かくはん機を選ぶポイントやオススメ商品の紹介|DIYユーザーからプロまで必見!
- サルトくん
2023.09.30 2023.10.04
かくはん機とは、モルタルやコンクリート、漆喰などの材料を攪拌する電動工具です。
手元のトリガーを引くことで、先端のミキシングブレードが回転します。
手作業だと粘度があって重労働なコンクリートの練り合わせ作業も、かくはん機を使えばあっという間に均一に混ぜることができます。
そのため、大量のコンクリートを用意する現場ではかくはん機を使うのが一般的です。
かくはん機は各メーカーからさまざまなタイプが販売されていますが「違いは何?」「どれを選べばいいの?」と思う方もいるでしょう。
この記事では、かくはん機の選び方や工具屋が選ぶオススメ商品を紹介します!
それぞれの特徴も解説するので、ぜひ最後までご覧ください(^^)/
目次
かくはん機の選び方
かくはん機を選ぶ際は、以下の3つにポイントを絞ります。
・回転数
・トルク値
・ミキシングブレード(スクリュー)
詳しく見ていきましょう!
回転数
かくはん機の回転数は、攪拌する材料の粘度に合わせて選びましょう。
回転数によって、得意な作業が違うためです。
回転数には大きく分けると「低速回転」と「高速回転」があります。
●低速回転 ・・・高粘度
●高速回転・・・ 低粘度
低速と高速の切り替え機能が付いていたり、トリガーの引き加減で回転数を調整可能な製品もあります。
スロースタートの機能付きタイプは、スタート時に材料の飛散が気になる方にもオススメです。
トルク値
トルクはかき混ぜるパワーのことを指します。
トルク値が高いと、大量のコンクリートや粘度の高い物でもグングンかき混ぜることが可能です。
かくはん機のトルクも、攪拌する材料の粘度に合わせて選びます。
ただし、かくはん機のトルク値は、カタログなどに数値として記載されていない場合がほとんどです。
「低トルク」「高トルク」と記載れているのが一般的なので注意しましょう。
「低粘度」の材料には「低トルク」、「高粘度」の材料には「高トルク」の製品を選ぶようにしてください。
注意点として、回転数を調整できる高速回転のかくはん機で
回転数を下げて高粘度の材料を攪拌しようとすると、トルク不足になりミキシングブレードが回転しないこともあるので気を付けましょう。
ミキシングブレード(スクリュー)
かくはん機の先端についているミキシングブレードは「羽根」とも言われます。
材料をかき混ぜるための重要な部分であり、最適な形は攪拌する材料によって異なります。
ミキシングブレードの形状との相性によって攪拌の具合が変わったり、使用に向かない材料があるので注意しましょう。
合わないものを使用すると効率が悪く、抵抗も大きくなるのでモーターの故障につながります。
人気メーカー
かくはん機は以下の3つのメーカーが人気です。
メーカーによって呼び方が異なる点にも注目してみましょう!
●マキタ
マキタでは「カクハン機」と呼ばれます。
充電式のかくはん機なので、マキタの18Vの製品をお持ちであればバッテリーを使いまわせます。
バッテリーがカバーでしっかり覆われているので、攪拌材料が飛散しても安心です。
●ハイコーキ
ハイコーキでは「かくはん機」と呼ばれます。読み方はマキタと同じですが表記の仕方が変わってきますね。
日立工機からの新ブランドとして生まれたハイコーキ。
かくはん機は毎日のコンクリートの攪拌作業に耐えられる、タフなプロ仕様の製品が豊富です。
●リョービ
リョービ(京セラ)では「パワーミキサー」と呼ばれます。
現在は、新たな電動工具ブランドとして、プロ向けブランド「KYOCERA」を展開しています。
かくはん機のオススメ商品を紹介
ここからは、工具屋が選ぶオススメのかくはん機をご紹介していきます。
「選び方はわかったけど結局どれがいいの?」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
リョービ APM851
高速回転でも飛び散りが少なく、使いやすいと評判のモデル。
二重絶縁構造だから場所を選びません。
中速型・中粘度の攪拌に適しており、軽量でコンパクトな設計なのが特徴的です。
回転数 | 850min-1 |
電源 | 単相100V |
質量 | 1.9kg |
サイズ | 850×80×153mm |
マキタ UT001GZ
ハイパワー&高能率で、高粘度材もパワフルに攪拌できるモデルです。
機械式2段(高速/低速)変速とダイヤル(5段階)変速により、さまざまな材料に応じて細かな回転数調整が可能です。
ダブルハンドル&握りやすいグリップ形状で、負荷の重い作業時でも姿勢が安定し疲労を軽減してくれます。
回転数 | 高速 0~920[回転/分] |
電源 | 36V(40Vmax) |
質量 | 5.9kg(BL4040装着時) |
サイズ | 373×458×235mm |
マキタ UT130DZ
低粘度・高粘度両用で使えるモデル。
ギヤ式2スピードで低粘度の塗料・リシン等から、高粘度のモルタル等の撹拌に対応しています。
また、ブラシレスモータ搭載でハイパワーを実現しています!
スイッチカバーやフロントカバー、バッテリカバーの3つのカバー付きで撹拌材料からしっかり保護してくれます。
回転数 | 高速0~1,300/低速0~350[回転/分] |
電源 | 18V |
質量 | 2.5kg |
サイズ | 916×89×231mm |
ハイコーキ UM36DA
手軽に、速く、ムラのない仕上がりに自信のモデル。高粘度材料も速く混ぜられます。
AC製品を超える速さをコードレスで実現しており、従来製品より1.2倍のスピードで作業するため疲れにくいのが特徴です。
定速度制御により高負荷でも回転が落ちにくい設計で、鋼材製スクリュで塗料もモルタルも攪拌できます。
ソフトで握りやすい二層成形サイドハンドルは、利き手に合わせて左右どちらでも取付可能。
回転数 | 高速0~1200/低速0~500[回転/分] |
電源 | BSL 36A18 |
質量 | 2.9kg(BSL 36A18装着した本体のみ) |
サイズ | 928×224×109mm |
ハイコーキ UM22V
コンクリート用に使えるプロ仕様!
壁材・モルタルなどの高粘度材料の攪拌にピッタリです。
ダイヤル付無段変速スイッチでかくはんする材料に適した回転速度に調整することが可能です。
また、スロースタートで材料の飛散を軽減します。
回転数 | 0~550[回転/分] |
電源 | 単相交流 100V 50/60Hz |
質量 | 4.4kg |
サイズ | 838×340×255mm |
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まとめ
かくはん機は、重労働であるコンクリートの練り合わせなどを負担なく、均一に攪拌してくれる工具です。
選ぶ際は、以下のポイントに注目してくださいね。
-回転数
-トルク値
-ミキシングブレード(スクリュー)
とくに回転数によって適する材料は変わってくるので、しっかり確認したい点です。
今回紹介した商品もぜひチェックしてみてくださいね(^^)/