【完全版】マキタ製テレビ情報まとめ!仕様や口コミは?
- サルトくん
2021.05.26 2021.07.02
総合工具メーカーとして名高いマキタですが、実はテレビも販売していることをご存じでしょうか。
作業現場での使用はもちろん、災害用やアウトドア用としても活躍する製品です。
過去にもマキタは屋外用コーヒーメーカー「CM500DZ」を発表し、業界内外で大きな話題となりました。
さすがは国内のトップメーカー、その情熱は工具だけにとどまりません。お馴染みのマキタブルーが、品質に対する自信を物語っています。
今回は、そんなマキタ製テレビ「TV100」の情報をまとめました。
競合メーカーであるハイコーキ製テレビ「UR18DSML」との比較も行っているので、購入を検討中の方はご覧ください。
マキタのテレビの仕様(スペック)は?
マキタ「TV100」は、充電式のラジオ付きテレビです。屋外でテレビやラジオが楽しめるほか、Bluetooth接続によりスマートフォンなどの音楽も再生できます。
さっそく基本スペックを確認しましょう。
液晶ディスプレイ
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サイズ:10V
画素数:1,024×600
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スピーカー |
90mm×2個
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外部端子
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外部アンテナ端子:75ΩF型端子
ヘッドホン端子:ø3.5mm ステレオミニジャック
USB端子(Aタイプ):USB2.0(出力DC5.0V、0.7A)
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Bluetooth
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対応プロファイル:A2DP(SCMS-T対応)/AVRCP
オーディオコーデック:SBC、AAC
通信距離:10m
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防水性能
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IPX4
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電源
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・純正リチウムイオンバッテリー(スライド式)
10.8V/14.4V/18V
・家庭用電源
AC100V
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重量
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5.2kg
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メーカー小売価格
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69,600円(税別)
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カタログスペックを眺めていると、徐々に「TV100」の特徴が分かってきます。
以下に「オススメな点」と「残念な点」をまとめてみましょう。
「TV100」のここがオススメ
ここがオススメ①:大きな液晶とコンパクトな本体
TV100の液晶サイズは10V。iPadと同程度の大きさです。視野角も80°と比較的広いので、複数人で視聴するのにも適しています。
大画面の液晶である一方、ベゼル(枠)には無駄がなく、本体はコンパクトに収まっています。箱形のボディは安定感があり、車載もしやすいでしょう。
ここがオススメ②:Bluetooth接続に対応
TV100はBluetooth接続に対応しているため、スマホなどに入れた音楽を手軽に再生できます。本体には90mmサイズのスピーカーが搭載されているため、音質面も問題ありません。
作業現場やキャンプ場など、さまざまなシチュエーションで楽しめるでしょう。
ここがオススメ③:マキタのバッテリーが使用可能
TV100はマキタのスライド式バッテリー(18V・14.4V・10.8V)に対応しています。すでにマキタの工具を揃えている方は、バッテリーを流用できる可能性が高いでしょう。
気になる連続使用時間は、最大でテレビ約11時間、ラジオ約14時間です(18V・6.0Ahのバッテリーの場合)。半日は使える計算なので、屋外用としてなら十分に楽しめます。
「TV100」のここがイマイチ
ここがイマイチ①:HDMI・AUX端子がない
TV100にはHDMI端子が付いていません。したがって、HDMIを用いてストリーミング動画を見る機器(FireTV, choromecast, Apple TVなど)には非対応です。
そのほか、AUX端子も付いていないため、対応する映像機器(ビデオカメラなど)との接続もできません。
ここがイマイチ②:DVDが観れない
HDMI接続ができないTV100は、DVDやBlu-rayの鑑賞もできません。
ただし、USBメモリに保存した動画(音楽・写真)を再生することは可能です。少し手間はかかりますが、どうしても観たい作品があるなら検討してみましょう。
防災用コンボキット「CK1010」
マキタからは「TV100」を同梱した防災用コンボキット「CK1010」が販売されています。
「CK1010」のセット内容は以下の通りです。
- 充電式ラジオ付テレビ(TV100)
- 充電式LEDワークライト(ML104)
- バッテリ 4.0Ah(BL1040B)
- 充電器(DC10SA)
- ツールバッグ
充電式のテレビとライトで、緊急事態に対応できます。両者はバッテリーの互換性があるため、どちらか必要な方だけ使える点が便利といえます。
さらに、テレビを通してUSB機器の充電ができる点も魅力です。付属するバッテリーの容量は4.0Ah。一般的なスマートフォンなら1.5~2回分は充電できます。
セット全体で6kg以上の重さがありますが、付属のツールバックに入れることで持ち運びも容易です。
マキタのテレビの口コミは実際どうなの?
