建機のレンタル業者の選び方・おすすめ5選!
- サルトくん
2022.04.30 2023.03.17
ラフタークレーン・ブルドーザーなど大きい建設機械(建機)は、あたらしく購入するにはたくさんの資金が必要です。
建機によって価格は大きく異なりますが、安いもので1千万円、高い建機だと1億円を超えるものもあります。もしたくさんの資金をかけて建機を購入しても、こわれたら修理のお金がかり、管理費用もかかってきます。さらに燃料コストもかかってくるでしょう。
このように建機は買う「前」に加え、買った「後」もコストがたくさんかかるので、経営を圧迫する原因にもなります。
そのため多くのゼネコンや工務店では、建機を「レンタル」に切り替えコストを減らしています。その証拠に、建機レンタル業界の市場はどんどん拡大しており、利用する方が増えている印象です。
建機のレンタルは使用する期間だけ借りることができ、維持するコストもかかりません。
主にコストの面で、建機をレンタルするメリットは大きいと言えます。
そこでこの記事では、建機のレンタル業者の選び方を紹介します。
記事の後半からは、オススメのレンタル業者を5社紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね(^^)
目次
建機のレンタル業者の選び方は?
建機のレンタル業社を選ぶときは、下記の3点をしっかり確認しましょう。
–建機のラインナップ
–配送方法
–整備体制
それでは次章から、一つずつチェックしていきましょう(^^)
建機のラインナップ
一つ目は、業者が持っている建機のラインナップです。
さまざまなメーカーの建機を保有している業社がオススメとなります。
理由はカンタンで「使用経験がある機種を選択できること」と「他の建機もまとめてレンタルができる」ためです。
たとえばラフタークレーンのメーカーはタダノや加藤製作所が有名どころ。
クローラークレーンだと「神戸製作所/KOBELCO」や「住友重機械建機」などです。
もしタダノ製の建機しか使ったことがないオペレーター(オペ)であれば、別メーカーの建機を使うときに手間取るケースも考えられます。そのため各メーカーを取りそろえているラインナップが豊富なレンタル業社がオススメです。
また、大きな現場ではさまざまな建機がひつようとなります。
そのさい同じレンタル業者からまとめてレンタルできれば、効率も良くレンタルコストを下げるケースも。
そのため、建機のラインナップが豊富なレンタル業者を選ぶべきだと言えます。
配送方法
次に配送方法についてです。
当然のことになってしまいますが…。
たとえば東京にしか本社がないレンタル業者が、沖縄まで建機を配送するのはムズかしいです。
そのため依頼する前にかならず、業者が指定している配送エリアを確認しましょう。
大手である「アクティオ」や「西尾レントオール」であれば全国に支店があります。
全国に支店がある大手のレンタル業者であれば問題ありません。
しかし業者によっては、配送エリアが限られることも多いです。
そのため、配送エリアを確認しましょう。
指定場所まで配送 or 取りに行く?
さらにレンタル業者によっては「レンタル業者が指定場所まで配送する」と「顧客が取りに行く」ケースがあります。
業者が指定場所へ配送してくれると楽ですが、コストの面の問題があります。
一方、自分で建機を取りに行くとなると、人の手が必要です。
建機を取りに行くさいに使ったクルマを乗り捨てるわけにもいきません( ;∀;)
コストにもよりますが、業者が配送&持ち帰りまでおこなう方が効率的です。
一方、現場から建機の保管場所まで近いケースならば、自分で建機を取りに行く方が効率的なこともあります。
状況によって配送方法を選びましょう。
整備体制
最後に整備体制です。
ホームページなどで確認し、建機の整備体制がしっかりしている業者を選びましょう。
整備体制がしっかりしていないと、作業中に建機が止まる、壊れるなどの可能性が出てきます。
大手だと日本各地に整備工場があるケースが多いので、信頼性は高いです。
たとえば建機レンタル業者の「アクティオ」は、全国各地に工場を展開しています。
もちろん中小企業の建機レンタル業者がNGではありません。ただ、整備工場・メンテナンスをするにもコストがかかります。
そういった意味で、大手の建機レンタル業者は整備体制はととのっていると言えるでしょう。
建機のレンタルおすすめ業者
ここからは、オススメの建機レンタル業者を5社紹介していきます。
今回紹介する建機レンタル業者は知名度も高く、サポート体制・価格設定もしっかりとおこなわれている企業です。
ぜひ、建機のレンタル業者を選ぶときの参考にしてくださいね(^^)
アクティオ
建機のレンタルといえば「アクティオ」といわれるほど、有名なレンタル業者です。
建機のレンタル業界では売上高・シェアは国内一位。
アクティオグループの拠点数は約900ヶ所と各地に展開しています。
営業拠点は425ヶ所、工場・センターは156ヶ所と全国に支店があるので、日本各地で建機のレンタルが可能。
ちなみに海外へも支店を展開しています。
提案型の営業(レンサルティング)が特徴で、工法にあわせた機器の提案も行っています。そのため、必要な建機を必要なだけ提供することを実現。建機のレンタルについてしっかりと相談を行いたい方にもオススメです。
アクティオが保有する建機は13,000種類以上あり、商品数はなんと約2,950,000台とおどろきの台数です。
建機のほかにも「仮設ハウス」や「水ポン(水中ポンプ」などの建設用具もレンタルしています。
全国に整備工場があるので、建機のメンテナンスもしっかり行っているのも外せないポイントです。
カナモト
