【2025最新】工具メーカーランキングを工具のプロが作成しました!
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- サルトくん
2021.07.26 2025.09.24
ハンドツールには安価なノーブランド品だけでなく、世界各国に多くの製造メーカーが存在し、それぞれにブランド力や価格帯、使い勝手などに違いがあります。
特に自動車整備士や建築関係など、日常的に工具を使う職種の方にとっては、自分にとって扱いやすいメーカーを選ぶことが重要です。
とはいえ「どのメーカーにどんな特徴があるのかがわからない」「価格よりも耐久性を重視すべきか迷っている」など、判断に悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、プロが選ぶおすすめ工具メーカーランキングを最初に紹介するとともに、各メーカーの「特徴」や「価格帯」「向いている人」などについても解説します。
また、「電動工具について知りたい」という方には、下記の電動工具メーカーの比較記事がおすすめです。あわせてご覧ください。
【2023年】電動工具メーカーランキング!工具のプロが徹底比較!
目次
工具メーカーはどう選ぶ?失敗を防ぐ4つのチェックポイント
工具メーカーにもさまざまな種類があるため、自分に合ったメーカーを探すのにも一苦労してしまいますよね。
そこでここからは、工具メーカーを選ぶ際のポイントなども解説をします。
1.各メーカーの強み・特徴

ひとくちにハンドツールメーカーといっても、それぞれに異なる強みや特徴があります。
そのため、まずは各メーカーの特徴を理解することが大切です。
たとえば、品質の高いメーカーは「永久保証」を付けて信頼性をアピールしていたり、デザイン性を重視するメーカーは「見た目や持ちやすさに配慮」していたりと、重視するポイントはさまざまです。
また、国内シェアがトップクラスのメーカーなど、普及率の高さを基準に選ぶのも一つの方法です。
いずれにしても、ハンドツールを長く使用していくうえで「使いやすさ」や「デザイン性」は見るべきポイントです。
各メーカーの特徴を理解したうえで、自分の用途や好みに合ったブランドを選びましょう。
2.価格帯
ハンドツールには、お手ごろな価格で十分な性能を兼ね備えたものから、性能に加えてブランド力に優れた高価格帯のものまで、さまざまな種類があります。
メーカーによって販売されている工具の価格帯も異なるため、ご自身の予算に応じて選ぶとよいでしょう。
ただし、工具は頻繁に買い換えるものではないため、耐久性も加味して価格とのバランスを考えることが重要です。
3.ブランド力
工具メーカーは、市場でのシェア率やユーザーからの評価、知名度などによって、ブランドとしての信頼が築かれています。
シェア率が高いメーカーは、それだけ多くの人に選ばれているため、信頼性が高いといえるでしょう。
また、知名度があるメーカーの特徴として、単に覚えやすいメーカー名であるのではなく、長年にわたって品質や耐久性に優れた工具を製造している、アフターサポート体制が充実している、プロの現場で実際に使われているなどがあります。
このように、多くの人に利用されている、知られているといったメーカーを選ぶことも1つの方法です。
4.保証の有無と内容
また、実際に商品を購入した後の「保証」から選ぶのもアリです。
保証期間はメーカーごとに変わりますが、記事冒頭でもお伝えしたとおり、中には「永久保証」という手厚いサポートがあるメーカーもあります。
また壊れてしまった場合「部品供給」をしてもらえるメーカーもありますが、やはり国内メーカーの方が早く手に入る印象です。
【2025最新】プロが厳選!人気の電動工具メーカーおすすめランキングTOP18
ではここからは、工具のプロが選ぶ「工具メーカーランキング」を紹介していきます。
今回のランキングは、日本国内メーカーと海外メーカーの両方を対象にしており、それぞれの強みや人気の理由を比較できる内容となっています。
あわせて各ハンドツールメーカーの「特徴」や「代表的な商品」についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、最初に今回紹介する工具メーカーのランキングを表でまとめておきます。
