不要ケーブルは買取できる?売れる種類・相場と高く売るコツ
2026.10.16 2026.10.16
引っ越しや倉庫の整理、工事現場の片付けなどで、使わないケーブルが大量に出てくることがあります。
「古いケーブルだから売れないだろう」と、そのまま処分しようとしている方も多いのではないでしょうか。
実は、不要なケーブルでも種類や状態によっては買い取ってもらえます!
中古品として再販売できない場合でも、内部の銅に資源としての価値があり、スクラップ業者へ売却できる可能性があります。
本記事では、買取できるケーブルとできないケーブルの見分け方をはじめ、種類別の買取相場、主な売却先、高く売るコツを解説します。
手元のケーブルに合った売却方法がわかれば、処分費用や手間を抑えながら、不要品をお得に手放せるでしょう。
不要なケーブルは「捨てる」より「売る」が正解!
結論からいうと、不要なケーブルはすぐに捨てず、まずは買取できるか確認するのがおすすめです。
特に、電気工事で使われるVVFケーブルやCVケーブル、未使用の巻き線、現場で余った電線などは需要があり、種類や状態によっては値段が付きます。
また、中古品として再販売できないケーブルにも、資源としての価値があります。
多くの電線やケーブルの内部には銅が使われており、被膜が付いた状態でも「雑線」と呼ばれる銅スクラップとして買い取ってもらえるためです。
つまり、不要ケーブルの価値は、次の2つの視点から判断できます!
- 再利用できる製品としての価値
- 銅を回収できる資源としての価値
古い、短い、使用済みといった理由だけで処分すると、売却の機会を逃すかもしれません。
ただし、すべてのケーブルが同じように売れるわけではないため、種類や状態に合った売却先を選ぶことが大切です。
買取できるケーブル・できないケーブルの見分け方
ケーブルが売れるかどうかは、種類、規格、長さ、使用状態などによって決まります。
中古品として再販売しやすいものと、銅スクラップとして評価されるものを分けて考えると、適切な売却先を判断しやすくなります。
【プロ用電材】VVF・CVケーブルなどは売れる!
(引用:アクトツール)
VVFケーブルやCVケーブルなどのプロ用電材は、住宅やビル、工場などの配線工事に使用されるため、買取対象としている専門業者が多くあります。
なかでも、未使用の巻き線や製造から日が浅い商品、長さが十分に残っているケーブルは再販売しやすく、高価買取を期待できます。
工事現場で余った端材も、長さや種類によっては電材として査定してもらえるほか、再販売が難しい場合は銅スクラップとして売却できる可能性があります!
査定に出す際は、メーカー、品番、線の太さ、残りの長さがわかるようにしておくと、業者が価値を判断しやすくなるでしょう。
一般向けのケーブルでも、高品質なオーディオケーブルや、未開封のLANケーブル・HDMIケーブルなどは例外です。
人気メーカーの商品や新しい規格に対応した未使用品なら、リサイクルショップやフリマアプリで値段が付く場合があります。
【一般向け・ジャンク】使用済みUSBケーブルなどは値段が付きにくい
使用済みの細いUSBケーブルや充電ケーブルは、新品の販売価格が安く、単品では中古需要も限られるため、値段が付きにくい傾向があります。
VGAケーブルや電話線など、現在では使われる機会が減った規格も同様です。店舗によっては買取対象外となったり、複数本をまとめても数十円程度の査定になったりすることがあります。
断線しているものや被膜がひび割れているものも、中古品としての買取は困難です!
損傷したケーブルをそのまま使用すると、内部でショートして異常発熱や発火につながるほか、芯線が露出している場合は感電するおそれもあります。
動作を確かめるために無理に通電せず、正常なケーブルと分けておきましょう!
ただし、中古品として売れないからといって、必ずしも価値がないわけではありません。
内部に銅が使われていれば、金属スクラップ業者が「雑線」として重量単位で買い取ってくれる可能性があります。
状態のよいものは買取専門店、断線品や古いケーブルはスクラップ業者というように、状態に応じて売却先を分けるのがポイントです。
不要ケーブルの買取相場|中古品と「銅スクラップ」の2つの価値
不要ケーブルの買取価格は、「製品として再販売できるか」「スクラップにしたとき、どの程度の銅を回収できるか」という2つの基準で決まります。
同じケーブルでも、状態や売却先によって査定額が変わるため、価値の判断方法を押さえておきましょう!
