【工具】修理?買い替え?プロが教える判断基準とおすすめ修理店
2025.12.11 2025.12.11
工具が壊れてしまったとき、「修理して使い続けるべきか、それとも買い替えるべきか」で悩む方は多いはずです。
無理に使い続けると、結局は壊れて買い換えることになりかねません。大切なのは、故障の原因や修理費用、買い換えコストを見極めることです。
この記事では、工具が壊れた際にプロが実際に確認する3つのチェック項目や、修理より買い替えを選ぶべきケース、壊れた工具を賢く手放す方法まで詳しく解説します。
目次
壊れた工具、修理すべき?プロが見る“3つのチェック項目”
電動工具が故障したときは、「修理できるのか」だけでなく「修理する価値があるのか」も考える必要があります。
ここでは、工具が壊れた際にプロが確認する3つのポイントを解説します。
1. 故障の原因は何か?
まず確認すべきは「故障の原因」です。故障の発生部位や経年劣化が原因かどうかなどを明確にすることが重要です。
原因が特定できれば、修理可能かどうかや修理費用の見通しを立てやすくなります。
たとえば、インパクトドライバーであれば、スイッチの不良や内部配線の断線といったケースは比較的簡単に修理でき、費用も低い傾向があります!
一方で、バッテリーや主要パーツの経年劣化が原因の場合は、交換品が生産終了している、代替品も入手が難しいなどの理由により、買い換えた方がよいケースが多々みられます!
2. 修理費用はどの程度になるか?
修理費用は基本的に「部品代+工賃」で決まります。
必要となる部品や作業が少なければ費用は抑えられるため、まずは小さな不具合かどうかを確認することが大切です。
たとえばインパクトドライバーの場合、スイッチ不良や内部の断線であれば、数千円程度で直せるケースが多くみられます。
一方で、モーターやバッテリーといった主要部品の交換には1万円以上かかることもあるため、買い換えた場合のコストと慎重に比較する必要が生じます!
さらに、修理の依頼先によってもコストが異なります。
正規メーカーに修理を依頼すれば、保証期間内なら無償修理の対象になる可能性があります。
ただし、保証が切れているとメーカー修理は高額になりやすく、街の修理店に持ち込んだほうが費用を抑えられるでしょう。
3. 買い替えとどちらがお得か?
修理費用が新品価格に近い、または上回るようであれば、買い替えを選んだほうが長期的に見てお得な可能性があります。
これは、新品にメーカー保証がついているうえに、最新モデルなら作業効率が高まることもあるためです!
さらに、壊れた電動工具であっても状態によっては売却できるため、一度確認してみるのもおすすめです。
売却益を新しい工具の購入費用に充てれば、出費を抑えることができます。
工具の修理よりも買い替えがお得になるケースの具体例
電動工具が壊れたとき、修理と買い換えのどちらがお得なのかは工具の状態や故障の原因などで異なります。
ここでは、買い替えを検討すべきケースについて、具体例を紹介します。
工具の修理費用が新品価格の50%を超える
修理を検討する際は、同等の新品を購入した際のコストと比較してください!
アクトツールでは、目安として修理費用が新品価格の50%を超えるようなら、買い替えを選んだほうが合理的と考えています。
明確な根拠があるわけではなく、あくまで実務的な判断基準ですが、現実的な数字といえるでしょう!
修理より買い替えをおすすめする主な理由は次の2つです。
- 修理しても別の部位がすぐに故障するリスクがあり、結果的に出費がかさむ可能性がある
- 新品を購入すれば保証や最新機能が付帯し、故障解消に加えて性能向上や安心感が得られる
さらに、壊れた工具でも状態によっては査定額がつく場合があります。
LINE査定などを活用して売却すれば、その資金を新しい工具の購入に充てることができ、買い替えの負担を抑えられるでしょう!
工具が古く、製造から長期間経過している
工具が古く製造から長期間経過している場合は、次のような問題があります。
- 部品がすでに生産終了している恐れがある
- 修理が不可能、または可能であっても高額になるリスクがある
経年劣化による不具合の場合には、修理よりも買い替えを検討したほうが合理的といえるでしょう!
工具の安全に関わる重要な部品が破損している
電動工具の中でも、安全装置や電源部といった重要な部品が壊れている場合は、買い換えを前向きに検討すべきです。
たとえ、修理で工具の見た目が直ったとしても、安全性を確保できないために、重大な事故につながる恐れがあります。
たとえば、丸ノコで安全カバーが正常に作動しなくなると、回転中の刃が剥き出しのまま動作してしまい、誤って手や足に接触すれば大きな切創や切断事故を招きます!
