を込めやすいのが特徴です。
厚みのあるアクリル板・硬質プラスチックを切断する際に適しており、切断できる板厚は5mm程度が目安です。
曲線などの小回りも利きやすい「小型カッタータイプ」
小型カッタータイプは本体がスリムで小回りが効き、取り回しの良さが特徴です。
曲線の細工・罫書き・薄い板の切断に適しており、切断できる板厚は3mm程度。
逆に3mm以上の厚みになると加工に時間がかかってしまうため、作業用途に合わせて選びましょう。
アクリル板を円形に切断できる「円切りカッタータイプ」
円切りカッタータイプはコンパスのような形状をしているのが特徴です。
中心を固定して円形に溝を掘っていくイメージで、丸窓を作るときやシンプルに穴あけ加工をするときに使用されます。
商品にもよりますが、切断できる板厚は3mm程度。
円の形にカットする場合応力が集中しやすく、厚物だとヒビ割れリスクがあるため、用途に合わせて選び分けすることが大切です。
軽い力でスムーズに切断可能な「電動タイプ」
電動タイプは、熱線・超音波でアクリルを溶かしながらカットするのが特徴のアクリルカッターです。
手動に比べて圧倒的に効率は良い一方、熱で素材が反ってしまうなどのデメリットもあります。
切断できる板厚ですが、製品によっては10mm以上も可能。
ただ板厚が厚いほど切断面の処理が難しくなるため、初心者の方には少し扱いづらい可能性があります。
【工具屋が解説】アクリルカッターを選ぶ2つのポイント
アクリルカッターを選ぶときは、下記2つがポイントです。
1.刃の固定方式
2.刃の材質と機能性
それぞれ紹介します!
1. 刃の固定方式
アクリルカッターの刃の固定方式は3つあります。
| 固定方式 | 特徴 |
| 固定式 | 刃が本体に直接固定されており、分厚く硬い素材の切断も可能 |
| スライド式 | 刃の出し入れができるため、材料の厚みに応じて刃の長さの調整が可能 |
| ネジロック式 | 刃を必要なだけ出してロック可能 |
とくにプロの場合、分厚い材料や硬い素材を切断することも多いため、ネジでしっかりと固定できるタイプがおすすめです。
2. 刃の材質と機能性
次に刃の材質と機能性です。
アクリルカッターの刃は大きく「工具鋼製」と「超硬チップ付き」の2つに分けられます。
工具鋼製は価格・性能どちらも標準なので、DIY程度であれば工具鋼製でも良いでしょう。
一方超硬チップ付きの場合、耐久性が非常に高く、硬い素材の切断にもおすすめです。
価格は工具鋼製よりも高くなりますが、プロが使用する場合超硬チップ付きの刃を選ぶ方が良いでしょう。
工具のプロが厳選!アクリルカッターの人気おすすめ製品一覧
アクリルカッターの人気メーカーとして挙げられるのが「オルファ」「三木技研」の2社です。
そこでここからはプロの使用にも耐えるおすすめの商品を紹介します。
迷ったら以下の商品から選べば問題ありません。
オルファ Pカッター
L型
(引用:OLFA)
アクリル・塩ビ板など硬質プラスチック板専用の大型カッターです。
すじ入れにも活用でき、固定方式はネジロック式。
本体に替刃が2枚内蔵されており、比較的厚い素材を切断するならL型がおすすめです。
S型
(引用:OLFA)
上記の「L型」よりもサイズダウンしたのが、こちらのS型です。
そこまで厚い素材を切断しないのが前提であれば、こちらでも良いでしょう。
三木技研 プラスチックカッター
A-650
(引用:三木技研)
プラスチック板・デコラ板・スレート板の切り割にも最適なA-650。
全長140mmの大型プラスチックカッターで、厚い素材を切断したいときに便利です。
A-450
(引用:三木技研)
A-650よりも小ぶりなタイプのA-450。
全長は115mmとコンパクトです。
価格もA-650よりも安いので、厚物を切断しないのであればこちらもおすすめ。
電動工具への切り替えも要検討?アクリルカッターの正しい使い方と注意点
アクリルカッターの正しい使い方と使用時に注意したい点は次のとおりです。
罫書き・溝入れ(筋付け)を適切に行う
軽い力で道筋を作って、少しずつ力を加えていきます。
板厚の1/3〜1/2程度まで溝を深くしていくのがポイントです。
最初は難しいですが、溝の深さを一定にして一気に切断しないよう意識することが大切です。
切断面には面取り・ヤスリがけが必要
切断面は鋭利で危険な状態なので、そのままにしておくと普通にケガをします。
接着不良の原因にもなるため、金属用のヤスリなどを利用してなめらかに仕上げて面取り加工を行いましょう。
アクリルカッターの“限界”も知っておく
通常のアクリルカッターであれば板厚「5mm」以上の厚物の切断はできません。
また、複雑な曲線やアクリル以外の素材を切断するのには不向きです。
アクリルカッターの性能ではカバーできない作業範囲に関しては、丸ノコやジグソーなどを活用するのも念頭に入れておきましょう。
なお、アクリル素材を切断する際は、フッ素コーティングされたアクリル用の専用刃を使用することも忘れずにおいてくださいね。
まとめ:工具を上手に使い分けて、プロの仕上がりを実現しよう
今回はアクリル素材の切断に特化したアクリルカッターについて紹介しました!
最後にこの記事をまとめておきましょう。
アクリルカッターには、
-大型カッタータイプ
-小型カッタータイプ
-円切カッタータイプ
-電動タイプ
4つのタイプがあり、それぞれ得意な作業は異なります。
行う作業に適したタイプを選んでください(^^)
アクリルカッターを選ぶポイントは「刃の固定方式」と「刃の材質と機能性」です。
現場などで使用していくのが前提の場合、固定方式はネジでロックできるタイプを選びましょう。
刃の材質は耐久性が高い「超硬チップ付き」がおすすめです。
ぜひ、この記事を参考にあなたにピッタリの機種を見つけてくださいね!
ただし、アクリルカッターにも限界はあります。
たとえば板厚10mm以上のアクリル板を切断するのは難しいため、他の工具を使った方が良いケースもあるでしょう。
もし、「どの工具を使えば良いかわからない」という場合はぜひアクトツールまでご相談ください。
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