玄翁の買取情報まとめ【査定ポイント・おすすめ買取店】
- Yoshida.K
2022.01.31 2023.12.25
玄翁(げんのう)とは、カンタンに言えば金づちの一つです。
クギを打つ・ノミを叩く・モノを打ち付ける/つぶすために使用します。
プロの大工さんにも愛用され、DIYでもかつやくする玄翁。
伝統技術により手作業で制作される玄翁もあり、名工の「正行(道心斎正行)」や相豊ハンマーの「浩樹」は人気な玄翁の一つ。
大工で使われる玄翁のほかにも、石材の切り割りに使われる石工用の玄翁も。
そんな玄翁ですが、おおくの工具買取店で買取をおこなっています。
そこでこの記事では、玄翁の高価買取ポイントとオススメの買取店をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね(^^)
・玄翁を高く買取してもらうポイント
・オススメの玄翁買取店
目次
玄翁の高額買取ポイントは?
愛用の玄翁、使わなくなったらできるだけ高く売りたいですよね。
高く売って、あたらしい玄翁の資金にするのもアリです。
買取業者により基準は異なりますが、玄翁の場合だと以下の2点によって査定額が決まります。
- 銘
- 商品状態
順番に詳しく見ていきましょう。
銘
玄翁の査定額はなんと言っても「銘」です。
伝統技術により手作業で作られた専門性のたかい玄翁には「銘」が刻まれ、メーカーで大量生産したものとは一線を画します。
有名な銘は「幸三郎」「正行」「浩樹」などです。
「幸三郎」こと長谷川幸三郎は、昭和の玄翁作りで右に出る者のいなかった名工。
ただ、すでに逝去しています。
そのため作品がなかなか市場に出回らず、工具としてだけでなく骨董品・古美術品として価値があるほどの存在です。
人気の鑑定TV番組で、千代鶴是秀の切出小刀とともに出品されたときは「長谷川幸三郎・作」の玄翁が一点500,000円の査定額がついたことも。
このことから「幸三郎」の人気と価値の高さがうかがえます。
「正行」と「浩樹」
名工である「長谷川幸三郎(銘:幸三郎)に認められた弟子が「正行」と「浩樹」の2人。
「正行(道心斎正行)」こと馬場正行の玄翁は、穴の正確さ使いやすさなどどれをとっても素晴らしく、職人さんの間でも高い評価を得ています。
一方「浩樹」こと相田浩樹はの玄翁は、師匠の教えに沿った穴の正確さとていねいな仕上げが人気です。
黒仕上げの玄翁をつくる「浩樹(相田浩樹)」ですが、シルバーのヘアラインを仕上げるのが「広輝」銘の玄翁。
「広輝」も「浩樹」と同じく、ていねいな仕上げが特徴でこちらも人気があります。
「菱貫」と「藤六」
長谷川幸三郎の義兄である長谷川貫一郎の銘「菱貫」も、評価がたかい玄翁です。
また、相田浩樹の弟子である長谷川輔相の銘「藤六」のついた玄翁も人気。
他の名工にくらベると安価ですが、品質が高く職人さんからの信頼を得ています。
以上のような名工の銘が刻まれた玄翁は職人さんからの人気も高く価値があります。
そのため中古市場でも値崩れしにくく、高価買取が期待できるでしょう。
まとめると「幸三郎」「正行」「浩樹(広輝)」「菱貫」「藤六」の5つが高価買取の対象になるかもしれません。
ぜひ、あなたの玄翁に「銘」が刻まれていないかチェックしてくださいね(^^)
商品状態
同じ銘の玄翁であっても、商品状態によって査定額が大きく変わります。
見るべきポイントは、「外観(傷汚れ)」「動作」「破損」の3点。
下記の通りアクトツールでは、商品状態をS〜Dの5段階に設定しています。
S | 未使用品・展示品 |
A | ダメージや使用感がほぼない商品 |
B | 使用感がある商品 |
C | 使用感が大きい・ダメージあり |
D | 現状動作品・ダメージが大きい |
未使用品や使用感がない工具は高価買取されやすいです。
ただ、ダメージがついていると査定額は大きく下がります。
SランクとDランクでは6倍以上の差がつくことも。
そのため愛用の工具を高価買取するためには、使っているときからていねいに扱い手入れをしましょう。
気を付けるポイントとしては、
・使用前には柄の緩みを確認する
・緩んでいたら柄尻を叩いて玄翁の頭を柄の中に戻す
・使用後はサビが出ないよう付着物を除去
・乾拭きして使用感が大きくならないようにする
など、普段からちょっとしたことに気をつけましょう。
良い状態でながく使用でき、いざ売るときも高価買取が期待できますよ。
玄翁を査定に出す前にも、汚れがついていたら拭き取るなど、できる限りきれいにして使用感を減らしておくのが高価買取のポイントです。
ただ、もし使用しているときに小傷ができていた場合は、削るなど無理に直そうとはせず、そのまま査定に出してください。
過去の買取実績は?
