マックスのロール釘の選び方まとめ!

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MAXロール釘
工具のプロ  サルトくん
サルトくん
 

 

ロール釘とは

ロール釘は釘打ち機で釘を打ち込む際に使用するロール状の釘です。

釘打ち機(エア釘打ち機、ネイラともいいます)はコンプレッサーを使って空気の力で釘を押し出す工具で、最近はプロの工事現場だけでなく、日曜大工やDIYなどでも利用されることが多くなってきました。

一本いっぽん釘を打つ作業は数が多いととても大変なので、釘打ち機を使えば作業が圧倒的にスピーディになり、とても楽になります。

マックス ロール釘

利用するにはロール状に巻かれた専用の釘が必要になります。

釘打ち機の使い方はシンプルですが、ロール釘は種類も大きさもたくさんあるので、選び方が難しいですよね。

今回は釘打ち機のパイオニアともいえるマックス(MAX)のロール釘について、代表的なロール釘の紹介と、特徴や選ぶ際のポイントをご紹介します。

 

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マックスのロール釘の種類は?

 

マックスは工事現場などで利用する工具やオフィス用品を主に製造している日本生まれの会社です。

1942年に創業され、『使う人が満足するモノづくり』をモットーに国内外へと進化を続け、現在では日本を代表する工具・オフィス用品の会社のひとつです。

釘打ち機に関しては日本の中でもトップメーカーといえるほど、多くの現場で利用されています。

 

代表的なロール釘

 

ロール釘にはたくさんの種類があります。

材質はステンレス、鉄、メッキ、銅、真鍮等さまざまあり、

巻き方もワイヤーの山形巻き、平形巻き、プラシート連結のものなどあります。

釘一本いっぽんの長さや形、色もたくさんの種類があるので、お手持ちの釘打ち機や、使用するものの材質に合ったタイプを選ぶようにしてください。

ここからは、そのロール釘の代表的なものを紹介していきます。

 

山形巻きワイヤ連結鉄釘 NC50V1

 

販売価格:2,099円(税込)

鉄で出来た山形巻きワイヤー連結の50mmのロール釘です。

木材に使用する用の釘になります。

色は緑色です。

 

平形巻きワイヤ連結鉄釘 FC65W1

販売価格:3,119円(税込)

鉄で出来た平形巻きワイヤー連結の65mmのロール釘です。

こちらも木材に使用するための釘になります。

色はオレンジ色です。

 

コンクリート釘 FCP38V5-H

 

販売価格:5,892円(税込)

こちらはメッキで出来た、コンクリート用の38mmのロール釘です。

コンクリートの壁などに軽量なものを固定するときに使われますが、重量のものを固定するのにはあまり向いていません。

プラシートで連結されています。

 

プラシート連結釘 FRP50V2-S

販売価格:24,900円(税込)

こちらはステンレス鋼線でできた50mmのロール釘です。

プラシートで連結されています。

ステンレスはサビや腐食に強いので、屋外や水回りなど、湿気の多いところで利用されます。

 

ワイヤ連結釘 FC90X1-WP

販売価格:3,590円(税込)

こちらは軟鋼線材で出来たワイヤー連結の90mmのロール釘です。

先端は”割れプリベンションポイント”という形状になっていて、打ち付ける先の材質が割れないような工夫がされています。

色はピンク色です。

商品番号の識別の仕方

マックスのロール釘の商品番号は、一瞬なにを表しているのかわからないように見えますが、実はその釘の特性や素材を意味しています。

覚えてしまえば、商品番号を見ただけで、どんな釘かわかるようになります。

 

例えば”NC38V1メッキ”という名前の場合、[NC][38][V1][メッキ]と区分され、

[NC]の部分

”連結方式”・・・NCの場合はワイヤ連結

[38]の部分

”釘の足の長さ”・・・38は38mm

[V1]の部分

”釘の胴部径”・・・V1の場合はφ2.1mm

[メッキ]の部分

”材質先端形状・表面処理・カラー”・・・この場合は文字通りメッキです。


胴部径

P7  φ1.47mm V3 φ2.3mm
Q9 φ1.59mm V5 φ2.5mm
T3 φ1.83mm V9 φ2.9mm
V0 φ2.0mm W1 φ3.1mm
V1 φ2.1mm W3 φ3.3mm
V2 φ2.2mm W4 φ3.4mm
W8 φ3.8mm
X1 φ4.1mm
材質

