現場用カメラの選び方とオススメ機種をランキングで紹介!
- サルトくん
2022.11.25 2023.03.26
カメラにはいろいろな種類がありますが、とくに工事現場などで記録用に使われるものに現場用カメラというものがあります。
工事現場での作業を日々スムーズに進めるためには、現場の進捗状況をこまめに撮影し、記録そして報告することが必要です。
作業を続けていると、当初の予定とずれてきてしまったり、大枠が見えなくてミスが起こることもありえます。
そこで、工程通りに進んでいるか、作業内容に誤りがないかなどを写真として記録するために現場用カメラが利用されているのです。
とはいえ、スマートフォンのカメラにも高性能なものがたくさんありますが、なぜ現場用カメラが必要になるのでしょうか?
そこで今回の記事では、現場用カメラの特徴や選び方の解説、そして記事の後半ではアクトツールが選んだオススメの機種ランキングをご紹介します。
現場用カメラを探している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
目次
現場用カメラが現場で必要な理由
現場用カメラは、作業を工程通りにスムーズに進めるために、現場の状況を記録・報告するために使用します。
通常、現場監督には作業を予定通りに遂行し、期日を守り、現場の状況をこまかく記録して報告する責任があります。
建物を建てる場合、耐震工事の基準が守られているかなどの品質管理がとても重要ですが、建物が出来上がってしまってからでは内部を確認することはできません。
そこで、写真を撮って具体的にどのような工程で工事がされたのかこまめに記録を残すことで、発注した依頼側もそれを請け負った会社側もきちんと基準通りの工事がされているか確認できるというわけです。
また、トラブル時には写真が証拠にもなります。
そのため、現場監督がその工程の途中でしか撮れない現場写真はとても重要です。
スマートフォンや一般的なカメラではホコリが入ると故障の原因になったり、落として壊れてしまうこともありえます。
そこで、耐衝撃性・防じん性などに優れた、使いやすく壊れにくい工事現場用デジタルカメラが必要になるのです。
現場用カメラの選び方
ここからは現場用カメラの選び方について紹介しますが、最初に選び方をまとめると、
・バッテリーの持ちが良いカメラを選ぶ
・手ぶれ補正や操作性がシンプルなカメラを選ぶ
・周囲の状況も撮影できる広角レンズ付きのカメラを選ぶ
・防水防塵機能がついているカメラを選ぶ
もちろん屋外で使用しなければ防水防塵機能は不要等もあると思いますが、上記4点に従って現場用カメラを選ぶことであらゆる環境に対応しうる機種を選ぶことが可能です。
バッテリー性能
長持ちするバッテリーは大切な要素となります。
特に屋外の工事現場では頻繁にカメラを充電することができないので、バッテリーの持ちの良さは事前に確認しましょう。
バッテリーの持ちの良さは、撮影可能枚数や撮影可能時間などからだいたい予想することができます。
操作性
工事現場はときには砂ボコリがまっていたり、足元が安定しなかったりと、過酷な状況のときもあります。
両手が塞がっている場合や、片手しか使えない場合なども考えられるので、操作性の高さや片手でも扱いやすい軽量さなども重要な要素になってきます。
まず、便利な機能のひとつにCALSモードというものがあります。
CALSモードは、公共建設工事の電子納品の基準をクリアした設定で撮影ができるモードです。
サイズや画質などの細かな設定をすることなく、ダイヤルを切り替えるだけで適切な撮影ができます。
また、手ぶれ補正機能などもあると便利です。
足場の悪い現場や片手での撮影となると、ブレが起こりやすく詳細なデータの記録が難しくなります。
そのため、あらかじめ手ぶれ補正機能を備えたモデルであれば、ミスが起こりにくく質のいい写真が撮りやすくなります。
広角レンズ
現場全体を撮影するのに便利なのが広角レンズです。
広角レンズを使用すれば周りの状況までしっかりと写せるので、至近距離であっても広い範囲の写真を撮ることができます。
逆に細かい部分ではズーム機能が必要になりますが、一眼レフほどのズーム機能は現場写真には必要ありません。
防水防塵機能
とくに現場カメラにとって必要な性能となってくるのが、防水・防塵機能です。
現場作業は屋外のことも多いので、雨に濡れても大丈夫なものや、砂ボコリをかぶっても壊れないモデルは重宝します。
モデルによっては水深10m以上の場所でも正常に作動するものなどもありますので、事前に確認してみましょう。
防水・防塵機能の目安となるのはIP保護規格を参考にしましょう。
メーカー
RICOH
RICOHのカメラは、優れた耐久性と高い水準の防塵・防滴機能が特徴です。
さまざまなモデルがありますが、GPSや広角レンズを備えたものなど、現場で実際に愛用している人も多いです。
OLYMPUS
オリンパスの現場用カメラは、特に耐荷重や耐衝撃に強いモデルが人気です。
コンパクトで持ち運びにも優れ、多少雑に使用しても壊れにくいので安心感が違います。
W-ifiが備わっているモデルも多いです。
Nikon
ニコンの現場用カメラは防水性に優れたものが多く、水中に潜って撮影ができるほどです。
防塵性・耐寒性も兼ね備えているので、水場以外でも活躍してくれます。
おすすめ現場用カメラ7選
ここからはオススメの現場用カメラを7機種紹介します!