また、日本のメーカーにより特化した情報を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
| 順位 | メーカー名 |
| 1位 | Snap-on(スナップオン) |
| 2位 | MAC Tools(マックツールズ) |
| 3位 | FACOM(ファコム) |
| 4位 | KNIPEX(クニペックス) |
| 5位 | KTC(京都機械工具) |
| 6位 | TONE(トネ) |
| 7位 | Ko-ken(山下工業研究所) |
| 8位 | HAZET(ハゼット) |
| 9位 | STAHLWILEE(スタビレー) |
| 10位 | SIGNET(シグネット) |
| 11位 | PB SWISS(ピービースイスツールズ) |
| 12位 | BAHCO(バーコ) |
| 13位 | CRAFTSMAN(クラフトマン) |
| 14位 | アストロプロダクツ |
| 15位 | VESSEL(ベッセル) |
| 16位 | DEEN(ディーン) |
| 17位 | STRAIGHT(ストレート) |
| 18位 | ENGNEER(エンジニア) |
1位~5位:間違いなし!プロ仕様の鉄板メーカー
1位:Snap-on(スナップオン)
世界で最も有名な工具メーカーといえば、Snap-on(スナップオン)になるでしょう。
1920年代にアメリカで作られたハンドツールメーカーで、ハンドル分離型ソケットレンチを初めて造ったことでも有名です。
デザイン・品質とともに優秀で、工具メーカーのなかでは圧倒的なシェアを誇り、DIYユーザーはもちろんのこと、プロの整備士・メカニックなどにも多く愛用されています。
また品質が高いことからも「永久保証」が付いているメーカーのため、安心して利用したいユーザーにもおすすめのメーカーです。
2位:MAC Tools(マックツールズ)
Snap-on(スナップオン)と同様に、世界的にも有名なハンドツールメーカーといえるのがMAC Tools(マックツールズ)です。
1938年頃にアメリカで創業したメーカーで、品質の高い整備工具を販売しているため、販売されている工具には「永久保証」も付いています。
またフレキシブルヘッドのラチェットは、メカニックの間でも評価の高い工具のひとつです。
スナップオンと同様に「シェア率」および「ブランド力」も高いメーカーになるため、工具メーカーに迷った場合にはMAC Toolsを選んでおけば間違いありませんね。
3位:FACOM(ファコム)
FACOM(ファコム)は1918年にフランスで創業したハンドツールメーカーです。
なかでもラチェットに定評があるメーカーで、高トルクにも耐える耐久力・強度を誇るため、プロの整備士などにも愛用されています。
価格帯もノーブランド品よりは高値ではあるものの、スナップオンやマックツールズと比べると安価のため、信頼性も高く耐久性のあるラチェットを探している方にはおすすめのメーカーです。
4位:KNIPEX(クニペックス)
KNIPEX(クニペックス)は、ドイツで創業されたプライヤー専門の工具メーカーです。
プライヤー関連のみに特化した工具メーカーのため、プライヤーの使いやすさには定評があります。
また代表的な工具といえば「コブラ」と呼ばれるプライヤーになりますが、締め付け作業などをする際の食いつき感は抜群です。
「プライヤーに関しては右に出るメーカーはない」と思えるほど品質が高いため、プライヤー関連の工具を探している方にはダントツでおすすめできるメーカーです。
5位:KTC
日本を代表するハンドツールメーカーといえば、KTC(京都機械工具)です。
1950年頃に国内で創業したメーカーで、現在では約10,000点に及ぶ工具を展開しており、ほとんどの工具類がKTCで揃うといっても過言ではありません。
「軽くて丈夫」であることがKTCの大きな特徴で、作業時の使い勝手の良さにも定評があります。
また、価格帯はスナップオンやマックツールズと比べて抑えられているため、予算をあまりかけずに高品質な工具を揃えたい方にも適しています。