ここからは、マキタ「TV100」に関する口コミを取り上げます。
通販サイトでは、肯定的な意見と否定的な意見の両方が見受けられました。
肯定的な意見
テレビは綺麗です。色もコントラストも文句なし。本体のデザインも良いと思います。バッテリーを入れる部分も大きくてACアダプターや外部アンテナ、リモコンも収納できます
(Amazon)
かなり喜ばれました~♪ 画質は良く ツインステレオスピーカーが最も良かったです。画質も綺麗で
喜ばれました。現場で使用する様で購入して良かったです(Amazon)
否定的な意見
あとHDMI入力が有ったら最強だったのに実に残念!!今の時代USBに動画いれて…なんてnonsense!! HDMIにfireTVの時代!!そしたら、キャンプでもどこでもmakitaTV+fireTVで最強タッグができるのに、実に残念!!
(Amazon)
ラジオ受信の画面はメモリーチャンネル20チャンネルの表示のみです。も少しラジオらしい画面にできなかったのでしょうか。すごい手抜きです。これほどの大きさですから、ラジオはプリセットメモリーで局名表示にしたら使い勝手はよかったと思います
(Amazon)
こうして見ると、画質や音質が高く評価されている反面、HDMI端子などの機能面があと一歩、といったところでしょう。
次の項目では、競合製品との比較を行っていきます。
マキタのテレビ vs ハイコーキのテレビ
マキタだけでなく、ハイコーキからも現場用の携帯テレビが販売されています。スペック自体は似通っているため、どちらを買うべきか悩まれるかもしれません。
以下に比較表を掲載するので、それぞれの長所と短所をよく確認してください。
マキタ vs ハイコーキ スペック比較表
マキタ「TV100」
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ハイコーキ「UR18DSML」
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周波数帯域
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470-770MHz
76-108MHz
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470-770MHz
76-108MHz
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ディスプレイ
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10インチ
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8インチ
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連続使用時間
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テレビ視聴:約5時間(18V 3.0Ah)
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テレビ視聴:約5時間(18V 3.0Ah)
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入力端子
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USB
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USB、SDカード、AUX
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防水性能
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IPX4
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IPX4 |
本体サイズ
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縦238mm×横300mm×高さ230mm
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縦305mm×横405mm×高さ265mm
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重量
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5.2kg
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4.2kg |
サイズ:マキタの方が大画面&コンパクト
気になる画面サイズは、マキタ「TV100」が10インチであるのに対し、ハイコーキ「UR18DSML」は8インチしかありません。その差は歴然としています。
ハイコーキは画面が小さい分、本体もコンパクトと思うかもしれません。しかし、画面の周囲を防護フレームで囲う形状のため、全体的にマキタよりひと回り大きくなっています。
ただ一点、重量に関しては、ハイコーキの方が軽く、持ち運びやすいといえるでしょう。
使用時間:ほとんど同じ(バッテリーの互換性に注意)
バッテリー持ちに関しては、カタログ上どちらも変わりません。
「TV100」も「UR18DSML」も、18V・3.0Ahのバッテリーで約5時間テレビを視聴できます。もちろん、6.0Ahのバッテリーを使用すれば、その視聴時間は約2倍になるでしょう。
各社ともスライド式のバッテリーに対応しており、同じ規格であれば、他の充電工具のバッテリーが流用できます。各メーカーの工具を揃えている方は、手持ちのバッテリーを確認してみましょう。
価格:ハイコーキの方が2万円近く安い
「TV100」のメーカー小売価格は69,600円、対する「UR18DSML」(本体のみ)の価格は48,500円。両者の価格差は2万円近くと、見過ごせないほど開きがあります。
注意点として、上記の両モデルにはバッテリーと充電器が含まれていません。「UR18DSML」のみ、バッテリーつきのモデルが60,500円で販売されています。
機能性:ハイコーキにはSDカード&AUX端子がある
その他、端子に関してはハイコーキに軍配が上がります。「UR18DSML」にはSDカードスロットがついているので、カメラで撮った写真をテレビで見る際に役立ちます。
同様に「UR18DSML」にはAUX端子もついているため、外部機器の再生、特にビデオカメラの映像を映し出したい方に適しています(機器のAUX規格が映像に対応している必要があります)。
まとめ
今回はマキタ製テレビ「TV100」の情報をまとめました。
結論として、あなたが次のように考えているなら「TV100」をおすすめします。
- できるだけ大きな画面でテレビを観たい
- 手持ちのマキタ製バッテリーを流用したい
一方で、次のような方はハイコーキ「UR18DSML」を検討してみましょう。
- ビデオカメラなど外部機器の映像を再生したい
- できるだけ安い製品を探している
現場でのちょっとした息抜きや、キャンプ場などのアウトドア、さらには非常用のツールとして。さまざまなシチュエーションで携帯テレビが役立つはずです。
なお、アクトツールではマキタ「TV100」の取り扱いがあります。気になる方は、以下のリンクより商品をご確認ください。