S ステンレス鋼線
H 硬鋼線材
AL アルミ
記号なし 軟鋼線材

先端形状

C チゼルポイント
B ブラントポイント
WP 割れプリベンションポイント
F フラットポイント
記号なし ダイヤモンドポイント

さらに詳しく知りたい方は、メーカーページの釘の製品紹介から詳細を確認できます。

 

 

画像では見づらいかもしれませんが、

釘の打点には釘の足の長さの数字が書かれています。

このおかげで、打ち込んだあとも長さが何ミリの釘なのかがわかるようになっています。

 

マックスのロール釘の選び方は?

ここからは、マックスのロール釘の選び方のポイントをご紹介します。

 

ポイント① 対象物の材質・場所を確認する!

 

まず釘を打つ際には、何に対してどこで釘を打ち込むのかをしっかり確認をしましょう。

「コンクリートに打ち込みたい」

「木材を支える際に打ち込みたい」

「打ち込む場所が外装でもあるし、内装でもあるし、、」

対象物や場所によって適切な釘は変わってきます。

コンクリートの壁になにか軽量なものを固定するときに使う場合は、コンクリート専用のロール釘を使用してください。

木材の場合は一般的には鉄の釘を用いたら大丈夫でしょう。

水回りや外装の場合など、水に濡れて釘がサビてしまう恐れのある場所は、ステンレス製のロール釘を使うのがおすすめです。

 

ポイント② 対象物の厚さによって、釘の長さを選ぶ!

 

木端に打つ場合

木端に打つ場合は、打つ板の厚さ×2.5倍の長さの釘を選ぶといいと言われています。

例えば、打つ板の厚さが1cmの場合は、2.5㎝以上の長さのある釘を選ぶようにすると、きちんと固定することができます。

 

木口に打つ場合

木材を横に切断したときの、年輪が見える切り口の断面を木口(面)といいます。

木口に打つときは、木端のときのように木の繊維に逆らって釘を打つわけではないので、しっかりと固定するにはさらに長さが必要になります。

そのため木口に打つ場合は、打つ板の厚さ×3.5倍の長さの釘を選ぶといいと言われています。

例えば、打つ板の厚さが1cmの場合は、3.5㎝以上の長さのある釘を選ぶようにすると、きちんと固定することができます。

 

木工用ボンドを併用する場合

 

板と板の間に木工用のボンドをつけると、より強度があがります。

木工用ボンドを併用する場合は、

木端に打つ場合は、打つ板の厚さ×2倍の長さの釘を、

木口に打つ場合は、打つ板の厚さ×3倍の長さの釘を選べばいいと言われています。

 

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マックスのロール釘の互換性は?

 

マックスのロール釘は、別メーカーの釘打ち機でも使用することができます。

ただ、どの年代に作られた釘打ち機を使用するのかを確認する必要はあります。

2009年に、くぎのJIS(A5508)改正があり、一般に使用されるくぎの規定が変わりました。

その際に、鉄丸くぎは”N”、太め鉄丸くぎは”CN”など、さまざまな種類の記号も統一されています。

そのため、2009年以前の釘打ち機では、JIS改正後の釘を打てない場合があるようです。

 

そのため、最新のものや割と新しい釘打ち機を使用する場合は、別メーカーの釘打ち機でもマックスのロール釘を使うことができます!

 

まとめ

 

いかがでしたか?

マックスのロール釘に関しての種類や選び方がわかりましたか?

プロの現場ではもちろんのこと、日曜大工の場でも人気が出てきている釘打ち機。

ロール釘はその釘打ち機にはなくてはならない存在です。

ロール釘を購入する前には、使用する対象の材質や場所をきちんと確認し、釘の長さもしっかり確認しましょう。

そのうえで、正しく安全に釘打ち機を使用してくださいね!

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