サンダーとは?用途・使い方・種類・メーカーを徹底解説
- サルトくん
2021.06.15 2024.10.25
みなさんはサンダーという工具をご存知でしょうか?
ディスクグラインダーともよく似たサンダーは、高速振動や回転を利用して木材や金属の研磨や塗装はがしを行う便利な工具です。
今回の記事ではサンダーの使い方や種類、おすすめの型番まで一気にご紹介します。
・サンダーとは?
・サンダーの種類
・人気メーカー
サンダーについてあまり詳しくない方を含め、サンダーの購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください!
目次
電動工具のサンダーとは?
(引用:アクトツールオンラインショップ)
サンダーとは、サンドペーパーやディスクを高速で振動・回転させることにより、素材の研磨や塗装はがし、サビ取りなどができる工具です。
日本語では「研磨機」と呼ばれます。
形や使い方はディスクグラインダーとよく似ていますが、サンダーはディスクグラインダーとは違って基本的には切断用の工具ではありません。
研磨の作業は紙やすりを使えば手動でもできますが、作業が広範囲になったり、またはバランスが取りづらい場所ではかなりしんどい作業になります。
そんなときにサンダーがあれば素早く、効率よく作業を進めることができます!
基本的には電動で動くタイプが多く、AC電源に接続するコード式と充電できるコードレス式の2種類があります。
プロの建設現場での利用に限らず、日曜大工で家具を作っているときなどでも簡単に使えるので、DIYでも人気の工具です。
サンダーの使い方
(引用:アクトツールオンラインショップ)
サンダーは専用のサンドペーパーやディスクを取り付けて使用します。
加工したい素材に押し当てて、スイッチを押すと振動・回転が始まります。
スイッチ1つで簡単に使えるので、初めての方でも安心して使える工具です。
サンドペーパーは消耗品です。
研磨が弱くなってきたら定期的に交換するようにしましょう。
サンダーを上手に使うためのポイントもいくつかあります。
・用途に合ったサンドペーパーを選ぶ
・木材の研磨は、木目に沿って研磨する
・一定の速度で動かす
・力をかけすぎない
以上の点に注意してサンダーを使用するときれいに仕上がります♪
サンダーの使い方をわかりやすく説明してくれている動画がありますので、ぜひご覧ください!
サンダー用サンドペーパーの例
サンダーを使う際には、その特性上たくさんの木や金属の粉塵が舞います。
そのため、ゴーグルやマスクなどをして粉塵を吸い込まないようにするよう注意が必要です。
また、木片や金属片が飛んでくる場合もありますので注意しましょう。
最近では集じん機能付きのサンダーも多く販売されており、掃除の手間もはぶけて便利なのでオススメです。
電動工具のサンダーの種類は?
サンダーには、使用する素材の部位や用途に合わせてさまざまな種類があります。
ここからは、どんな種類のサンダーがあるのかを一緒に見ていきましょう。
ディスクサンダー
(引用:アクトツールオンラインショップ)
ディスクサンダーは、CDのようなディスクを回転させることにより素材の研磨ができるサンダーです。
ディスクグラインダーとよく似ており、ディスクを交換すれば素材の研磨だけでなく切断もできる機種もあります。
パワーが強いので、硬い素材の細かい研削に向いています。
比較的ディスクが小さいので、広い面の加工には向いていません。
グラインダーとサンダーの違いについては以下の記事で触れています!
オービタルサンダー
(引用:アクトツールオンラインショップ)
オービタルサンダーは、四角い角型のパッドを振動させて使用する研磨用のサンダーです。
特に平らな素材や部位の研磨に向いています。
家具や壁など広い面積を研磨したい時などに最適です。
パッドが細かく振動する作りになっているので、削り過ぎる心配がありません。
やわらかい素材に特に向いており、主に木材に使用されます。
パッドを荒いタイプから細かいタイプに替えることにより、荒く~細かく研磨したりと自在に使えます。
ランダムサンダー(オービットサンダー)
(引用:アクトツールオンラインショップ)
ランダムサンダーはその特徴的な円形のパッドを活かして、平らなところだけでなく緩やかな曲面の研磨にも向いているサンダーです。
パッドは振動しつつ回転するという動きをするので、強めの研磨で広い作業が可能です。
パッドを替えることにより、研磨だけでなくワックスがけや艶出しなどにも使えます。
いろいろな加工作業ができるため、とても使い勝手のいいサンダーです!
ミニサンダー
(引用:アクトツールオンラインショップ)
ミニサンダーは比較的小型で、狭い場所や角などの研磨に向いているサンダーです。
パッドの形は四角いタイプもありますが、角の研磨に便利なアイロンのような形のタイプが多いです。
パッドは三角型の専用のパッドを使用します。
小型な設計の物が多いため、狭い場所でも使用が快適です。
ベルトサンダー
(引用:アクトツールオンラインショップ)
ベルトサンダーは、ベルト状のサンドペーパーを回転させながら研磨をするサンダーです。
サンダーのなかでは最も研磨力の強いタイプになります。
ベルトの細さが選べるので、細いタイプは細かい場所に、太いタイプは広範囲の研磨に使用できます。
特に細いタイプでは狭い面積やへこんでいるところなど、他のサンダーではやりにくいようなところでも研磨可能です!