カナモトは、建機のレンタルを中心に「鉄鋼製品の販売」「周辺機器のレンタル」をおこなっています。
建設にひつような建機は一通りある印象です。
カナモトの特徴は「新製品の開発」を積極的におこなっていること。
遠隔で橋の点検ができる「橋竜」のオリジナル設計や、NETISに登録された建機も数多くあります。
また、地盤改良分野のシステムや工法にも強いです。
「地盤改良用」の建機をおおく保有しており、カナモトのグループ会社にもスペシャリストがそろっています。
そのため、とくに地盤に関係する工事をする方などは、カナモトがオススメと言えるでしょう。
レンタルのニッケン
「レンタルのニッケン」は三菱商事のグループ会社で、日本・海外に拠点をもっています。
建築・土木・産業機械を中心に、約4,500種類の機器を約100万点をレンタル。
顧客の悩みごとにこたえつつ商品開発をおこなっており、工法にあわせた建機がおおいイメージです。
また、「鉄道工事」「水処理」「仮設照明(資材」と工事ごとにカタログが分けられており、工事にひつような建機がわかりやすく公開されています。
「オンラインレンタル」のサービスをおこなっており、スマホやパソコンからカンタンに建機のレンタルが可能に。
より身近に、より手軽にレンタルができるようになっています。
高所作業所をオペ付きでレンタルもでき、オペレーターの手配も不要なので便利です。
西尾レントオール
1965年に道路機械のレンタルを開始した西尾レントオール。
レンタル需要の高まりを受けつつ、事業を拡大しました。
その後海外へも展開。
基本的に、建設にひつような建機はほとんどそろっています。
西尾レントオールの特徴はなんといっても「建設ICT」です。
カンタンに言えば、建物を効率的に建てるための手助けをするのが「ICT施工」となります。
西尾レントオールは他社に先駆け、2000年からICT施工の取り組みを開始。そのためICT施工に関するノウハウは業界でもトップです。
IT・AI技術の取り入れに積極的な企業と言えます。
とくにグラウンド・山岳部などの中小規模工事では、西尾レントオールがオススメです。
中小規模工事では、キカイの工夫や組み合わせが大事になるためです。
工夫・組み合わせをするために「ICT」や「AI技術」はひじょうに有効。
そのため、中小規模工事など工夫がひつようになる工事をするときは、西尾レントオールがオススメです。
ジェコス
ジェコスは東京都に本社を置く企業。
建機のレンタルはもちろん「建設仮設材(H鋼など)のレンタル・販売」「加工・橋梁製品の製造・レンタル・販売」「仮設工事の請負」とはば広く事業をおこなっています。
JFEのグループ企業で、信頼性・業績面もしっかりしています。
建機について言えば「高所作業車」や「発電機」などがありますが、特徴はなんといっても「仮設鋼材」です。
JEFのグループ会社なので「H鋼・鋼矢板(シートパイル)」「敷鉄板」「山留材」などのレンタルもおこなっています。
そのため建機はもちろん、シートパイルなどもあわせてレンタルしたい方にもオススメと言えるでしょう。
レンタルできる建機の種類
ここまで紹介したとおり、建機レンタル会社ではさまざまな建設工事に関わる重機・工具をレンタルしています。
そこでここからは、具体的にどのような商品を貸し出しているかを紹介するので参考にしてくださいね(^^)
掘削機械
建設現場で必須のバックホーは、ほとんどのレンタル会社で貸し出しを行なっています。
上記の通常バックホーの他にも、
・クレーン機能付きバックホー
・バックホー配管仕様
・電動バックホー
など、付加機能が付いているバックホーの貸し出しをするケースも。
あわせてバックセンサーやアルミブリッジ、バケット単体のレンタルを行う業者もいるので選ぶときの参考にしてくださいね。
運搬機械
運搬機械だとダンプへの積み込みが得意なホイールローダや、「ベルトコンベア」「キャリアダンプ」などのレンタルを行なっています。
またバッテリー式運搬車・キャリダンプなどの貸し出しをしている業者もいるので、整地されていない現場などで作業をする方にオススメです。
高所作業所・作業足場・建築機器
高所で作業をするトラック式バケットや「トンネル点検車」「トラック式折り曲げ式ブーム」などの貸し出しを行う業者もおり、土木工事を行うときにも役立ちます。
道路機械・整地・保安・鉄道
土木工事などでよく使われる「道路カッター」をはじめ、ランマー・プレートなどのレンタルを行なっている業者も。
多くの現場ではすでに保有しているケースも多いですが、もしない場合緊急的に使用しても良いでしょう。
その他建設機種
ちなみに建機レンタル業者の中には、電動工具や水中ポンプ・通信計測機器をレンタルする業者も一定数おります。
新品で購入するよりも、工期を考えてレンタルの方が安いケースもあるので検討するのもアリです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は建機のレンタル業者を選ぶときのポイントと、オススメの建機レンタル業者を紹介しました。
建機は大きいので場所も取ります。
事前の打ち合わせや置き場所を工程と照らし合わせてしっかり確認しましょう。
たまに聞く話ですが、建設現場で大きいクローラークレーンを借りたものの、打ち合わせがしっかりできておらず現場内の置き場にこまったなんてこともあります…。
建機のレンタルは購入費用がかからずレンタル費用と燃料代金が主。
保管・管理コストはかかりません。
じょうずに建機のレンタルを使うことで、経費削減・利益を上げることにもつながるでしょう。
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