未使用の巻き線や新しい規格のケーブルは、中古市場で再販売できることから、1本または1巻単位で査定されます。
たとえば、製造から日が浅い未使用のVVFケーブルは、品番によって1巻1万5,000~2万2,000円程度の相場が提示されている例があります。
一方、使用済みのケーブルや短い端材、断線品などは、内部に含まれる銅の割合で価格が決まるのが一般的です!
ケーブル全体の重量に占める銅の割合を「銅率」といい、銅率が高いほど1kg当たりの買取価格も高くなります。
2026年8月4日時点における、持ち込み買取価格の一例は次のとおりです。
| ケーブルの種類・状態 | 主な査定方法 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 未使用のVVF巻き線 | メーカー、規格、長さ、製造時期、保管状態などを確認し、製品として査定 | 1巻1万5,000〜2万2,000円程度 |
| CVT・CV・IVケーブルなど | 重量や銅の含有率、被覆の状態などをもとにスクラップとして査定 | 1kg当たり1,020〜1,750円程度 |
| VVF・VA線 | 重量や銅の含有率、被覆や汚れの状態などをもとに査定 | 1kg当たり950〜960円程度 |
| 家電線・LANケーブルなど | 重量、銅の含有率、端子や異物の混入状況などをもとに査定 | 1kg当たり700〜730円程度 |
| 同軸ケーブル・アンテナ線 | 重量や銅の含有率、被覆材の割合などをもとに査定 | 1kg当たり40円程度 |
※上記は一部業者の持ち込み買取価格をもとにした目安です。実際の査定額を保証するものではありません。
CVT・CV・IVケーブルなどは銅率が高くなりやすいため、スクラップでも比較的高値が期待できます。
VVFケーブルも、一般的な家電線やLANケーブルより銅の割合が多く、相場が高い傾向です。
一方、細い銅線と厚い被膜で構成されたLANケーブルや、銅以外の素材が多い同軸ケーブルは、重量の割に回収できる銅が少なく、単価も低くなります。
なお、銅スクラップの価格は、国内外の銅相場や為替、業者の在庫状況などによって日々変動します。
売却する際は、Webサイトに掲載された最新価格を確認するか、持ち込む前に業者へ問い合わせましょう!
少量のケーブルは、査定や仕分け、計量にかかるコストの割合が大きくなるため、単価を下げられたり、買取を断られたりする場合があります!
ケーブルが数本しかない場合は、急いで売らずに保管し、ある程度の量がたまってからまとめて持ち込むほうが効率的です。
不要ケーブルの主な4つの売却先とそれぞれの特徴
不要ケーブルの主な売却先は、工具・電材の買取専門店、金属スクラップ業者、リサイクルショップ、フリマアプリの4つです。
売りたいケーブルの種類や状態、量によって適した売却先が異なるため、それぞれの特徴を比較して選びましょう。
| 売却先 | 向いているケーブル | メリット | デメリット・注意点 |
| 工具・電材の買取専門店 | 未使用のVVF・CVケーブル、現場の余剰電材 | 専門知識をもとに査定してもらえる。工具や電材とのまとめ売りにも対応しやすい | 使用済み品や短い端材、断線品は買取できない場合がある |
| 金属スクラップ業者 | 使用済みケーブル、端材、断線品、雑線 | 中古品として値段が付かないものも、重量単位で売却できる | 銅率が低いケーブルは単価が安い。少量では持ち込む手間に見合わない場合がある |
| リサイクルショップ | 未開封のLAN・HDMIケーブル、オーディオケーブル | 店舗数が多く、買い物のついでなどに持ち込みやすい | 電材や銅の価値を細かく評価してもらいにくく、査定額は低めになりやすい |
| フリマアプリ | 人気メーカーのケーブル、新しい規格の未使用品 | 自分で価格を設定でき、欲しい人が見つかれば高く売れる | 撮影や出品、梱包、発送の手間がかかる。販売手数料や送料で利益が残らないこともある |
電気工事や建設現場で出た未使用品、余った電材、使わなくなった工具をまとめて売りたい場合は、工具・電材の買取専門店が効率的です。
専門スタッフが品番やメーカー、製造時期などを確認するため、再販売できるケーブルの価値を評価してもらいやすくなります!
一方、断線品や短い端材が大量にある場合は、金属スクラップ業者に相談しましょう。
一般家庭から出た未開封品を手軽に売るならリサイクルショップ、単品でも需要が見込める高品質なケーブルならフリマアプリが適しています!