先に今回紹介するおすすめ現場カメラを表でまとめておくので、あわせて参考にしてくださいね(^^)
メーカー | 機種名 | 特徴 |
OLMPUS | Tough TG-5 RED | 防水・防塵・耐衝撃に優れており、タフな性能が特徴 |
RICOH | WG-50 BK 04571 | 耐衝撃性や防水性が特徴 |
Nikon | COOLPIX W300 BK | 水深30mまでならダイビングしながらでも撮影可能 |
RICOH | G800 | 国土交通省が取り決めている国や地域の規格にのっとって、自動で写真の規格を合わせる。 |
OLMPUS | STYLUS TG-870 Tough | 5大タフ性能に21mmの超広角ズームレンズが特徴 |
RICOH | WG-70 | タフなボディが特徴の現場用カメラ |
Kodak | PIXPRO | 防水性・耐落下性に優れた現場用カメラ |
それでは次章から一つずつ見ていきましょう!
1位 OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 RED
オリンパスのTG-5は、防水・防塵・耐衝撃に優れており、タフな性能が人気です。
耐衝撃2.1mで高いところから落としても壊れにくく、耐低温も-10℃まで使用可能なので、過酷な現場ではとくに重宝します。
さすがのオリンパスは画質の良さも素晴らしく、4KムービーやFHD対応の120fpsハイスピードムービーなど、動画の撮影にも◎。
ホコリの映りこみを防ぐ工事写真クリアモードを搭載しているので、砂地の現場でもより鮮明な写真がとれます。
特徴 | 防水・防塵・耐衝撃・Wifi・GPS・4K |
質量 | 約250g |
2位 RICOH 防水デジタルカメラ WG-50 BK 04571
RICOHのWG-50は、耐衝撃性や防水性にすぐれた現場用カメラです。
水深は14mまで撮影が可能で、なんと連続2時間水中で使い続けることができる完全防水使用となっています。
現場用としてはもちろん、アウトドアなどでも活躍してくれるモデルです。
広角レンズも備えているので、広い範囲の撮影もお手の物です。
特徴 | 防水・防寒・耐衝撃性・耐荷重・広角・フルハイビジョン動画 |
質量 | 約193g |
3位 Nikon デジタルカメラ COOLPIX W300 BK
ニコンのW300は、防水性に優れ、水深30mまでならダイビングしながらでも撮影ができます。
特に水回りの現場で重宝しますが、防塵性・耐寒性も兼ね備えているのでも水場以外でも活躍してくれますよ。
高性能な手ブレ補正機能も搭載されているので、撮影が苦手な人にもオススメです。
Wifiにも対応しており、撮影した写真のデータをすぐに共有することができます。
特徴 | 防水・GPS・手振れ補正・水深計・4K |
質量 | 約206g |
RICOHのG800は、耐久性(防水防塵・耐衝撃)に優れたカメラです。
CLASモードを搭載しているので、国土交通省が取り決めている国や地域の規格にのっとって、自動で写真の規格を合わせてくれます。
簡単に適切な質の写真を撮ることができますよ。
他にも画像の漏洩を防ぐ機能や、写真整理を自動で行う機能など便利な機能を備えています。
高額なモデルですが、現場のプロのために作られた現場用カメラです。
特徴 | 防水・防塵・フルハイビジョン・内蔵メモリ |
質量 | 約290g |
5位 OLYMPUS コンパクトデジタルカメラ STYLUS TG-870 Tough ホワイト
オリンパスのTG-870は、5大タフ性能に21mmの超広角ズームレンズが魅力の現場用カメラです。
とくに広い範囲での撮影が必要な場合に重宝します。
現場での使用はもちろん、その 防水・防塵性や耐衝撃を活かしてアウトドアでも活躍してくれます。
Wifiが内蔵されているので、データの共有にもすぐに対応できます。
特徴 | 防水・広角・光学ズーム |
質量 | 約221g |
6位 RICOH 本格防水デジタルカメラ WG-70 ブラック
RICOHのWG-70は、タフなボディが特徴の現場用カメラです。
防水性能や1.6mの耐衝撃性に加えて、100kgfの重さにも耐える耐荷重構造なので、建設現場・土木工事現場などのあらゆる過酷な環境にも耐えられます。
公共建設工事などの電子納品に適したCALSモードを備えており、ダイヤルを回すだけで簡単に国の規格にのっとった写真の撮影がでいます。
特徴 | 防水・耐衝撃・耐荷重・防寒・光学ズーム |
質量 | 約430g |
7位 Kodak コンパクトデジタルカメラ PIXPRO WPZ2 イエロー
コダックのWPZ2は、防水性・耐落下性に優れた現場用カメラです。
Wifi接続もできるので、データの共有や提出作業なども手軽にこなせるのが魅力です。
多数のシーンモードと1080pフルハイビジョンに対応しており、質の良い動画撮影もできます。
現場用カメラにはあまりない鮮やかな黄色のデザインとカラーも人気の理由のひとつです!
工事現場などで必要となるCALSモードも搭載しています。
特徴 | 防水・防塵・広角・Wifi・光学ズーム |
質量 | 約176g |
現場でスマートフォンのカメラを使うメリットとデメリット
iPhoneをはじめ今ではスマートフォンのカメラ機能の性能も非常に高いです。
そのため現場でスマホを現場用カメラとして使おうか考えている方も多いと思うので、メリットとデメリットについて解説します。
スマホを使う最大のメリットが、カンタンにキレイな画像を撮影することができる点です。
タップをすれば撮影できるため、時間のない工事現場でスピーディに撮影することができます。
一方デメリットは、工事用の手袋をしている場合、手袋を外して撮影する必要があることです。
さらに工事現場によっては機密性の高い現場の場合、指定されたカメラしか使用できないこともあります。
そのため状況によってはスマホもアリだと思いますが、今後のことを考えて現場用のデジタルカメラも持っておいた方が良いかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、工事現場での作業を日々スムーズに進めるために必要な現場用カメラについて解説させていただきました。
現場用カメラにはさまざまなスペックや便利な機能が備わっているので、使用する現場の状況やコストなどを考慮した上で、ぴったりのモデルを見つけましょう。
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