【レッキス】ねじ切り機のオススメ機種をプロがご紹介!
- サルトくん
2021.05.12 2021.11.04
ねじ切り機とは
ねじを切るとは、ねじの下のギザギザの部分(ねじ山)を作ることをいいます。
ねじ切り機とは、その名の通り、ねじのギザギザの部分を加工する機械のことです。
パイプマシンとも呼ばれます。
今回は、レッキス(rex)から販売されている、ねじ切り機の人気の型番や替え刃などを紹介していきます。
さらには中古相場も比較していきますので、ねじ切り機の購入をお考えの方は必見です!
レッキス工業は、主に配管工具や空調工具を製造する、機械工具のトップメーカーです。
1925年に日本で創業され、2025年には100周年を迎える歴史のある会社です。
目次
レッキスのねじ切り機オススメ型番は?
レッキスのねじ切り機には、小型な25Aからかなり大型の150Aまで、さまざまな種類があります。
今回はその中でも代表的な、50A、80A、100Aのモデルを紹介していきます。
F50AⅢ (210315)
販売価格:337,136円(税込)
品名 | F50AⅢ (210315) |
ねじ切能力 | 1/4B~2B(8A~50A) |
本体重量 | 46 kg |
モーター | 単相100V | 出力600W シリースモータ(ブレーキ付) |
主軸回転数 | 42 min-1(無負荷) |
機械寸法 (LxWxH) | 620x400x395 mm |
タンク容量 | 2.5 L |
まずはF50AⅢです。
セーフティーマシーンのベストセラーになります。
自動オープン転造ヘッドの搭載が可能であり、広いストローク幅による作業性も向上されたモデルです。
ブレーキ付きモーターを採用した巻込防止設計で、より安全に作業ができるよう工夫されています。
F80AⅢ (273015)
販売価格:420,615円(税込)
品名 | F80AⅢ (273015) |
ねじ切能力 | 1/4B~3B(8A~80A) |
本体重量 | 65 kg |
モーター | 単相100V | 出力600W シリースモータ(ブレーキ付) |
主軸回転数 | 31 min-1(無負荷) |
機械寸法 (LxWxH) | 770x480x405 mm |
タンク容量 | 4.0 L |
続いては、F80AⅢになります。
こちらは使いやすさがさらに追及されたタイプで、こちらもベストセラー商品です。
低重心の安定設計で、安全に作業ができます。
こちらも自動オープン転造ヘッドの搭載が可能であり、ブレーキ付きモーターによる巻込防止設計も搭載されています。
仕様や特徴はかなり50Aと近いですが、タンク容量が1.5倍以上あるので、より長く稼働させることができます。
N100A (35A400)
販売価格:712,908円(税込)
品名 | N100A (35A400) |
ねじ切能力 | 1/4B~4B(8A~100A) |
本体重量 | 123 kg |
モーター | 単相100V/200V両用(切換スイッチ付) 出力750W コンデンサモータ |
主軸回転数 | 43/24/13 (60Hz)min-1(無負荷) |
機械寸法 (LxWxH) | 873x635x558 mm |
タンク容量 | 4.0 L |
最後はN100Aになります。
こちらは大型パイプマシンのロングセラー商品です。
3段階変速が可能で、高速ねじ切りが自慢のモデルです。
100V/200V 切替スイッチ付きで、快適に無駄なく作業をすることができます。
切粉たまりのスペースも他のモデルと比べても大きく、長時間の作業が可能なのもメリットです。
レッキスのねじ切り機の替刃やオイルは?
