マキタ最新インパクトドライバー TD001GRDXを分解して調べてみた!
- サルトくん 桶川店
2019.10.28 2023.08.18
目次
マキタ最新型インパクトドライバーTD001GRDX の分解を決意!
皆さん、こんにちは!まだ発売されたばかりなのに無意味にキャンプに連れてかれたり、小雨の降る中、撮影に挑んだりと大変な、「TD001DRGX」さん。
ですが、今度は通な読者さんのために
そうだ!身ぐるみを剥いじゃおう。
そう決意を新たにした私は、
「新品のインパクトなんだよな~」
と怪訝そうな店長をよそにオペを着手。
「まあ、新品じゃ売れないとしてもウチは中古屋じゃない?」
ちゃんとくみ上げるのは自信ありだから、分解して組んだだけの中古美品で売った方がお客さんもさぞ喜ぶだろうと。
軽い言い訳を自分に言い聞かせながら・・・。
ホラ、このモデルマキタの18Vのインパクトドライバー、TD171DRGXにクリソツじゃないですか?
だから、40Vのバッテリーの仕様になった事と最大締め付けトルクが220N.mになったりとか
そりゃあいろいろ代わったのは解るんですよ、自分も。ただ形があまりにも似てるから
内部的にはどうなのかって気になりますよね?
正面側からだと分解できないのでくるっと後ろに回します。
はい、後ろ姿です。
マキタのインパクトTD001DRGXのテールカバーを外します
冷却するためのプロペラとベアリングが見えますね。
ここらへんはいつもと同じといった感じ、わけのわからんメーカー名がベアリングに刻まれている。
多分インドネシア製。ひょっとしたらマキタさんが選んだメーカーだから、優秀なメーカーなのかもしれない。
自分が知らないだけで。
マキタのインパクトTD001DRGXの蓄光バンパーを外します
ぺりっと簡単に外れます。
買取で来る場合、結構外れていることが多いのは簡単に外れすぎだからか。
8本ネジを外すとぱかっとハウジングの片割れが外れます。
なにかと見た事のある感じ、既視感。ちなみにTD171をぱかっとすると。
「偉い汚いな~。」
なにげジョージAロメロ感、でもれっきとしたTD171DGXARのオーセンティクレッド
新型と比べて部品配置はほとんど変更点は無し。
スイッチの下の(防水、防じん?)カバーが無いのとオムロン製のスイッチの型式が違いますね。
マキタのインパクトTD001DRGXのハンマーケース内部・ステーター周り・基盤関係
コチラがステーター周り
上がTD171
下がTD001(新型)
結構違いがありますね~。
基盤周りも厚みがまったく違います。あっ上が新型です。
新型はヒューズが30Aです。TD171系は40A。
マキタのインパクトTD001DRGXとTD001DRGXの互換性は?
バッテリー差込口には互換性はまったく無いのが玉にキズ。
右が新型、となりがTD171、おわかりいただけただろうか?
新型の先端は高いトルクに耐えうる為か、鋼材に厚みがあるのです。
上がTD171系、下がTD001GRDX、縮尺はアレですがハンマ、アンビル共に肉厚になっている感じがします。
ハンマケース内にアンビルを入れた後、Cリングで止めるようになっているのも違いますね。
旧型はアンビルにOリングが2つ付いてて圧入する感じ。
ちなみにハンマケースをご家庭で開ける際は、逆ネジですのでお気をつけ下さい。
マキタのインパクトTD001DRGX分解まとめ
ここまで、いろいろ見てきまして、皆さんも思ったと思います。
新型のTD001GRDXは旧型と外見こそ似てるとはいえ、内部をみると全くの
別物といったモデルです。
これが結論となります。
分解すると見えてくることが結構ありますね。
参考になれば幸いです!それでは!