DIYユーザーからプロの整備士まで幅広く愛用されているメーカーのため、工具選びに迷った際にはKTCを選べば間違いないでしょう。
6位~10位:愛用者多数!高品質な定番メーカー
6位:TONE(トネ)
KTC(京都機械工具)と並ぶ、国内有数の工具メーカーといえばTONE(トネ)です。
昭和13年に高級作業工具メーカーとして創業し、プロ用のハンドツールからエアツールなどを手掛けているメーカーです。
コンパクトで価格帯も抑えられた製品を数多く販売しており、使い勝手も非常にいいのが特徴です。
またDIY向けのツールも多く、初心者の方でも扱いやすい製品も多いため、KTC同様に工具メーカーに迷った場合に選択するのもいいでしょう。
7位:Ko-ken(山下工業研究所)
Ko-ken(山下工業研究所)は、1946年に国内で創業した国内で創業したラチェットやソケットに強いメーカーです。
非常に軽量で耐久性のあるラチェット類は、作業性も抜群で実用性が高いうえに、他メーカーと比べると安価なのもうれしいポイントです。
ラチェットハンドルなどは評価も高く愛用しているプロも多いので、ラチェット類で室のいいものを探している方にはおすすめのメーカーです。
8位:HAZET(ハゼット)
HAZET(ハゼット)は、1868年頃にドイツで創業した工具メーカーで、精度が非常に高くとにかく頑丈なのが特徴です。
その性能の高さからもポルシェやBMWのメカニック工具としても活躍しており、信頼性は高いです。
作業をしていてもボルトやナットなどをナメてしまうようなことがないため、使い勝手も高くコアなファン層も多いですよね。
ラチェットレンチやトルクレンチなどは精巧に作られているため、精度を求められるような作業をする際にもおすすめの工具メーカーです。
9位:STAHLWILEE(スタビレー)
HAZET(ハゼット)と同様に、STAHLWILEE(スタビレー)は1862年頃に創業したドイツのハンドツールメーカーです。
ドイツのメーカーのため、非常に精巧に作られていて「軽量」なうえ「強度も高い」工具が多く発売されています。
ロゴにもあるように、スパナやめがねレンチに定評がありますが、ハゼットに比べると若干価格帯は高いです。
使いやすく信頼性も高い工具を探している方におすすめのハンドツールメーカーです。
10位:SIGNET(シグネット)
SIGNET(シグネット)は、1990年頃にカナダで創業したハンドツールメーカーです。
工具メーカーとしては比較的歴史が浅いため、ブランド力の高い老舗メーカーと比べると価格帯が低く設定されているのが特徴です。
ただし安価だからといって製品の品質が悪いわけでなく、むしろレンチ類の精度や剛性はトップメーカーと比べても引けを取りませんね。
非常にコスパに優れた工具メーカーのため、ブランド力は余り気にせずに「性能」がよくて「安価」なメーカーを探している方にはおすすめの工具メーカーです。
11位~:知る人ぞ知る⁉独自の強みが光る工具メーカー
11位:PB SWISS(ピービースイスツールズ)
PB SWISS(ピービースイスツールズ)は、1878年頃にスイスで創業した工具メーカーです。
なかでもドライバー関連のネジ締め工具に定評があり、精密かつ丈夫に作られたドライバーはネジ山とのフィット感は抜群です。
医療器具などでも採用されるほど精巧に作られているため、精度の高いドライバー関連を揃えたい場合におすすめです。
12位:BAHCO(バーコ)
BAHCO(バーコ)は、1886年に北欧スウェーデンで創業した老舗工具メーカーです。
モンキーレンチを開発した企業としても有名ですが、人間工学に基づいたスクリュードライバーなども使い勝手がよく評価が高いです。
13位:CRAFTSMAN(クラフトマン)
アメリカで最も有名といっても過言ではない工具メーカーが、CRAFTSMAN(クラフトマン)です。
アメリカの通販会社Searsのオリジナルブランド工具で、安価に工具類を揃えたい場合におすすめのメーカーです。
14位:アストロプロダクツ
アストロプロダクツは、埼玉県に本社を構える国内の工具チェーン店で、自社オリジナル商品を多数販売しています。
アストロプロダクツの魅力は、なんといってもオリジナル商品の価格帯が安く、手に入りやすいということ。