このように、不要ケーブルは売却先を使い分けることで、より高い価格で手放せる可能性があります。
高価買取に期待!不要ケーブルのおすすめ買取業者5選
不要ケーブルの査定額は、ケーブルに関する知識や再販ルートを持っているかによっても変わります。
ここからは、工具・電材の買取専門店から金属スクラップ業者まで、ケーブルの種類や状態に応じて利用できる5社を紹介します。
1. アクトツール(工具・電材買取専門店)
アクトツールは、建設・建築の職人向けに、電動工具やエア工具、大工道具、電材などを取り扱っている工具買取専門店です。
VVFケーブルをはじめとする電材の買取実績もあり、現場で余ったケーブルと使わなくなった工具をまとめて査定に出せます!
ケーブルだけでなく、インパクトドライバーや電動丸ノコ、測定工具なども一緒に売却できるため、倉庫や作業場をまとめて整理したい職人の方におすすめです。
品物を個別の業者へ持ち込む手間を減らしながら、不要な工具や電材を一度に現金化できます!
買取方法は、店頭・出張・宅配の3種類です。近くに店舗がある方は店頭買取、大量の工具や電材を動かすのが難しい方は出張買取、店舗から離れた地域に住んでいる方は宅配買取というように、品物の量や居住地域に合わせて選べます。
「売れるかわからないケーブルを、いきなり店舗へ持ち込むのは不安」という方は、写真を送るだけで概算の査定額がわかるLINE査定を利用しましょう。
査定は無料なので、工具や電材とあわせて、まずはアクトツール工具買取専門館のLINEで無料見積もりを依頼してみてください!
2. ツールアップ(電材買取専門店)
(引用:ツールアップ)
ツールアップは、電線・ケーブルをはじめ、配線器具、ブレーカー、分電盤、照明器具などを取り扱っている電材買取専門店です。
未使用品だけでなく、工具や建材も買取対象としているため、工事現場で余った電材をまとめて査定に出せます!
ツールアップは電材に特化しているため、一般的なリサイクルショップでは価値を判断してもらいにくいケーブルも相談しやすいでしょう。
1点から査定を受け付けており、WebやLINEから写真を送れば、通常は最短当日~2営業日以内に査定結果が案内されます。
3. 高く売れるドットコム(総合買取サービス)
(引用:高く売れるドットコム)
高く売れるドットコムは、東証スタンダード上場企業の株式会社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービスです。
日本全国にリユースセンターを展開し、店頭・出張・宅配の3つの方法で幅広い品物を買い取っています。
VVFケーブルなどの電線やHDMIケーブル、オーディオケーブルの買取実績もあるため、近隣に工具・電材の専門店がない場合の選択肢になります。
ケーブルだけでなく、家電やオーディオ機器、工具なども取り扱っており、引っ越しや倉庫整理で出た不要品をまとめて査定に出したい方にも向いています。
電話またはWebから事前査定を申し込めるため、実際に品物を送る前に査定額の目安を確認できます。
査定料や送料、キャンセル料は無料で、宅配買取の査定額に納得できずキャンセルした場合も、返送料は高く売れるドットコムの負担です!
4. ハードオフ(リサイクルショップ)
(引用:ハードオフ)
ハードオフは、国内外にグループ店舗を1,000店以上展開するリサイクルショップです。
店舗へ直接持ち込めるため、「高価買取よりも、近所ですぐに手放せることを優先したい」という方に向いています。
HDMIケーブルやオーディオケーブル、パソコン用ケーブルなどは買取対象になる可能性がありますが、一般的なUSBケーブルや古い規格のケーブルは需要が限られるため、高額査定は期待しにくいでしょう。
USBケーブル1本では10円前後、複数本をまとめても数十〜数百円程度の査定になるケースがあります!
ただし、実際の査定額や買取可否は、ケーブルの種類や状態、店舗の在庫状況によって異なります。
参考:ハードオフ公式サイト
5. 宝源(非鉄金属スクラップ買取業者)
(引用:宝源)
宝源は、埼玉県で鉄くずや非鉄金属を取り扱っているスクラップ買取業者です。
家電線やLANケーブル、コンピューター線、電源コードなど、さまざまな被覆線を「雑線」として買い取っています!
雑線は、被覆の内側にある銅を取り出して再利用できるため、中古品として使えないケーブルにも値段が付く可能性があります。
断線したケーブルや現場で余った短い端材でも、銅を含んでいれば資源として売却できるのが大きな特徴です。
買取価格は重量と銅率によって決まり、CV・IV・VVFケーブルなど、銅の含有率が高い電線ほど高値になる傾向があります。
ただし、銅相場によって価格は日々変動するため、持ち込む前に公式サイトで最新価格を確認しましょう。
不要ケーブルを少しでも高く売る3つのコツ
不要ケーブルは、そのまま持ち込むよりも、査定しやすい状態に整えておくことが大切です。
難しい作業は必要なく、少しのひと手間で評価されやすくなります!