ベルトを交換すれば、研磨だけでなく塗装はがしや金属のサビ取りなどもできます。
上下逆にして使ったり、机に固定して卓上サンダーとしても使えたりと、使い勝手がいい便利なサンダーです。
電動工具のサンダーの人気メーカー5選!
ここからは、サンダーを販売している人気のメーカーと、おすすめの型番を順にご紹介していきます。
サンダーを買う際は以下を参考にしてメーカーを選ぶと、失敗しないと思います。
メーカーのブランド力・サポート・性能の面からランキング付けを行いました。
マキタ
(引用:マキタ)
マキタは1915年に名古屋で創業された電動工具メーカーです。
国内有数のトップメーカーであり、世界中のプロのメカニックたちからも愛される一流の工具ブランドです。
パワーの強い製品・タフな環境でも使用できる製品・バラエティーに富んだラインアップと品質の高さから人気のある電動工具メーカーです!
そんなマキタが製造販売するオススメサンダーはコチラ!
充電式ランダムオービットサンダ 18V
BO180D
(引用:マキタ)
定価:20,500円(税別)
小型ながらもパワフルに研磨ができるオービットサンダーです。
コードレス+低重心ボディ設計で、使いやすく、優れた作業性が実現できます。
ワンタッチで3段階に変速が可能です。
自己吸じん機能付きで、集じん機に接続も可能です。
京セラ
(引用:京セラ)
京セラインダストリアルツールズは2008年に設立されました。
リョービのパワーツール事業を継承し、電動工具の開発・製造・販売を行っています。
京セラの電動工具はプロ向けはもちろん、家庭向けもあり、さまざまな人にとって使いやすいものが多いのが特徴です。
京セラのオススメサンダーといえばこちらの機種です!
ランダムオービットサンダRSE-1250
RSE-1250
(引用:京セラ)
定価:16,800円(税別)
木工研磨や車磨きなどいろいろな用途に使用可能です。
回転運動+偏心運動で研磨の村が発生しにくくなっています。
自己集じん機能も付いているので、粉塵の飛散を抑えることができます。
用途に合わせて回転数を変えられる回転数調節ダイヤルも付いています。
ハイコーキ
(引用:HiKOKI)
ハイコーキは1948年に創業された工機ホールディングスの電動工具メーカーです。
プロの現場を支えるための質の高い工具は世界中から評価されています。
日立工機という名前から、2018年に社名を「工機ホールディングス」、ブランド名を「HiKOKI(ハイコーキ)」へと変更しています。
ハイコーキからのオススメサンダーはコチラです!
ミニサンダー AC100V 集じんタイプ
SV12SG
(引用:HiKOKI)
定価:17,100円(税別)
細かい範囲の仕上げにも使える、軽量・コンパクトなミニサンダーです。
小さいながらも200W のハイパワーで快適に作業ができます。
握りやすくて使いやすい大形のソフトグリップを採用しています。
ダストバッグが付属しており、集じん機への接続も可能です。
ボッシュ
(引用:BOSCH)
ボッシュは1886年にドイツで創業された、歴史のある工具メーカーです。
もともとは世界のトップクラスの自動車機器サプライヤーでしたが、消費財・建築関連などさまざまな現場に合わせた工具を開発しています。
1911年から日本で事業を開始し、スタイリッシュなデザインと質の高い工具が人気です。
そのボッシュから販売される以下のマルチサンダーは特にオススメです!
コードレス吸じんランダムアクションサンダー
GEX 18V-125
(引用:BOSCH)
販売価格:33,500円(税別)
基本的なサンディング・中間作業のサンディング・ラッカー除去や表面仕上げに適しています。
スピーディな作業と長い連続使用時間を実現できる機種です。
特に広い面を作業する際に威力を発揮します。
また部材に近い適度なバランス、エルゴノミクスデザインのパームレストとグリップによって、快適に操作することが可能です。
高儀(EARTH MAN)
(引用:株式会社高儀)
高儀は1866年に事業が始まった歴史のある工具メーカーです。
「道具で世界に笑顔を」をモットーに、プロの現場だけでなく日常生活でも役立つ工具を開発しています。
より多くの人が使いやすい電動工具ブランドです。
アースマンのオススメサンダーは以下のものです。
AC100V ミニサンダー
SD-180A
(引用:モノタロウ)
販売価格:3,450円(税込)
木材の表面の仕上げや、面取り作業に向いているミニサンダーです。
片手でも簡単に使用できるコンパクトなサイズなので、手の小さい女性の方にもおすすめです。
集じん機能がついていて、付属の袋のなかに粉塵がたまるので掃除の手間が省けます。
少し音が大きいのがデメリットですが、値段が割と安価なので、初めてサンダーを購入する方や日曜大工で利用する人にはオススメです!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、研磨や塗装はがしをする際に便利なサンダーについてご紹介しました。
サンダーの中にもさまざまな種類があることもわかりましたね!
ご自身の用途に合わせたサンダー選び・使い方をしましょう♪
紙やすりでの広範囲の研磨は大変な作業なので、そんなときにサンダーがあれば作業をスピーディかつ楽にできるのでとても便利です。
日曜大工などでも使いやすい工具なので、研磨の作業を頻繁にされる方にはオススメですよ!
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