DIYユーザーなど、プロほどの専門性がない方などにも扱いやすい価格設定となっているため、初心者の方におすすめのメーカーです。
15位:VESSEL(ベッセル)
VESSEL(ベッセル)は、大阪に拠点を置く工具メーカーです。
ハンドツールはもちろんのこと、電動工具やエアツールなど幅広く製造していて、ビットなどのアタッチメントも多く発売しています。
価格帯もアストロプロダクトと同様に、安価な設定となっているため、費用を抑えたい方にもおすすめのメーカーです。
16位:DEEN(ディーン)
DEEN(ディーン)は、千葉県柏市に拠点を置く工具販売店「Factory Gear」のオリジナルブランド工具です。
ユーザーからのリクエストやアイデアをもとに製造をした工具ブランドで、ラチェット類からプライヤーまで幅広くラインナップされています。
17位:STRAIGHT(ストレート)
STRAIGHT(ストレート)は、工具や整備道具関連の通販会社「ツールカンパニーストレート」のオリジナルブランド製品です。
DIYユーザー向けの製品が多く安価に販売されているため、価格重視の方におすすめです。
18位:ENGINEER(エンジニア)
ENGINEER(エンジニア)は、大阪に拠点を置くハンドツール製造メーカーです。
主にドライバーやプライヤーなどが販売されており、価格帯も抑えられているため、安価な工具セット類を探している方におすすめです。
気になるメーカー製品が見つかる!おすすめ工具専門店「アクトツール」
アクトツールは全国に20店舗を構える中古工具販売・買取店です!
当初は職人さんからの口コミで成長してきた私たちですが、今ではDIY用の工具も多くご用意しており、DIYユーザーの方にも多くご来店いただいております。
ランキングで紹介した有名メーカーの多くは、アクトツールでも取り扱っています。
アクトツールが全国展開できるまでに至った理由は2つあり、それが「豊富なアフターサービス」と「高価買取」です。
アクトツールでは自社内にて工具のメンテナンスができる体制を整えており、もしアクトツールで購入した電動工具が壊れた場合、店舗まで持ってきていただければ修理対応を行います。
また、定期的なメンテナンスも行っており、売ったら売ったままにはしない営業スタイルを貫いています!
さらにもう一つの特徴が「高価買取」です!
前述のとおり、アクトツールは自社内で工具のメンテナンスが可能です。
そのため買い取った工具の修理・メンテナンスを外部へ委託する必要がないため、その分のコストが浮きます。
浮いたコストを買取価格に上乗せすることができるため、結果的に「高価買取」が実現しています!
また、店舗だけでなく、オンラインショップからも購入できるため、自分に合ったスタイルで工具を探せます。
店頭では、実際に工具を手に取り、重さや握りやすさを確かめられるのが大きなメリットです。
スタッフに相談できるため、工具選びに迷っている方や初めて購入する方も安心です。
一方でオンラインショップなら、全国どこからでも豊富な在庫から選べるのが魅力。
時間や場所を気にせず比較でき、店頭に足を運べない方にとっても便利です。
なお、アクトツールでは「店頭・出張・宅配」の他、事前に査定額もわかる「LINE査定サービス」も行っています。
下記ボタンからLINEのお友だち追加後、売りたい工具の画像を撮影してアクトツールへ送るだけで査定額が送られてくる便利なサービスです。
査定はもちろん無料なので、ぜひお試しください(^^)♪
このようにアクトツールでは工具の買取・販売どちらにも力を入れており、電動ハンマから「大工道具」や手工具まで幅広く取り扱っております。
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まとめ
ハンドツールを選ぶ際は、「価格」「使いやすさ」「ブランド力」「保証の有無」など、複数の観点から比較することが大切です。
どのメーカーが自分に合うのかを見極めることで、長く安心して使える工具が手に入ります。
DIY向け・プロ向けなどさまざまな製品が発売されており、価格帯などもバラバラのため、ご自身の予算に応じたメーカーを選ぶようにしましょう。























