

【比較】電気カンナは「替刃式」「研磨式」どちらが良いのか
:2019年05月24日
:2022年08月01日

「電気カンナって替刃式と研磨式どっちがいいのかな…」
と思い立ち、今回はどちらが良いかを考えてみました。
もちろんどちらかが「優れている」ということではありません。
それぞれの特徴を確認しつつ、「こんな人には替刃式がオススメかも!」という形で回答していきます。
目次
そもそもどこで「替刃式」「研磨式」を見分けるのか?
そもそも「替刃式」と「研磨式」を見極めるには、どこを見れば良いのでしょうか?
ちょうどアクトツールにどちらもあったので、ひたすら見比べてみました。
さりげなくアピールですが、アクトツールでは本当にさまざまな機種をご用意しております!
ちなみに上記は「替刃式」です。
刃を見ればどちらか分かる!
上記の赤丸で囲んだ「刃部分」を見ると、どちらかわかります。
消耗したら刃を変更すれば、また継続して使用できます。
たとえば下記の刃なら替刃式。
下記のようにギザギザしているなら「研磨式」だとわかります。
刃って単体で買えるの?
割とマニアックなパーツですがAmazonで「電気カンナ 替刃」と入力すると、たくさんの量があります。
アクトツールでも取り寄せ可能な場合もあるので、お問合せくださいませ。
【本題】替刃式と研磨式はどっちを選ぶべき?
特徴 | |
替刃式 | 交換しながら使用する |
研磨式 | 磨きながら使用する |
上記がそれぞれの特徴です。
ちなみにどちらも形状が大きく異なるので、互換性はありません。
替刃式は文字どおり「交換しながら使用」し、研磨式は磨きながら使用します。
研磨式は均一に磨くひつようがあるため、技術と労力がかかります。
そのため「磨くのが面倒…」という方は、替刃式の方が良いでしょう。
電気カンナの選び方は?
とはいっても、刃の種類だけで電気カンナを決めるのもムズかしいと思います。
カンタンではありますが、ここからは電気カンナを選ぶときのポイントもあわせて解説(^^)
ご興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
電気カンナを選ぶときは、
・電源の種類
・刃幅
の2点がポイント。
それぞれ紹介していきます。
電源の種類
・コンセント式
・充電バッテリー式
のどちらを選ぶかです。
作業場所の近くにコンセントがあれば、「コンセント式」の方が良いでしょう。
とつぜん充電切れになるリスクを減らせます。
一方、バッテリー式は持ち運び可能というメリットがあります。
作業用途に合わせて選ぶようにしましょう。
刃幅
上記は「マキタ 1911BSP」という機種で、切削幅は110mです。
幅はピンキリで「KP312(マキタ)」は、切削幅は312mmというモンスター電気カンナ。一尺材を一発で切削できる点が特徴です。
切削幅が大きければ作業もはかどるのですが、その分重くなります。
幅が広くなるにつれてコストも上がる傾向にあるため、オーバースペックにならないよう注意しましょう。
豆知識:切削幅がわからないときは型番を確認
もし切削幅がわからない方は、型番を見ると分かることがあります。
たとえば「KP0800A→82mm幅」「1911B→110mm幅」と、なんとなく幅がわかります。
ただ、充電式の場合は参考になりません。
「KP140DZ」の場合、「14mm幅」ではなく「14.4Vバッテリー用」という意味になります。
「鉋」はむずかしい…
電気で動かすのではなく、手動の鉋は取り扱いがムズかしいです…。
水平になるよう調整しても、まっすぐ引けるかはまた別問題!
職人さんがまっすぐ鉋を引けるには数年かかるという話も。
まとめ
今回は「替刃式と研磨式どちらが良いのか」というテーマで記事を書きました。
鉋選びの参考になれば幸いです。
ちなみにアクトツールでももちろん「電気カンナ」を取り扱っています!
「新品で買うと高いんだよなあ…」
「ちょっとお試しで買ってみたい」
という方は、ぜひ下記のボタンから電気カンナをチェックしてみてください。
思っても見なかった掘り出し物も見つかるかもしれません!
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