サイディングボードとは?種類と特徴を徹底解説!
- サルトくん 所沢店
2019.10.26 2022.11.05
サイディングとは外壁材のことです。
サイディングボードとも呼ばれる建材で、アクトツールで仕事をしているとこの用語をよく聞きます。
しかし実はサイディングボードにも種類があるのをご存知でしょうか?
今回はサイディングボードの種類について、画像付きで紹介します(^^)
記事後半からはオススメのサイディングメーカーも紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいませ!
目次
サイディングボードの種類は4つ
サイディングの種類は、大きく分けて下記の4つです。
–窯業系サイディング
–金属系サイディング
–木質系サイディング
–樹脂系サイディング
それぞれカンタンに見ていきましょう!
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメント質と繊維質を主な原料としています。
サイディングでシェアがもっとも多く、「サイディング=窯業系サイディング」と認識されていることも多い印象です。
窯業系サイディングの特徴は「耐震性」「耐火性」「コスパの良さ」の3つ。
全体的にバランスが取れており、使いやすいサイディングとなります。
逆にデメリットとしては、吸水性です。
吸水性が高いため、防水塗膜・シーリングのメンテナンスを怠ると、劣化を早めてしまいます。
金属系サイディング
次にシェアが多いのが金属系サイディングです。
ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板を使用しており、ここ最近金属加工の技術が進歩したこともあり、需要が高まっています。
長期間メンテナンスが不要で、「防水性」「耐天候性」「軽量」の4つが特徴。
その一方で、コストが高くなりがちで、窯業系ほどデザイン数は少ないのがデメリットとなります。
木質系サイディング
木質系サイディングは、名前のとおり天然の木を使用したサイディングです。
「性能よりもデザイン性を楽しむ」という印象の方が強く、自然・趣を感じやすいサイディングとなります。
ただ火・水に弱いため、定期的にメンテナンスが必要です。
とは言ってもここ最近では不燃処理された木質系サイディングも多く、性能が上がっていることも確かです。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を使用しています。
もともと北米などの寒冷地で開発された経緯もあり、日本ではあまり馴染みがない方も多いかもしれません。
「耐天候性」「メンテナンス性」「撥水性」「軽量」「弾力性」に優れており、寒冷地では幅広く普及しています。
また表面塗装ではないので、再塗装も不要。
しかし樹脂系サイディングは軽く、薄く設計されているため、他のサイディングに比べて「遮音性」が劣るデメリットも。
土地が狭く住宅が密集している日本では、なかなか普及しにくい系統のサイディングかもしれませんね。
サイディングメーカー
ここからは有名なサイディングメーカーを3社紹介します!
サイディングを選ぶときの参考にしてくださいね(^^)
ニチハ
ニチハは窯業系・金属系サイディングを中心に販売しているメーカーです。
性能はもちろんデザイン性に優れたサイディングも多いため、市場でのシェアも高いです。
そのため「人気のサイディングを使いたい」という方にオススメのメーカーとなります。
旭トステム
旭トステムは「AGC」と「LIXIL」の外壁分野を統合して作られた企業で、さまざまな種類の外壁材が用意されています。
サイディングのつなぎ目を目立ちにくくした「シーリングレス工法」が特徴で、商品のデザインや色も幅広いです。
そのためサイディングのデザイン性を重視している方に、オススメのメーカーとなります。
アイジー工業
アイジー工業は金属系サイディングを中心に販売しているメーカーです。
コスパが良く高品質なサイディングを販売しているため、材料費を抑えたい方にオススメのメーカーとなります。
まとめ
「サイディング」には、窯業・金属・木質・樹脂と4つの種類があり、それぞれ特徴も異なります。
また、メーカーごとに得意なサイディングも異なるため、選ぶときは事前に調査しておくことも必要です。
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