1. 種類ごとに仕分けして束ねる
VVF・CV・IV・LAN・USBケーブルなど、種類が異なるケーブルは分けて束ねておきましょう。
未使用品と使用済み品、正常に使えるものと断線しているものも分けておくと、査定がスムーズに進みます。
型番やメーカー、長さが記載されたラベルが残っている場合は、見える状態にしておくのがポイントです。
業者が種類や銅率を判断しやすくなるため、適正な価格を提示してもらいやすくなります。
なお、被覆をむけば高く売れるとは限りません。未使用の電材は製品としての価値を失う可能性があるため、自己判断で加工せず、そのまま査定に出しましょう。
2. 未開封品や付属品はそのまま査定に出す
未開封の巻き線や箱入りのLAN・HDMIケーブルは、中古品ではなく未使用品として評価される可能性があります。
箱や袋、商品ラベル、コネクターの保護キャップなどは捨てずに、そろった状態で査定に出してください!
高品質なオーディオケーブルなどは、保証書や説明書が査定額に影響することもあります。
表面のほこりは軽く拭き取って構いませんが、強い洗剤を使ったり無理に汚れを落としたりすると劣化につながるため、簡単なお手入れにとどめましょう。
3. 工具やほかの電材とまとめて売る
現場で余ったケーブルは、電動工具や測定器、配線器具などと一緒に工具・電材買取専門店へ持ち込むのがおすすめです。
品物をまとめることで一度に査定でき、店舗へ何度も足を運ぶ手間も省けます!
ケーブル単体では値段が付きにくい場合でも、ほかの工具や電材とまとめることで、引き取ってもらえる可能性があります。
断線や被覆の劣化があるものは隠さず、状態を査定担当者へ伝えましょう。
買取不可の場合は?売れないケーブルの正しい処分方法
買取店やスクラップ業者でも引き取ってもらえないケーブルは、自治体のルールに従って処分します。
不燃ごみや金属ごみとして出せる地域もありますが、分別方法は自治体ごとに異なるため、公式サイトで確認しましょう!
自治体や家電量販店に設置された小型家電回収ボックスを利用できる場合もあります。
ただし、ケーブル単体を対象外としている自治体もあるため、回収品目の確認が必要です。事業所や工事現場から出たケーブルは家庭ごみとして出さず、許可を持つ処理業者へ相談してください。
不法投棄はもちろん、無許可の不用品回収業者への引き渡しも避けましょう。
不要ケーブルの買取に関するよくある質問
不要ケーブルを売る際は、「1本でも買い取ってもらえるのか」「断線していても売れるのか」など、さまざまな疑問が生じます。
ここでは、ケーブル買取に関するよくある質問に回答します。
ケーブル1本だけでも買い取ってもらえる?
1本から査定を受け付ける店舗もありますが、一般的なUSBケーブルなどは数十円程度になることが多く、値段が付かない場合もあります。
店舗へ足を運ぶ手間を考えると、複数本をためてから工具や電材とまとめて売るのがおすすめです!
ケーブル買取でよく見る「雑線」とは?
雑線とは、電源コードやLANケーブル、VVFケーブルの端材など、ビニール被覆が付いた電線類の総称です。
被覆の内側にある銅を再利用する目的で、主に重量単位で買い取られます。
買取価格は銅相場や銅の含有率によって変動し、ある程度まとめて持ち込むほうが有利です!
断線しているケーブルも売れる?
断線したケーブルはショートや発火などの危険があるため、中古品としての買取は困難です。
ただし、内部の銅には資源価値があり、スクラップ業者なら雑線として買い取ってもらえる可能性があります。
正常に使えるものは買取専門店、断線・劣化したものはスクラップ業者へ持ち込むとよいでしょう!
まとめ:不要なケーブルは業者を選んで賢く売却しよう
不要ケーブルは、「再利用できる中古品」と「銅を含む資源」の2つの視点で考えることが大切です。
未使用のVVF・CVケーブルや高品質なオーディオケーブルは買取専門店、断線したケーブルや大量の端材はスクラップ業者に相談しましょう。
工具や電材も一緒に整理したい方は、アクトツール工具買取専門館の利用が便利です。
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