工具買取専門店のアクトツールでは、玄翁の買取実績がとても豊富です。
たとえば2021年8月に「菱貫」の玄翁を20,000円で買取をおこなった実績があります。
こちらの玄翁は、金属の頭部分の片側が打面、もう片側がカシメ・釘シメなどに使用できる先端になっている片口型の船手玄翁です。
商品状態はAランクで、ダメージや使用感がほぼない商品でした。
ほかにもアクトツール柏店では「正行」を、東大和店では「正行」の取り扱いもしています。
もちろんほかにもたくさんの玄翁の買取をおこなっています。
専門性が高い玄翁は、中古市場でも職人さんに人気があって値崩れしにくく、古い物であっても意外な高値がつくことのある工具です。
お手元で長く使用している玄翁や、物置などに眠っていた古い玄翁がある場合は、ぜひ、銘と商品状態を確認してみることをオススメします。
なお、玄翁や工具類の買い替えをご検討の方は、あわせて下記のアクトツールONLINE SHOPもご覧ください(^^)
玄翁のオススメ買取店6選!
玄翁の査定基準を押さえたところで、続いてオススメの買取店をご紹介します。まず、玄翁を高く売るなら「工具買取店」がオススメです。
玄翁は専門性がとても高い工具。
そのためとくに「銘」がついた工具は「査定」というより「目利き」という方がふさわしいほどです。
たとえば、ある職人さんが銘のついた玄翁を総合リサイクルショップに持ち込んだケースです。
工具買取店であれば10,000円で売れるところ、3,000円低い値段で売ってしまいました。
総合リサイクル店ではたくさんの商品を取り扱うので、査定表を頼りに価格を決めてしまうのが一般的。
そのため玄翁のように専門的な工具は、正当な値段がつかないことも…。
工具買取店では知識が豊富なプロが査定するので、納得できる価格で玄翁を買取してもらえる可能性は高いでしょう。
アクトツール
「アクトツール」は、関東を中心に17店舗を展開する中古工具専門店です。
電動工具はもちろん、家庭用工具・業務用工具から大工道具まで幅広い工具をとりあつかっています。
創業以来40年以上、職人さんの口コミを中心に広がって、中古工具取扱量国内No.1を誇ります。
玄翁など専門知識を持ったプロが査定するので、大工さんが普段使う製品から目利きが必要な「銘」の工具まで納得の買取価格がつくでしょう。
事前にある程度の買取相場を知りたいという場合は、LINE査定があります。
売りたい玄翁など工具の写真を撮って送るだけで、査定額を知ることができます。
「査定額を知ってから、買取に出すか決めたい」という場合には「簡単LINE査定」をご利用ください。
プロの整備士ぞろいのアクトツールの強みは「自社メンテナンス」です。壊れた工具もメーカーに修理依頼をする必要がありません。
修理が可能な工具なら、壊れていても状態次第で買取できます。
買い取ったあとの中古工具は、きちんとメンテナンスして動作保証もつけて販売。
そのため「店頭でも通販でも安心して購入できる」と、プロの職人さんを中心に高い評価を得ています。
メーカー修理に出すコストをカットした分は、買取工具の査定額に還元。さらに、店頭で8割が売れる人気店のアクトツールでは日々多くの商品を必要としているため、高価買取が可能なのです。
全国15の実店舗でスピード高額査定の「店頭買取」を行っていますが、
「店舗が遠くて行けない」
「量が多くて持ち込みが難しい」
というケースでも大丈夫。
送料無料の「宅配買取」は、全国から受付可能です。
出張料無料の「出張買取」では、店頭同様、その場で現金手渡しの買取を行っています。
いずれの買取方法でも、査定料や振込手数料などは一切かからず、完全無料です。
電話番号 | 0120-907-134 |
取扱商材 | 電動工具・エア工具・エンジン工具・ハンドツールなど多数 |
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
場所 | 関東を中心に全国17店舗 |
まずは以下のボタンよりLINE査定をお試しください!
