グリーンレーザー墨出し器とは?レッドレーザーと何が違うのか
- サルトくん 岩槻店
2019.05.30 2024.08.26
通常レーザー墨出し器といえば、以前は赤色の機種が多かったですが、
数年前から「緑色」のグリーンレーザー墨出し器も販売をしています。
「色が違うだけじゃないの…?」と思うかもですが、そんなことありません。
実は色が緑になったことで、より使いやすくなっているのです!
そこで今回は、なぜグリーンレーザーとなったのかをご紹介します。
・グリーンレーザー墨出し器とレッドレーザー墨出し器の違い
レッドレーザー墨出し器にはデメリットが…
レッドレーザーは、明るい日中だとラインが見えないというデメリットがありました。
試してみるとわかるのですが、「えーと、あれどこだ…?」と確認することもよくあります。
そこで登場したのがグリーンレーザー。
ラインの色が「緑」だと、屋内外どちらでも見やすいというメリットがあります。
なぜグリーンレーザーの方が見やすいの?
なぜグリーンレーザーが見やすいかというと、「波長」が関係しています。
ムズかしいことを省いて説明すると、レッドレーザーの波長は「635〜690nm」、グリーンレーザーは約「530nm」です。
つまりグリーンレーザーの波長の方が、より短いということ。
グリーンレーザーの方は波長が短いため、人間の目で認識しやすいのです。
レッドレーザーの光を強くすることもできない
では、「レッドレーザーの光をもっと強くすればいいだけじゃないの?」と思うかもですが、実はそれができません。
通常使用するレーザー墨出し器は「出力:1mw」「クラス:1〜2」と呼ばれるもの。
もしクラス「3〜4」を使う場合、人間に当たる可能性がある場所では使用ができないようなのです。
つまり光の出力を強くしすぎると、今度は外で使用できない可能性があります。
「これはもう色を変えるしかない!」となり、弱い出力でも人間にとってわかりやすい「グリーン」のレーザー墨出し器が生まれたということです。
「グリーンレーザー墨出し器」も最初は苦労した!?
今や「タジマ」「テクノ販売」をはじめ、さまざまなメーカーがレーザー墨出し器を販売しています。
その中で当時は、赤いレーザーをレンズで波長を変え、強制的に緑へ変更するという方式でした。
この方式を使うとラインが太くなってしまい、「見にくいけど、レッドレーザーを使うか…」というが定石。
しかし最近はそのまま「グリーン」を照射する機構が大半です。
そのため、ただただ見やすいレーザー墨出し器へと成長しました。
とくにタジマ(Tajima)の墨出し器は開発が進んでおり、「ブルーグリーン」というラインを出す機種もあります。
ちなみに「ZEROB-TYZ」という機種です。
タジマ(Tajima) レーザー墨出し器 TYZ縦横&地墨 ゼロブルー ZEROB-TYZ
ライン色が「ブルーグリーン」でギラつきません。
もちろん360度回転微調整ツマミもついているので、どの向きでも対応可能。
タジマの墨出し器は業界でも評判で、他にも「GEEZA」や「TERA」などのシリーズがあります。
ライン色 | ブルーグリーン |
製品重量(kg) | 1 |
整準方式 | ジンバル方式 |
電源 | 単3型アルカリ乾電池4本 |
付属品 | 単3形乾電池×4本、専用キャリーケース、ショルダーベルト |
他にオススメしたいレーザー墨出し器といえば、「エイリアンシリーズ」です。
山真製鋸(YAMASHIN)グリーンエイリアンレーザー墨出し器 GA-03BB(1垂直・1水平ライン照射タイプ)
ヤマシンの「エイリアン」シリーズも、レーザー墨出し器を語る上では忘れてはいけません。
デザインと設計をシンプルに画一することで、コスパが良い機種。
とはいっても性能は従来から下がっておらず、別売りの受光器を使うことで屋外でも使用可能に。
ライン色 | グリーン |
製品重量(kg) | 2.02 |
整準方式 | ジンバル方式 |
電源 | アルカリ乾電池 |
付属品 | 専用アルミケース、レーザーゴーグル、L型板、テスト用単3アルカリ電池 |
もし大手メーカーマキタ製がよければ、下記もオススメ。
マキタ(Makita) 充電式屋内・屋外兼用墨出し器 SK20GD
もちろん大手電動工具メーカー「マキタ」からも販売しています。
ダイレクトグリーンレーザーを採用しており、明るい現場でも長距離投射が可能に。
ライン色 | グリーン |
製品重量(kg) | 1.4 |
整準方式 | ジンバル方式 |
電源 | 単3アルカリ乾電池8本 or リチウムイオンバッテリ |
付属品 | 受光器・バイス・アルミケース |
まとめ
レーザー墨出し器も進化を重ね、今はグリーンレーザーが主流になってきました。
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