【計測機器】レーザー下げ振り機って?用途・使い方・メーカー

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下げ振りレーザー
工具のプロ  サルトくん
サルトくん
 

今回の記事では、計測機器であるレーザー下げ振りについてまとめています。

下げ振りに関しての説明や、下げ振りとレーザー下げ振りの違い、また人気メーカー・機種もご紹介します。

レーザー下げ振り機についてあまり詳しくない方、もしくはレーザー下げ振り機をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!

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そもそも下げ振りって?


下げ振りは、建物などが垂直かどうかを確かめるための測定具です。

下げ振り錘とも呼ばれます。

糸の先端に下げ振りをぶら下げることによって、壁や柱が垂直に立っているかを確かめることができます。

糸の長さは自在に変えることができ、糸と壁の間の距離が糸の上部でも糸の下部でも同じであれば、その場所は垂直であるとわかります。

本来は壁に設置する糸巻き部分を下げ振り保持器といい、オモリの部分を下げ振りといいますが、常にセットになっているので総称して下げ振りと呼びます。

水準器を使えば垂直を測ることはできますが、下げ振りを使うほうがより正確に測れます。

下げ振りの人気ブランド

タジマ(TAJIMA)

(引用:タジマ

タジマは株式会社TJMデザインの建築用ハンドツールブランドです。

TJMデザインは1909年に創業された、100年以上の歴史のある会社です。

その中でもTAJIMAは数多くの製品ジャンルでトップのシェアを確立している人気ブランドです。

タジマの人気商品

タジマ パーフェクトキャッチPCG3-300W


タジマのベストセラーである、下げ振りのG3-300です。

木部・鉄部・アルミサッシ・コンクリートに取り付け可能で、小さくても強力なネオジ磁石が採用されています。

自動巻き式で使いやすく、軽量型で持ち運びにも影響しません。

レーザー下げ振りとは?


一方、レーザー下げ振りとはどんな道具でしょうか。

レーザー下げ振りとは、通常の下げ振りと同様に、壁などの垂直を測るための道具です。

オモリは付属しておらず、下げ振りポイント(レーザー)が真上と真下に照射されます。

その上と下のポイントと壁の間の長さを測ることによって、壁の垂直を測ることができます。

クロスラインレーザーという名前の商品、レーザー墨出し器の付加機能という形で「レーザー式の下げ振り」として利用することもあります。

今回はそちらも扱っていきます!

通常の下げ振りとの違いは?

主な違いは2つです。

  1. 軽い
  2. 風に強い

まず、オモリが付属していない分軽いので、持ち運びにも適しています

家の増改築やリフォームなどで作業荷物が多くなる場合には、こういったひとつひとつのアイテムが軽量だと助かります。

次に、オモリが揺れることがないので風に強いという特徴があります。

屋外で使用する場合にはオモリが揺れてしまってなかなか垂直を測れないということも少なくありません。

そのため、レーザー仕様で風の影響受けずにどこでも作業ができるのはとても使い勝手がいいです。

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レーザー下げ振りの人気商品・メーカーは?

レーザー下げ振り人気メーカー

ここからは、そんなレーザー下げ振りの人気メーカーと人気商品をご紹介します。

まずは人気メーカーを見ていきます!

山真製鋸(YAMASHIN)

(引用:山真製鋸

山真製鋸株式会社は1971年に創業された静岡県にある工具のメーカーです。
創業以来、高性能チップソー・高品質チップソーの開発・製造を主に行っています。
さらにはマルノコ・切断機などの電動工具、レーザー工具などの企画・販売も手掛けています。

マキタ(makita)

(引用:マキタ

マキタは1915年創業の日本を代表する電動工具メーカーです。
質の良い工具を販売するマキタは工具のプロに愛される国内有数のトップメーカーです。
世界中でもプロのメカニックたちに支持されているブランドです。

新潟精機

(引用:新潟精機

新潟精機は1960年創業の測定工具・DIY製品の製造・販売メーカーです。
新潟精機では、SKブランドというオリジナルブランドを展開し、様々な測定工具を製造・販売しており、そのシンプルさと使い勝手の良さには定評があります。

ボッシュ(BOSCH)

(引用:ボッシュ

ボッシュは1886年創業の、歴史ある電子機器・電動工具の会社です。
日本での事業は1911年に開始しており、かつてからメインの事業であったモビリティソリューションズの他にも、
産業機器テクノロジー、エネルギー・ビルディングテクノロジー、消費財などの事業も手掛けています。

次に人気機種をご紹介いたします!

レーザー下げ振り人気機種

山真製鋸 レーザー下げ振り グリーン SG-G2

山真製鋸のレーザー下げ振りSG-G2です。

鉛直ポイントと地墨照射のグリーンレーザー下げ振りで、アンカー・ダクト位置決めに適しています。

さらには傾斜ラインの照射が可能であり、階段の手すりの施行や配管施行などにも向いています。

レーザー下げ振りなので、屋外でも風の影響を受けずに、鉄骨の垂直出し作業もできます。

山真製鋸 レーザー下げ振り レッド SG-R2

山真製鋸のレーザー下げ振りSG-R2です。

機能はほぼグリーンと同じですが、レッドの方が値段が安価であり、光源が可視光半導体レーザー1mW以下515nmのグリーンに対し、レッドは635nmです。

マキタ SK105GDZ

(引用:マキタ

マキタのクロスラインレーザーSK105GDZです。

クラス最高の精度を実現するために、33フィートで+ / 1/8インチの明るい525nmクラスII緑色レーザーを搭載しています。

セルフレベリングラインの安定性が最大3秒で達成されるので、効率よく垂直を測ることができます。

また、セルフレベリングは最大4ºの傾斜で修正が可能なので、凹凸のある表面での操作も可能です。

防じん・防水仕様になっているので、屋外での利用の際にも安心です。

マキタ 墨出し器 SK20GD


レーザー下げ振りは、レーザー墨出し器の付加機能でもあります。

(レーザー光を壁・天井・床に照射して水平や直角などの基準となる線を出すことを、建築用語で墨を出すという)

こちらのマキタの墨出し器SK20GDは、充電式かつ単3電池の使用も可能です。

目に優しい緑色半導体レーザーを採用。

ジンバル機能による自動補正がついているので、簡単に作業することができます。

新潟精機 SK レーザーキューブ グリーンレーザー LC-G

新潟精機のレーザー下げ振りは、明るく見やすいグリーンレーザーを採用しています。

手のひらサイズのコンパクトボディで、持ち運びも楽です。

最大開口50mmのフレキシブルベース付きで、どんな角度の場所でも装着が可能です。

±4°の範囲で自動水平出しできる自動補正機能付なので、簡単に操作できます。

ボッシュ クロスラインレーザー QUIGO PLUS


特にDIY向けにおすすめなのがボッシュのクロスラインレーザーQUIGOです。

簡単に操作でき、コンパクトなサイズ感なので自宅での利用に便利です。

レーザー照射によりすばやく正確にライン付けができます。

プロの建築現場だけでなく、自宅で棚の取り付けや壁紙の貼り替え・タイル貼りのときなどにも使える、DIYでも人気の商品です。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事ではレーザー下げ振りについて詳しく説明をさせていただきました。

レーザー下げ振りには、下げ振りとはまた違った特徴や使い勝手の良さがあります。

レーザー下げ振りのご購入をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!

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