レッキスのねじ切り機には、専用の替刃やオイルなどの付属品があります。
刃やオイルなどの消耗品は、定期的に点検することによって替え時をきちんと見極めて、適切な時期に交換することが大切です。
きちんとメンテナンスをすれば、より長くねじ切り機を使い続けることもできますよ。
ねじ切り機用パイプカッター替刃(レッキス パイプマシン用) K-RM
販売価格:2,376 ~ 2,816円(税込)
こちらはねじ切り機用の替刃です。
刃は使うたびに消耗していくので、定期的に点検をし、必要に応じて交換するようにしましょう。
また、刃の交換をきちんとすることは、ねじの仕上がりに大きく影響します。
2種類あり、マシンカッタ用(K-RM)は2,376円、ステンレス管用(K-RS)は2,816円です。
ニップルアタッチメント(レッキス パイプマシン用)
販売価格:13,643 ~ 16,015円(税込)
こちらはねじ切り機用のニップルアタッチメントです。
短管の無駄をなくすのに利用されます。
ねじ切り機に取り付けることによって、短管をニップルに加工することができます。
大きさは最短ニップ45から70まであります。
ねじ切りオイル(一般配管用オイル) 246-R
販売価格:4,257 ~ 12,672円(税込)
こちらはレックスのねじ切り機専用に開発された、一般配管のねじ切り用オイルです。
低速かつ重切削のねじ切りでは、潤滑性や冷却性が重要になります。
適したオイルを使用することは、ねじの仕上がりに大きく影響します。
大きさは2種類あり、4L(246R-4)は4,257円で、18L(246R-18)は12,672円です。
ねじ切りオイル(ステンレス加工用) 100SW-R
販売価格:4,752 ~ 14,667円(税込)
こちらはステンレス管を加工するための、高い切削性を実現する潤滑性に優れたオイルです。
オイルが白濁したり、黒ずみ等の現象が見られれば、オイル交換の時期のサインになります。
長くねじ切り機を使い続けるためにも、オイルは適切なものを選び、適切な時期に交換するようにしましょう。
大きさは2種類あり、4L(100SW-R4)は4,752円で、16L(100SW-R16)は14,667円です。
レッキスのねじ切り機の修理方法は?
レッキスのねじ切り機の修理方法は、簡単なものであればYoutubeにも動画が上がっています。
ここでもいくつか役立ちそうな修理方法の動画を紹介します。
オイルが出なくなった場合
こちらのYoutubeでは、油を入れたのに切削油が出ないトラブルの対処法を簡単に紹介してくれています。
ホース交換や、フィルターのつまりなどの主な2つの原因を、丁寧に写真つきで説明をしてくれているので、とてもわかりやすいです。
モーターが回らなくなった場合
こちらのYoutubeでは、モーターの修理方法を丁寧に解説してくれています。
モーターのばらし方から掃除の仕方、注意点などをビデオで一通りの工程が見ることができます。
モーターの交換の工程をご自身でなさる場合は、ぜひ参考にしてみてください!
メーカーへの修理の依頼が必要な場合は、以下のリンクからメーカーページへ飛ぶことができます。
電話で問い合わせることもできますし、リンク先で都道府県別に取扱店を探すことも出来ます。
レッキスのねじ切り機の中古相場をご紹介!
最後は、レッキスのねじ切り機の中古相場をご紹介します!
今回は例として、ヤフオクとメルカリでF50AⅢの価格を比較してみました。
※価格は、美品の商品の価格を参考にしています
ヤフオクではF80AⅢは170,000~180,000円が相場です。
古いものや、かなり使用回数の多いものも出品されていますが、全体を見てもねじ切り機の数が多く、掘り出し物に出会えるチャンスがありそうです。
一方汚れている商品は、かなりお買い得な値段でも販売されています。
一方、メルカリでの相場は180,000円と、ヤフオクとほぼ同じ結果となりました。
メルカリでは、ねじ切り機本体よりも、替刃などの付属品のほうが多く販売されています。
よって、F80AⅢの中古相場は170,000~180,000円程度でした。
新品の価格と比べると半額以下になるので、かなりお得な価格帯と言えそうです!
もちろん商品の状態によりますが、美品のものを選べば中古での購入もおすすめできます。
ご購入をお考えの方は、一度中古サイトやショップを覗いてみてもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はレッキスのねじ切り機のおすすめ型番や、替刃などの付属品、中古相場などを網羅的にご紹介しました。
レッキスのねじ切り機の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!