ツールオフ
「ツールオフ」は東京・埼玉をはじめとする各地に21店舗を展開する、中古工具専門店です。
浩樹・菱貫などの希少価値が高い玄翁だけではなく、定番商品・最新作も幅広く買取を強化しています。
ツールオフは自社で修理・整備するノウハウと、海外への販売ルートを持っているため、他社で買取できない工具も売れる可能性がありますよ。
販売スタッフが定期的に接客方法・相場・工具に関する講習を受けるなど、接客にもチカラをいれているツールオフ。
気持ちのよい取引を行うことができる高い接客力と高価買取により、リピート客や口コミが増えて広告費が抑えられ、買取価格に上乗せすることが可能なのです。
ツールオフでは、2点以上の持ち込みで査定額がアップする「おまとめ査定」も行っています。
宅配・出張買取も可能なため、工具の買取なら一度相談してみる価値があるでしょう。
電話番号 | 0120-590-220 |
取扱商材 | 電動工具・エア工具・エンジン工具・電材・農機具など多数 |
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
場所 | 関東・大阪を中心に全国21店舗 |
工具屋源さん
「工具屋源さん」は、静岡・愛知に3店舗を持つ中古工具・農機具専門店です。
大工道具一つとっても、たくさんの作家がいます。
玄翁についても、四角・八角・鋼付き・小玄翁などの種類があり「工具屋源さん」では新品未使用品を始めとして中古品までと状態も幅広く、買取を行っています。
直接スタッフと話ができる店頭買取を始め、大型で店頭に持ち込めないときの出張買取、出張エリア以外の遠方でも着払い可能な宅配買取と、3つの買取方法で受付中です。
工具や農機具を売りたくなったら、工具屋源さんに相談してみるのもいいでしょう。
電話番号 | 053-449-7239(浜松入野店) |
取扱商材 | ハンドツール・電動工具・発電機など多数 |
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
場所 | 静岡県2店舗・愛知県1店舗 |
ウエスト
「ウエスト」は福岡に1店舗、関東・関西・九州に3つの出張所を持つ中古工具買取店です。
電動工具を中心に、エア工具やハンドツールなど幅広く取り扱っています。
玄翁は長谷川幸三郎、喜一郎など職人が作った銘のあるものを中心に高価買取中です。福岡の店舗での店頭買取のほか、全国対応で送料無料の宅配買取があります。
複数の工具をまとめて買取依頼する場合には、店舗と関東地区・関西地区・九州大牟田の各出張所からも無料でスピード出張してくれる出張買取も可能です。
申し込み後に「仮査定」で買取金額を伝えてくれるため、おおよその金額がわかったあとに買取の手続きが進めることができます。
急いで売りたい場合には、仮査定なしで「本査定の申し込み」から始めることも可能です。
なお、出張所での買取依頼は完全予約制となっているため、事前に総合受付まで電話で問い合わせしましょう。
電話番号 | 0120-914-094(総合受付) |
取扱商材 | 電動工具・エンジン工具・エア工具・ハンドツールなど多数 |
買取方法 | 出張・宅配 |
場所 | 福岡1店舗、全国3営業所 |
ツールアップ
「ツールアップ」は、東京に店舗を持つ電材と工具の買取専門店です。
工具は電動工具、エア工具、ハンドツールなどを幅広く取り扱っています。
玄翁を始めとした大工道具では、銘のないメーカー品も多くの買取実績があります。
店舗が遠い場合も、関東圏(神奈川・埼玉・千葉・静岡・茨城)なら無料で出張対応が可能。
宅配買取なら、全国どこからでも送料無料で受付しています。
お友達紹介でお得なキャッシュバックサービスも行っているため、一度相談してみてはいかがでしょうか。
電話番号 | 03-5793-8760 |
取扱商材 | 工具・電動工具・電材・建材など |
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
場所 | 東京1店舗 |
ちゅら
埼玉県にお店を構えるちゅらは、リサイクル店からスタートした工具買取・販売店です。
買取実績は20万件以上と実績・知識が豊富なので、満足のいく査定結果が期待できるでしょう。
法人利用の買取にも対応しており、店頭・出張・宅配買取を行っています。
そのため遠方にお住まいの方や、大きな工具を売りたい方にもオススメです。
電話番号 | 0120-59-1859 |
取扱商材 | 電動工具・大工道具・エンジン工具など多数 |
買取方法 | 店頭・出張・宅配 |
場所 | 埼玉県内に9店舗 |
玄翁の買取情報まとめ
いかがでしたか?
今回は玄翁の高価買取ポイントと工具買取店を紹介させていただきました。
今回ご紹介した以外にも、玄翁を買い取るお店があるので、ぜひ参考にしてください。
店舗 | 店舗一覧 |
Reツール | -兵庫県 【西宮店】西宮市今津出在家町10-68 -大阪府 【泉大津店】泉大津市千原町2-24-22 【豊中店】豊中市庄本町4-4-30 【松原店】松原市田井城2-256-1 【東淀川店】大阪市東淀川区菅原2-2-105 【茨木店】茨木市沢良宜西4-8-18 【門真店】門真市島頭4-1-36 -京都府 【京都八幡店】八幡市戸津谷ノ口7 ※ReツールはコーナンPRO内で営業 |
いちのや | 出張・宅配専門 |
玄翁の高価買取ポイントは、名工による銘と良い商品状態であることです。
種類が多く専門性の高い工具のため、目利きが可能なプロに査定してもらうことが何より重要といえます。
少しでも高く売りたいときは、玄翁の様々な種類と銘についての専門知識も豊富なスタッフが揃う、アクトツールがオススメです。
アクトツールのLINE査定なら、スマホで写真を撮って送るだけで査定額がわかります。
お手持ちの玄翁を売りたい方は、ぜひ気軽にLINE査定を試してくださいね(^^)
-
システム開発課 Yoshida.K プロフィールはこちら
新卒で入社し、店舗での買取・販売スタッフ経験を経て現在は、アクトツールのマーケティング責任者として活躍中。多くのお客様との接客経験から得た工具に関する知識を活かして、ホームページの監修をメインに行っています。