また、インパクトドライバーのバッテリーが劣化していたり、粗悪な互換品を使用していたりすると、過熱や発火のリスクが高まり、作業中に火災や感電事故が発生する可能性があります。
このように、安全性に大きく影響する部品が壊れた場合は「修理できるかどうか」ではなく「修理すれば安全に使い続けられるのかどうか」を基準に判断することが大切です。
買い替えるなら“買取”も要検討! 壊れた工具を賢く手放す方法
工具を買い替える場合は、壊れた工具の処分方法を決めなければなりません。
廃棄だと費用や手間がかかりますが、買取に出せば費用と労力を大きく減らすことができます。
また、売却益を新しい工具の購入費に充てられます。
壊れた工具の処分方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
より高く買い取ってもらうなら、事前の準備を忘れずに!
同じ工具でも、状態や付属品の有無によって査定額には大きな差が出ます。
少しの工夫で数千円単位で価格が変わることも珍しくありません!
査定でチェックされるのは「外観」「動作」「破損」の3点です。
外観がきれいで、正常に動作し、大きな破損がなければ評価が上がります。
アクトツールの査定基準でも、未使用に近い「Sランク」と、使用感や損傷が大きい「Dランク」では、同じ商品でも6倍程度の差がつくことがあるほどです!
少しでも高く売りたい場合は、次のように準備しましょう。
- 可能な範囲で清掃する
- 付属品や説明書を揃える
- 動作確認や簡単なメンテナンスをする
査定前にちょっとした準備をするだけで、買取価格が大きく変わりることもあります。
特に電動工具は状態の良し悪しが価格に直結しやすいので、ぜひ実践してみてください!
修理も買取もOK! おすすめのプロ向け工具専門店「アクトツール」
工具の修理といえばメーカーや販売店に依頼するのが一般的ですが、実は工具の買取や販売を行っている専門店で修理を受け付けてもらえる場合があります!
修理と買取を両方に対応できる店舗なら、まず修理や査定を依頼してみて、その金額をもとに「修理して使い続けるか」「買い取ってもらって買い替えるか」を判断できます。
こうした店は意外と少なく、そのなかでも特におすすめなのがプロ用中古工具専門店「アクトツール」です。
工具のプロ集団が、自社で修理・メンテナンスを実施
アクトツールには、高い技術力を持った工具のプロが各店に在籍しており、さまざまな電動工具・エア工具・エンジン工具を自社で修理・メンテナンスできます。
関東を中心に全国へ店舗を展開し、地域一番の中古工具専門店として信頼を築いてきました。
買い取った商品には丁寧なクリーニングとメンテナンスを施し、再び現場で安心して使える状態に整えてから販売します。
実店舗に加えて通販サイトも展開しており、POSレジと連動したシステムで在庫が管理されているため、店舗に足を運ばなくても全国どこからでも購入できます。
工具リユースのプロ集団として培った技術とノウハウを活かし、修理から買取、販売までワンストップで対応できるのがアクトツールの強みです!
状態によっては、壊れた工具を高価買取できることも
電動工具は壊れていると価値がないと思われがちですが、アクトツールでは自社で修理・メンテナンスを行えるため、部品としての利用や修理後の再販を前提に査定できます。
そのため、他店では「買取不可」とされた工具でも、アクトツールなら買い取れるケースがあります!
アクトツールが高価買取できるのは、独自の強みがあるためです。
関東を中心に21店舗を展開しており、店頭販売でどんどん売れる環境が整っていることに加え、月間8万PVを超える業界最大級の通販サイトでも販売しています。
さらに、工具のプロ集団として自社で修理やメンテナンスを行えるため、メーカーに依頼する必要がなく、余計なコストをかけずに再販できるのも理由の1つです。
使わなくなった工具がご自宅や職場に眠っているなら、1点からでも気軽に査定を依頼してみてください!
まとめ:修理か買い替えか、それぞれのリスク・費用を十分比較しよう
壊れた工具は、「故障の原因」「修理費用の妥当性」「新品との価格差」「安全性への影響」などを確認し、下記の場合は買い換えを検討しましょう!
- 修理費用が新品価格の半分を超える
- 安全部品が故障している
買い替える場合は、壊れた工具を買取に出して新しい工具の購入資金にするとよいでしょう。
アクトツールなら修理にも買取にも対応できるため、まず査定を依頼して「修理するか、売却して買い替えるか」を検討できます。
工具のプロが適切にサポートしているので、安心して相談してください!




